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パソコンが不安定になったり停止したりしたときは再起動を試みますよね。 

再起動が終わらない場合は一旦時間を置いてみてください。

再起動がいつまで経っても終わらない、そんなときの対処法をこの記事で紹介します。

この記事でわかること

  • 再起動が終わらない場合、周辺機器を外したりWindowsupdateしたりしてみる
  • 再起動が終わらない原因は15個考えられる
  • パソコンを修理に出したときの費用は約8,800~54,780円

パソコンを再起動する方法

まず、パソコンを再起動する方法を3つ紹介します。

「スタートメニュー」から再起動

「スタートメニュー」から再起動するには以下の手順で行ってください。

  1. 画面左下の「スタートメニュー」をクリックし、電源マークを選択する。
  2. 表示されたメニュー「スリープ」「シャットダウン」「再起動」から、「再起動」をクリックする。

サインアウト後に再起動

サインアウト後の再起動方法は以下の手順を参考にしてください。

  1. 画面左下の「Windows」マークと「X」キーを同時に押し、一覧から「シャットダウンまたはサインアウト」を選び「サインアウト」をクリックする。
  2. ロック画面が表示されるので、画面の上または「Enter」キーを押す。
  3. サインイン画面が表示されるので、画面右下の「シャットダウン」をクリックし「再起動」を選択する。

ショートカットキーで再起動

ショートカットキーで再起動するには2つの方法があるので、試してみましょう。

  1. 「Alt」キーと「F4」キーを同時に押し、「Windowsのシャットダウン」の中から「再起動」をクリックし「OK」を押す。
  2. 「Ctrl」キーと「Alt」キーを同時に押し、「Delete」キーを押す。画面右下の「シャットダウン」をクリックし、一覧から「再起動」を選択する。

参考:Windows 10でパソコンを再起動する方法(レノボ)

パソコンの再起動が終わらないときにすぐできる対処法

パソコンの再起動が終わらないときに、すぐできる対処法を5つ紹介します。

一旦時間を置いてから再チャレンジ

パソコンの再起動が数時間経っても終わらなければ、電源を長押ししてシャットダウンしてください。

シャットダウン後10秒以上置いてから、電源を入れてもう一度再起動してみましょう。

それでも再起動が終わらない場合は、下記のような対応を取ってみてください。

ウイルスチェック

ネットに接続している限り、ウイルスに感染している可能性があります。

ウイルスに感染していてもすぐに気付かないケースがあるので、念のためウイルスチェックをしましょう。

Windowsの場合、画面左下の「スタートメニュー」>「Windowsセキュリティ」>「ウイルスと脅威の防止」>「クイックスキャン」をクリックしてください。

パソコンがウイルスに感染した原因と対処方法 >>

熱を逃がす

高温の環境下でパソコンを放置または使用したり、負荷をかけた状態でパソコンを使用したりするとパソコン本体の温度が上昇してしまいます。

パソコンの熱を逃がすには、室温を下げる・パソコンを掃除する・パソコンの設置場所を変更するといった方法があります。

パソコンは直射日光下や車内での使用・放置を避け、10~35度の環境で利用しましょう。

ディスククリーンアップ

ディスククリーンアップとは、アプリやブラウザ閲覧時に見た一時的なファイルを完全に削除することです。

これを行えば、ディスクの空き領域を増やすことにつながります。

パソコンの全てのファイルを対象としたディスククリーンアップは、以下の手順で行ってください。

  1. タスクバーから「エクスプローラー」をクリックする。
  2. 画面左側から「PC」をクリックする。
  3. ディスククリーンアップを行うドライブを選択し、「ドライブツール」をクリックする。「管理」グループの「クリーンアップ」をクリックする。
  4. 「削除するファイル」から削除したいものにチェックを付けて実行する。 

ログを確認

ログは、パソコンの利用状況やデータ通信履歴等の記録を確認できるもの。

起動・シャットダウンのログを確認するには、まずコマンドプロンプトを開き「eventvwr.msc」と入力します。

別ウィンドウが起動したら、「Windowsログ」から「システム」を選択しログを確認してください。

パソコンの再起動が終わらない原因と対処法

パソコンの再起動が終わらない原因を15個解説します。

アップデートシステムの読み込みまたは更新中

単にパソコンのアップデートに時間がかかっているだけのケースがあります。

少し待ってみて、様子を見ましょう。

アップデートは短いと5分もかかりませんが、1か月以上更新を怠ったパソコンは半日以上かかることがあります。

【対処法】

この場合の対処法としてはアクセスランプをチェックしましょう。

アクセスランプが点滅している場合はファイルの読み込み中なので、それが完了すると再起動が終わります。

システムエラー

パソコンのシステムエラーには、以下のようなものがあります。

  1. ソフトウェアの画面が完全に停止する。
  2. エラーメッセージが画面上に表示される。
  3. 自動的にアプリが強制終了したり勝手に再起動したりする。
  4. 一部のツール作業やデータの保存が不可能になる。
  5. アクセスエラーが発生しソフトウェアの展開が難しい。
  6. マウスポインタの移動やキーボードの文字入力ができない。
  7. アンインストールやセットアップが中断する。

再起動する前にこのような症状があったら、パソコンのシステムエラーと考えてください。

【対処法】

対処法としてはパソコンの強制終了です。

パソコンの強制終了の方法は以下の通りです。

  1. アクセスランプが点灯・点滅していないこと、ハードディスクドライブの動作音がしていないことを確認
  2. 電源ボタンを電源が切れるまで4秒〜10秒以上押し続ける
  3. 電源が切れたらそのまま10秒以上待ち、パソコンの電源ボタンを押してWindowsを起動する

周辺機器の不具合または複数接続

外付けHDD・microSDカード・USBメモリ等の周辺機器が不具合を起こしたり複数接続されたりしている状況が、再起動が終わらない原因になっているかもしれません。

使用後はなるべく周辺機器をパソコンから取り外しましょう。

【対処法】

周辺機器に不具合がある場合は、別のUSBポートに挿してみる・パソコンの設定を確認する等してみてください。

パソコンが帯電している

帯電とはパソコン内部に電気が溜まっている状態。

充電ケーブルがパソコン本体に接続されたまま長時間作業をしていると、内部の電子部品が帯電を起こします。

帯電が起こると、突然パソコンが落ちたり画面が真っ暗になりフリーズしたりします。

【対処法】

パソコンが帯電している時の対処法としては放電するというのがおすすめです。

放電の方法としては以下のとおりです。

  1. アプリを終了する
  2. パソコンの電源を切る
  3. 周辺機器やLANケーブルを全て外す
  4. その状態で1〜2分待つ

参考:パソコンで放電処置を行う方法 – Lenovo Support JP

パソコンのスペック不足

パソコンのCPU(プロセッサー)やメモリの性能が低いと、再起動がなかなか終わりません。

推奨環境よりもパソコンが低スペックな場合は、まずメモリを増設しましょう。

【対処法】

ノートパソコンのメモリを増設するには、以下の手順で行ってください。

  1. パソコンの電源を落とし、電源ケーブルを抜いて5分待機する。
  2. バッテリーを取り外す。
  3. メモリスロットのカバーを開ける。
  4. メモリスロットを確認し、スロットの突起位置とメモリの切り欠き部分もチェックする。
  5. 斜め方向からスロットにメモリを差し込む。
  6. メモリスロットのカバーを閉めたら、バッテリーを取り付ける。
  7. メモリ容量を確認する。 

ウイルス感染

記憶のない広告ページやメッセージが画面に表示されたり、ブラウザを開くとき最初に表示するホームページが変更されたりしたらウイルス感染を疑ってください。

ウイルスにはファイル感染型・ワーム型・マクロ型・トロイの木馬・ランサムウェア・キーロガーといった種類があります。

McAfeeやNorton等のセキュリティソフトを利用しましょう。 

パソコンがウイルスに感染した原因と対処方法 >>

ストレージ容量の不足

ダウンロードしたPDF&Wordファイル・写真・動画・音楽ファイル・音声データがたくさん入っていると、パソコンのストレージ容量が逼迫してしまいます。

Dellやレノボのパソコンはストレージ容量が256~512GBありますが、容量を使いすぎないようにしてください。 

【対処法】

ストレージが逼迫している場合は、写真・動画・楽曲・音声データを要らないものから削除しましょう。

また外部HDDなどを使用してストレージの容量を減らすことも有効です。

デバイスドライバーが破損またはバージョンが古い

デバイスドライバーとは、コンピューター内部に装着された装置や、外部接続機器等のハードウェアを制御・操作するためのソフトウェアです。

【対処法】

この場合はデバイスドライバーをアップデートしましょう。

デバイスマネージャーで「不明なデバイス」を削除しシャットダウンをして、パソコン再起動後USBメモリを接続するとデバイスドライバーが再度インストールされます。

または以下の手順でデバイスドライバーを更新してください。

  1. タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力する。
  2. デバイスの名前を右クリックし、アンインストールする。
  3. パソコンを再起動すると、Windowsがデバイスドライバーの再インストールを開始する。

パソコンの電源に問題がある

パソコンの電源に問題がある場合もあります。

その場合の症状には、ディスプレイの表示が固まる・再起動やシャットダウンを繰り返す・ファンから異音がする等があります。

電源が故障したときは、コンデンサという電子部品の一種に原因がある可能性を考えましょう。

OSに問題が生じている

OSの動作に必要な情報、システムファイルが破損するとOSが読み込めません。

このような症状を論理障害と呼びます。

この場合、データの復元を自分で行うか専門業者に修理を依頼してください。

【対処法】

対処法としてはOSの再インストールになります。

  • Windowsの再インストール
    1. スタートメニューから「Windows Defender セキュリティ センター」を選択
    2. 「デバイスのパフォーマンスの正常性」を選択
    3. 「新たに開始」のにある「追加情報」>「開始する」を選択
    4. 「ユーザーアカウント制御」の画面で「はい」を選択
    5. 「開始」をクリック
  • MacOSの再インストール
    1. 強制シャットダウンする
    2. 起動オプションが表示されるまで電源ボタンを押す
    3. 「オプション」>[続ける]を選択
    4. 「macOS を再インストール」>「続ける」を選択

参考:Windows 10 の再インストールの方法と事前に準備しておくこと4選 | Tech & Device TV

参考:macOS を再インストールする方法 – Apple サポート (日本)

高速スタートアップ設定

高速スタートアップ設定を有効にしていると、パソコンの起動時間を短縮できます。

画面左下の「Windows」マーク>「電源オプション」>「電源とスリープ」>「電源の追加設定」>「電源ボタンの動作を選択する」から、無効にすることが可能です。

この設定をオンにすると、古い周辺機器が認識されなかったり、BIOS等の設定変更後にパソコンが正常に起動しなかったりといった不具合が起こる可能性があります。

【対処法】

対処法は高速スタートアップを無効にしましょう。

高速スタートアップを無効にする方法は以下の通りです。

  1. 「設定」>「システム」を選択
  2. システムが表示されたら「電源とスリープ」>「関連設定」>「電源の追加設定」を選択
  3. 電源オプションが表示されたら「電源ボタンの動作の選択」
  4. システム設定が表示されたら「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択
  5. 「シャットダウン設定」欄の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し「変更の保存」を選択

参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018214

BIOSの故障

BIOSが故障した場合は、周辺機器やネットワーク等を断ち切ってみてください。

パソコン内部を掃除する、CMOSバックアップ電池を確認してみても良いかもしれません。

BIOSの故障の原因は、ケーブルの接続不良・静電気による動作不良・ホコリの蓄積によるメモリの接触不良・電源ユニットの故障等が考えられます。

【対処法】

このような場合はBIOSを初期化しましょう。

BIOSを初期化する手順としては以下のとおりです。

  1. パソコンの電源を入れロゴが表示されたら「F2」キーを数回押す
  2. 「BIOSセットアップユーティリティ」が起動する
  3. 「F9」キーを押す
  4. メッセージが表示されたら「Yes」を選択し、「Enter」キーを押す
  5. 「F10」キーを押す
  6. メッセージが表示されたら「Yes」を選択し、「Enter」キーを押す

参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 006918

Windowsの不具合

Windowsのアップデートが、再起動が終わらない原因になっている可能性があります。

アップデートを自動更新で行う設定にしていたら、勝手に再起動してしまいます。 

【対処法】

対処法は自動更新を無効にすることです。

自動更新を無効にするには、「スタートメニュー」>「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「Windows update」で「自動更新の無効化」をクリックしてください。

動作しているアプリケーション

複数のアプリを同時に開いていたり、一部のアプリに問題がある可能性があります。

【対処法】

対処法としては一旦アプリを閉じてみましょう。

「設定」>「システム」>「アプリと機能」からアプリを削除することもできます。

Windows10パソコンで再起動が終わらないときの対処法

Windows10で再起動が終わらないときの対処法を6つ紹介します。

エラーコードを確認する

パソコンの画面上に表示されるエラーコードをメモしてそれに従ってください。

エラーコードはドライバー・メモリ・ハードディスクに原因があるときに表示されます。

それぞれの英語のエラーコードには意味があるので、画面が変わってしまう前に対応しましょう。

パソコンの電源を入れるとエラーメッセージが出る原因と対処方法 >>

周辺機器を全て外す

HDDやUSBメモリに問題がある可能性があります。

周辺機器が複数接続されている状態だと、パソコンが重くなってしまいます。

一旦全ての周辺機器を外してみましょう。

ウイルススキャンを行う

ウイルススキャンは前述の通り、画面左下の「スタートメニュー」>「Windowsセキュリティ」>「ウイルスと脅威の防止」>「クイックスキャン」を選択すれば実行が可能です。

クイックスキャンでは、システム内で脅威が発見されることの多いフォルダーのみを確認することができます。

これらがスキャンされると、スキャンした日時・脅威の有無・スキャンにかかった時間・スキャンしたファイル数を知らせてくれます。

Windowsupdateを行う

パソコンの「スタートメニュー」>「設定」>「更新とセキュリティ」から「Windows Update」を選択しましょう。

アップデートを1か月怠ると、次に更新するときに半日以上かかってしまいます。

通知が来たらすぐにアップデートするようにしましょう。

セーフモードを起動する

セーフモードとは、パソコンに不具合が発生したときに使用する診断用の起動モードです。

パソコンが起動できないときにセーフモードで起動することができます。

セーフモードの起動は、「設定」・「Shutdownコマンド」・「Shift」キー・「システム構成」から行うことができます。

システム復元をする

システム復元をするとパソコンが初期化してしまうので、よく考えてから実行してください。

システム復元を行うには以下の手順を参考にしてください。

  1. 「スタートメニュー」>「設定」>「システム」>「詳細情報」>「システムの保護」をクリックする。
  2. 「システムの復元」をクリックする。開始されたら「次へ」を押す。

パソコンの再起動時によくあるトラブル

パソコンの再起動時によく起こるトラブルを4つ紹介します。

ぐるぐるした状態のまま終わらない

パソコンを再起動して、画面上でぐるぐるマークが表示されたまま動かないことがあります。

この場合は以下14個の対処法があります。

  1. 「Alt」「F4」キーを押して再起動する。
  2. ハードディスクのアクセスランプを確認する。
  3. パソコンの電源を長押しして強制終了する。
  4. 周辺機器を取り外す。
  5. パソコンをシャットダウンした後電源ケーブルを取り外し、約10分放置する。
  6. 高速スタートアップを無効化する。
  7. 電源のトラブルシューティングを実行する。
  8. ドライバーを再インストールする。
  9. BIOSを初期化する。
  10. セーフモードで起動する。
  11. システムファイルを修復する。
  12. インテルマネジメントエンジンを無効化する。
  13. システムを復元する。
  14. パソコンを初期化する。

強制終了できない

パソコンを強制終了できないときは、グラフィックドライバーを再起動する・エクスプローラーを再起動する・ケーブルや周辺機器を全て取り外す・シャットダウンの問題を解決する等の対応を取ってください。

ただしパソコンを強制終了すると保存前のデータは消えてしまうので、注意しましょう。

そうならないためにも、事前に大切なファイルは保存しておいてください。

パソコンが強制終了できない場合の対処法はこちらの記事でも詳しく解説しています。

フリーズしたパソコンが強制終了・シャットダウンできない!メーカ別の対処法を解説>>

勝手に再起動してしまう

勝手に再起動してしまうときは、Windowsupdateを自動更新オンにしている可能性があります。

Windowsupdateの自動更新を無効化する方法は上記の通りです。

再起動後にUSB機器を認識しない

再起動後にUSB機器を認識しない場合は、高速スタートアップ無効化を試みてください。

高速スタートアップ無効化は上記で説明した通りです。

パソコンの再起動がどうしても終わらないときは

パソコンの再起動がどうしても終わらないときは、以下の2択になります。

メーカーまたは専門業者に修理依頼する

パソコンが保証期間内ならメーカーに、期間外なら専門業者に修理を依頼しましょう。

メーカーよりも専門業者の方が安く済みます。

再起動が終わらないパソコンの修理には、8,800~54,780円かかります。

再起動が終わらない原因によって金額が異なります。

まとめ:再起動が終わらないパソコンの原因は多種多様

今回はパソコンの再起動が終わらない原因を15個紹介しました。

原因はシステムエラー、周辺機器の不具合からウイルスの感染まで様々です。

原因を探してパソコン修復を試み、解決しないようであれば修理またはパソコンを買い換えてください。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

パソコンが突然真っ黒な画面になった経験をした方も多いのではないでしょうか。

画面が真っ暗になる原因はさまざまですが、間違った対処をすると、パソコンが故障してしまいます。

この記事では、パソコンが真っ暗な画面になった時の対処法を紹介します。

パソコンが真っ暗になったら確認することやパソコンの処分方法まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • パソコンが真っ暗になる原因は製品の故障やウイルス感染などが考えられます
  • パソコンの画面が真っ暗になったら症状を確認し症状別に対応する
  • むやみに強制終了するのは危険

パソコンの画面が真っ暗になる原因

パソコンの画面が真っ暗になる原因はさまざまですが、主に以下の3つが原因となる場合が多いです。

製品の故障

画面が真っ暗のときは、パソコン本体が故障している可能性があります。

後ほど解説する対処法を試しても改善されない場合は、修理に出しましょう。

パソコンが故障したときの原因と対処方法 >>

ウイルス感染

パソコンがウイルスに感染すると、パソコンが正常に起動しません。

再起動をして、画面が動くならウイルスソフトで感染確認を行いましょう。

それでも改善しない場合は、初期状態に戻すのが有効です。

パソコンがウイルスに感染した原因と対処方法 >>

Windowsのシステム不具合

OSの不具合でパソコンがうまく起動・動作しない可能性があります。

システムの復元を行い、ファイルやシステムの状態を以前のものに戻すと回復することがあります。

参照:Windows 10でシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法

パソコンの画面が真っ暗な時にまず確認すること

パソコンの画面が真っ暗な時は、慌てずに以下のことを確認しましょう。

簡単に行える確認項目を6つ紹介します。

数分間待つ

まずは、そのまま数分待ってみましょう。

無理な強制終了やパソコンに刺激を与える行為は、かえって故障の原因になります。

キーボードやマウスにも触らず、そのままにすると画面が切り替わって正常な状態に回復するケースも多いものです。

周辺の機器を一度外す

外付けHDDやCD-ROMが挿入されっぱなしだと、真っ黒い画面でフリーズすることがあります。

一度、全ての周辺機器を外して再起動を行いましょう。

再起動後、問題が解決したら周辺機器を接続しなおして正常に動作するか確認してください。

パソコンとモニターの電源を切る

どうしても解決しない場合は、最終手段としてシャットダウンを行います。

電源ボタンを長押しすることで、強制的に終了できますが作業中のデータや写真・動画が消えてしまうリスクは避けられません。

突然のシャットダウンに備えて、定期的にバックアップを取っておきましょう。

電源ケーブルの接続を確認する

電源ケーブルの接続不良やバッテリー切れが考えられます。

ケーブルがきちんと差し込まれているか、緩んでいないかを確認しましょう。

HDMIケーブルを確認する

外部モニターに接続している場合は、HDMIケーブルが外れていたというケースもあります。

接続の緩みの原因となるため、一度ケーブルを抜いて再度差し直しを行いましょう。

ショートカットキーを同時に押す

Win+Ctrl+ Shift+Bの4つのキーを同時に押してリセットしてみましょう。

Windowsをサインアウトせず再起動可能なショートカットキーです。

再起動は、開いているブラウザをすべて閉じてから行ってください。

パソコンの画面が真っ暗になったときの症状別対処方法

突然パソコン画面が真っ暗になった時に備えて、対処法を覚えておきましょう。

修理に出す前に、自分で行える対処法を紹介します。

【何も表示されない場合】

パソコン画面が真っ暗になった時、何も表示されない場合は以下の対処法を試してみましょう。

強制再起動

キーボードが反応しない場合は、強制再起動を行いましょう。

電源ボタンを長押しして無理やり電源を落とします。

強制的にシャットアウトしたら、再度電源を入れて正常に起動するか確認してださい。

パソコン内の汚れを掃除

パソコン内部に溜まった汚れを取り除くと、正常に起動することがあります。

内部にあるマザーボードやファンは繊細な部品なので、知識がない方はひとりで作業するのは不安でしょう。

内部清掃に抵抗がある方は、専門業者に依頼するのもひとつの方法です。

修理

パソコンに何も表示されない場合は、内部部品の故障の可能性があります。

知識がなく、やみくもに触ってもパソコンの状況を悪化させるだけです。

ハードディスクなど交換対応で症状が改善されることもあるので、まずは修理相談をして見ましょう。

【白い文字のみ】

パソコンの画面は黒いまま、白い文字がでメッセージエラーが出ることがあります。

この場合の対処法を2つお伝えします。

放電

パソコンの帯電はトラブルにつながります。

起動や動作に異常が発生した場合は、放電が効果的です。

手順は、電源ボタンを押して強制終了をさせて、電源を抜きます。

数分放置した後に、電源をつけて起動時に異常がないか確認してください。

修理

パソコン内部の故障が原因だった場合は、速やかに修理に出しましょう。

経年劣化したハードディスクは交換や修理をすると、症状が改善されることが多いです。

エラー内容によっては自分で対処できるものもありますが、専門業者に依頼した方が早く修復されます。

【カーソルのみ】

黒い画面にカーソルだけ表示されている時は、グラフィックドライバーの更新失敗の可能性があります。

強制再起動

マウス・キーボードが無効の場合、強制再起動を行います。

電源ボタンを長押しして、再度立ち上げた時に異常が回復していないか確認してください。

セーフモードで起動

マウスが動く場合は、セーフモードで起動しましょう。

もしセーフモードで復旧するなら、インストールしたアプリが原因です。

問題が改善されない場合は、OSやハードウェアに問題があります。

修理

セーフモードで起動しても復旧しない場合は、OSやハードウェアが原因です。

内部機器の不具合は、速やかに専門業者に修理依頼をしましょう。

【メーカーロゴのみ】

メーカーのロゴから進まない場合は、パソコン本体の不具合である可能性が高いです。

ロゴのみ表示されている方は、次の対処法を試してください。

スタートアップ修復

スタートアップ修復は、正常に起動しないトラブルを解決します。

セーフモードは修復できない問題が改善されることがあるので、一度試して見てください。

更新プログラムのアンインストール

更新プログラムを削除すると、解決する場合があります。

コントロールパネルから更新プログラムが削除できるので、再起動後に起動や動作の確認を行いましょう。

修理

ここまで解説した方法でも改善が見込めない場合は、自宅で行う対処法では対応できません。

信頼できる専門業者に修理依頼をしましょう。

その際は大切なデータのバックアップを取っておきましょう。

パソコンの画面が真っ暗になったときに注意すべき2つのポイント

パソコンの画面が真っ暗になった時は、解説した対処法を試しましょう。

その際に、注意すべき2つのポイントを紹介します。

データのバックアップを確認

再起動や電源コードを抜く際は、データのバックアップを取っておきましょう。

特に大事なデーターはUSBなどに移行すると、安心です。

パソコンのバックアップ方法 >>

むやみに強制終了しない

対処法で強制終了を紹介してきました。

しかし、強制終了はパソコンに大きなダメージを与えます。

そのため、何をしても改善されない時の手段です。

強制終了を行う際は、データの破損や内部故障の可能性があることを覚えておきましょう。

パソコンの画面が真っ暗になったままどうしても起動しないときの最終手段

ここまで紹介してきた対処法でも問題が解決しない場合もあります。

どうしても起動しないときは、以下の方法で対応しましょう。

メーカーまたは専門業者に修理を依頼する

問題が解決しない・原因が分からない場合は、メーカーや専門業者に修理依頼しましょう。

知識があるところに頼むのが、一番の近道です。

また、専門業者なら起動ができなくても内部のデータを取り出せる可能性があります。

OSの不具合が原因の場合は20,000〜25,000円、ハードディスクの故障・交換は40,000〜50,000円です。

どちらも費用相場なので参考にしてください。

依頼をする業者によって料金が異なるため、事前に見積もりをもらいましょう。

まとめ:パソコンの画面が真っ暗になったら対処方法を実践しよう

パソコンの画面が真っ暗になったら、数分時間を置いてみましょう。

あわせて、電源やモニターの接続確認を行いましょう。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

パソコン画面が突然フリーズした経験のある方も多いのではないでしょうか?

フリーズの原因はさまざまあり、そのままにしておくと故障につながります。

この記事では、フリーズの原因と対処法について解説します。

後半ではパソコンの処分方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • パソコンがフリーズしたと思ったらまずは本当にフリーズかどうかを確認する
  • パソコンがフリーズする原因は熱暴走やウイルス感染などが考えられる
  • パソコンがフリーズしないように事前対策をしておくのが重要

まずはフリーズかどうかの確認

パソコンが固まってしまった時は、すぐにフリーズと判断せず、下記の4点を確認してみましょう。

一旦時間を置く

容量が大きいファイルを開いた時や、作業を同時に行うと処理が追いつきません。

その結果、一時的にフリーズのように動作が鈍くなります。

まず、画面をそのままにして少し時間を置いてみましょう。

それでも状態が回復しない場合は、フリーズの可能性があります。

マウス・キーボードの接続を確認

マウスやキーボードの接続が原因でフリーズに近い状態になっている可能性も考えられるので、まずは入力機器の故障の可能性も考える必要があります。

突然マウス・キーボードが反応しなくなった場合は接続を確認しましょう。

ワイヤレスタイプの場合は、電池切れやBluetoothの接続切れが考えられます。

また有線の場合は、線を抜いて差し直す方法も有効です。

タスクマネージャーを確認

タスクマネージャーとは、起動中のプログラムの管理や確認、終了させる機能です。

処理速度が遅いと感じたら、タスクマネージャーを起動して不要なソフトウェアを終了させてください。

Windowsの場合は、Control+Alt+Delキーを同時に押すと起動するので、CPU使用率の高いソフトを終了させます。

Macを使用している方は、アプリケーション→ユーティリティ→アクテビティモニタを選択後、実行中のソフトウェアを確認・終了が可能です。

アクセスランプの点滅を確認

パソコンのアクセスランプが点灯している時は、HDDに書き込みの最中ということです。

ランプ点灯時に強制終了を行うと、ソフトウェア障害の原因となります。

ランプ消滅まで待機すると、フリーズが解消されることもあるので一旦放置してみましょう。

アクセスランプが点滅してない場合は電源コードやケーブルがしっかりと挿入されているか故障していないかを確認しましょう。

パソコンがフリーズする7つの原因

パソコンがフリーズする原因は、大きく分けて7つあります。

ここでは、原因をひとつずつ紹介するので、確認していきましょう。

ウイルス感染

ウイルスに感染すると、フリーズしやすくなります。

メモリやCPUを圧迫するウイルスに感染すると、処理が追いつかない・画面が固まるなどフリーズの原因となるのです。

また悪質なウイルスの場合、ソフトを破壊してしまい故障の原因となります。

パソコンがウイルスに感染した原因と対処方法 >>

マウスまたはキーボードの故障

マウスやキーボードが動かないと、パソコンがフリーズしたと勘違いする方もいます。

タイピングができない・クリックができない等の不具合が生じた場合は、まずマウスおよびキーボードの電池残量や故障の有無を確認しましょう。

マウス・キーボードが不良の原因と対処方法 >>

システムの不具合

使用中のシステムに不具合があると、処理しきれずにフリーズすることもあります。

アプリのアップデート後に発生するフリーズは、バージョンが対応していないなどの理由が挙げられます。

「特定のシステムやアプリを立ち上げるとフリーズする」といった症状であれば、高確率でシステム不具合だと思っても良いでしょう。

フリーズが起こるシステムやアプリをアンインストールして、インストールし直すと回復することがあるので、一度試してみてください。

ハードディスクの寿命または故障

ハードディスクの寿命は、平均3〜4年です。

パソコンのデータを記憶する部分であり、使用する度に大量の読み書きをしています。

ハードディスクの寿命は3~4年!故障の前兆や症状、診断方法を解説>>

ハードディスクは経年劣化が進むと、症状が改善する可能性はほとんどありません。

寿命や故障が原因であれば、ハードディスクを交換することでフリーズが解消されます。

ハードディスク故障の原因は?症状と修復方法を解説!>>

熱暴走

パソコンは、高温になるとフリーズしやすくなります。

大量のデータ処理中や高温の室内で使用すると、熱に弱いパソコンはダメージを防ぐために動作が止まります。

熱暴走は、フリーズだけでなく内部の部品の損傷などの故障の原因となるため注意しましょう。

パソコンが熱い原因は?音がうるさい時や起動しない時の対処法を解説>>

プログラムが多い

セキュリティソフトなど、パソコンの起動中に裏で動くプログラムが多いとパソコンへ大きな負担がかかります。

不必要なプログラムが起動していたら、終了や無効化しましょう。

Windowsの場合はタスクマネージャーで起動しているプログラムが把握できるため、動きが鈍いと感じたらチェックしてみてください。

パソコンがフリーズしたときの対処法

パソコンがフリーズしたときに有効な対処法を覚えておきましょう。

ここでは、実際にフリーズした際に使える方法を紹介します。

特定のアプリやソフトが動かない場合

特定のアプリやソフトが動かない場合は、不具合が原因だと言えるでしょう。

一度アプリやソフトをアンインストールした後に、再度ダウンロードを行ってください。

また、特定のアプリやソフトが頻繁にフリーズする場合は、メモリ不足も考えられます。

パソコンスペックとアプリの利用環境が合っていない可能性があるため、メモリの増設で対応しましょう。

マウス・キーボードが操作できる場合

アプリやソフトの起動中にフリーズして「ウインドウを閉じる」ボタンが反応しない場合は、タスクマネージャーから強制終了をしましょう。

フリーズ前に保存していないデータが消失する可能性が高いのが難点ですが、有効な方法のひとつです。

マウス・キーボードが操作できない場合

マウス・キーボードが操作できない場合は、フリーズが解消するまで時間を置きましょう。

処理が追いつかずフリーズを起こしているなら、数分後に回復することもあります。

もしフリーズが改善しなければ、強制シャットダウンするしかありません。

参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018513

強制終了の前に試しておくべきこと

パソコンの強制終了は、本体の故障にもつながるためオススメできません。

この章では、強制終了をする前に試しておくべきことを3つ紹介します。

サインアウトする

何が原因でフリーズしているか分からない場合は、サインアウトしてみましょう。

サインアウトすると、起動しているアプリやソフトが強制終了します。

Windows+Xキーもしくは、Ctr+Alt+Delキーを同時に押してタスクマネージャーを開き、サインアウトを選択してください。

再起動するよりも格段に早い復帰が見込める、オススメの方法です。

アプリの強制終了

マウスが動くのであれば、アプリの強制終了を試してみてください。

アプリの強制終了の方法は以下の通りです。

右クリック→タスクマネージャーを選択、もしくはCtr+Alt+Delキーを同時に押すとタスクマネージャーのプロセスのタブに起動しているソフトやアプリが表示されるので、タスク終了を選びアプリの強制終了を行いましょう。

参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018431

マウス・キーボード以外の操作をしてみる

フリーズの際にマウスやキーボードも動かない場合、他の操作を加えるとフリーズが改善することもあります。

例えば、ディスク挿入部の開け閉めをすると解消することも。

フリーズの原因を追求できるものではありませんが、試してみる価値はあります。

【操作できない!】パソコンを強制終了できないときの対処法

ここまで紹介してきた対処法を行っても、元に戻らないこともあります。

そのような時は、最終手段として2つの方法で対処してみましょう。

電源ボタンを長押しする

電源ボタンを長押しして、強制的に電源を落とす方法です。

パソコンによって所要時間は異なりますが、多くは数秒程度の長押しで画面が暗くなります。

参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018269

コンセントまたはケーブルを引き抜く

電源ボタンを長押ししても、電源が落ちないことがあります。

このような場合は、コンセントやケーブルを抜いて強制的に終了させましょう。

ノートパソコンのようなバッテリー内蔵型は、バッテリーを抜くことで強制終了が行われます。

もし、バッテリーが取り外しできないのであれば電源が切れるまで放置してください。

強制終了できない場合の対処法はこちらの記事でも詳しく解説しています。

フリーズしたパソコンが強制終了・シャットダウンできない!メーカ別の対処法を解説>>

パソコンがフリーズするのを防ぐ事前対策

ここまでで、パソコンがフリーズする原因と対策について解説しました。

ここでは、今後パソコンがフリーズしないようにする事前対策を8つ紹介します。

不要なアプリを削除する

不要なアプリを起動していると、パソコンに負担がかかります。

また、すぐに使わないアプリやタブを大量に開いているのも負荷がかかるため、定期的に削除や終了を行いましょう。

パソコン内部を整理しておく

文書やファイルなど不要なデータをクリーンアップして、パソコンへの負担を軽減しましょう。

パソコンが自動で保存しているデータもあるので、定期的な整理を意識してください。

あわせてキャッシュのクリアも行うことをオススメします。

自動保存された過去に閲覧したWebサイト情報を消去すると、パソコンの動作が軽くなりますよ。

参考:PCの動き遅くてイライラ・・・そんなときはPCを大掃除しよう!

ソフトウェアを最新にする

ソフトウェアをアップデートすると、多くの不具合が修正されます。

そのため、ソフトウェアを最新にすると不具合が原因で発生するフリーズが改善されることも。

自動更新機能が備わったソフトウェアもありますが、常に最新版をチェックしておきましょう。

パソコンの使用状況に合わせたメモリの増設

各ソフトやOSには推奨メモリがあります。

メモリが足りないとフリーズが起こりやすく、作業がなかなか進みません。

文章作成やWebサイト閲覧であれば、4GBで十分ですが、動画や写真編集、ゲームなどは8GB以上必要です。

負荷がかかる作業する場合や、頻繁にフリーズするのであれば、メモリの増設も検討しましょう。

ウイルス感染対策をする

ウイルス感染を防ぐために、対策ソフトを利用してください。

悪質なウイルスに感染すると、パソコンの動作に影響が出て画面がフリーズしてしまいます。

また、パソコン内部にまでダメージを及ぼす可能性があるため、ウイルス対策ソフトの導入は損ではありません。

OSを再インストールする

OSの再インストールは、不具合の原因や問題解決に役立つ方法です。

購入時の状態に戻す作業なので、どうしても不具合が解消しない場合に行ってください。

OSの再インストールを行うと、データが全て消去されるのでバックアップを取っておきましょう。

デフラグでパソコン内部を確認

デフラグを行うと、データが整理されてパソコンが正常に起動することがあります。

パソコンの最適化を行ってくれるので、起動が早くなる・ハードディスクの読み書きが早くなる・動作が快適になるなど、処理速度が向上する点がメリットです。

作業環境を整える

SSDなどの記憶領域の容量が足りない場合は、外付けSSDやHDDにデータを移行しましょう。

パソコンによってCPU増設やパーツ交換が可能なので、効率の良い作業環境を整えることをオススメします。

【メーカー別】パソコンがフリーズした時の対処方法

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パソコンのフリーズが頻繁に起きる場合はどうする?

ここまで紹介した対処法を行ってもフリーズが頻繁に起こることがあります。

このような場合は、以下の対応をしましょう。

修理専門業者またはメーカーに問い合わせる

フリーズの原因特定は難しいため、修理専門業者やメーカーに問い合わせるのが最善の方法です。

自己判断であれこれ触っても、かえって症状が悪化する場合もあります。

特にハードディスクは劣化していくため、専門業者に見てもらいましょう。

フリーズしたパソコンの修理代は、16,000〜20,000円が相場です。

メーカーや依頼する修理業者によって異なりますが、部品交換の必要があればさらに相場に部品代が上乗せされます。

複数業者より見積もりを取って、費用を比較するのもオススメです。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

スマホ画面が割れてしまっても、操作ができればそのまま使っている方も多いのではないでしょうか。

小さな画面割れであっても使用を続けると怪我や故障につながることも。

この記事では、スマホ画面が割れてしまった時の修理方法3選を紹介します。

応急処置として自分で修理する方法も解説していくので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • スマホの画面が割れたらまずは応急処置を行う
  • スマホの画面が割れたら放って置くと危険
  • スマホの画面の割れ具合によって修理か買い替えかを考える

スマホの画面が割れてしまった場合の自分でできる応急処置

スマホの画面割れを放置すると、様々な危険が発生します。

すぐに修理できない場合は、自分で応急処置をしましょう。

ここでは、オススメの方法を4つ紹介します。

透明テープ(セロハンテープなど)を貼る

割れたスマホ画面の破片が飛び散らないように、セロハンテープなどで傷を覆いましょう。

わずかなスマホ画面のひび割れであればこの方法で充分に対応できます。

傷が大きかったり、テープを貫通してしまっていて割れた部分をカバーしきれない場合は、怪我をする恐れがあるため、速やかに修理依頼をしてください。

画面保護フィルムを貼る

手軽で安全な方法は、画面保護フィルムで応急処置をすることです。

画面保護フィルムを貼ると、割れた画面の破片の飛散や粉々になった画面のスマホ内部へ侵入を未然に防げます。

損傷が激しい場合は、厚手の画面保護フィルムを選びましょう。

画面操作をしても指に刺さりにくいため、怪我予防にも繋がります。

UVレジン液で補修する

UVレジン液とは、紫外線硬化樹脂のことです。

紫外線を当てると液体が硬化するので、割れたスマホ画面の傷が目立ちにくくなります。

しかし、UVレジン液で補修したスマホを修理に出すと修理補償が受けられず、修理費が高くつくことも。

修理依頼を検討している方には、あまりオススメできません。

ガラスコーティングで補修する

ガラスコーティングはUVレジン液と同様に割れた画面の傷が目立ちにくくなります。

主に車のガラスの傷などを自分で修繕する時に使われるもので、スマホ画面の小さな傷程度であれば修復可能です。

ただし、傷が深いものや範囲が広いものには不向きなので注意してください。

ガラスコーティングは液体のため、スマホ内部に入り込んでしまうと故障の原因となります。

スマホの画面が割れたまま使ってはいけない4つの理由

スマホの画面が割れたまま使うと、思わぬ危険や破損に繋がります。

その理由は以下の4点です。

割れたガラスによる怪我

割れたスマホ画面をそのままにしておくと、ガラスが皮膚に刺さり怪我に繋がります。

小さな傷でも放置しておくと少しずつ大きくなり、破片が周囲に飛び散ってしまうことも。

スマホの画面が強化ガラスを採用していても画面の傷は完全に防げません。

水没の危険性

スマホの画面が割れてしまうと、防水機能が低下します。

強化ガラスを採用しているスマホであれば、多少の水であればスマホの内側まで浸水しません。

しかし、割れた部分から雨などが入り込んでしまうと、スマホの故障や不具合の原因になります。

スマホへのダメージ

スマホの画面が割れると、粉々になった細かな破片がスマホの内側に侵入し、基盤を傷つけてしまいます。

そうなると動作不良や故障など、スマホへダメージを与えてしまう可能性があります。

最悪の場合、スマホのデータが消えてしまいます。

目立たないひび割れから、思わぬ故障につながることを覚えておきましょう。

状態が悪化して多額の修理代が発生

スマホの画面が割れをそのままにしていると、割れた隙間からゴミや水分が侵入して思わぬ故障に繋がります。

その結果、ひび割れ修理だけでなく水没復旧修理や基盤交換など、多額の修理代が発生することも。

スマホの画面が割れたときの対処法

スマホの画面が割れてしまったら、速やかに対処しましょう。

ここからは、スマホの画面が割れたときの対処法を4つ紹介します。

キャリア公式かメーカー公式に修理を依頼

確実な修理方法は、キャリア公式かメーカー公式に修理依頼をすることです。

純正部品を使用して修理をするため、修理後も高品質を維持できます。

修理期間や料金はメーカーや機種・症状によって異なります。

また、保証の有無にもより修理費が変動するため、先に見積もり依頼をしましょう。

docomoの修理依頼:故障・修理 | お客様サポート | NTTドコモ

softbankの修理依頼:故障・修理 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

auの修理依頼:携帯電話機の故障・紛失時の対応 | 困ったとき・わからないときは | au

修理ショップに依頼

修理ショップに依頼すると、キャリア公式やメーカーよりも安く修理できる可能性があります。

即日や最短での修理にも対応しているショップもあるので「スマホをすぐ直したい」という方にオススメです。

修理ショップは純正パーツを使用していないことがほとんどなので、画面修理後にタッチの感度や解像度の質が劣る場合もあります。

新しいスマホに買い替え

スマホの画面が割れたことをきっかけに、新しい機種へ買い替えるのも手段のひとつです。

修理よりも費用はかかりますが、性能の良い機種に変更したり格安スマホへ買い替えることもできます。

スマホの買い替えに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

スマホの買い替え時期はいつ?事前にやることやデータ移行について解説>>

自分で修理

小さな傷であれば、自分でスマホ修理をすることも可能です。

ネットショップで部品を購入すれば、修理にかかる費用を抑えられます。

ただ、スマホの修理にはある程度の知識や技術を要するため、慣れていない人にはオススメできません。

スマホ画面の修理にかかる費用

スマホ画面を修理するにあたって、費用が気になる方も多いでしょう。

そこで、この章ではスマホ画面の修理にかかる費用を、専門業者や正規店に依頼した場合・保証サービスに加入していた場合の3つに分けて紹介します。

専門業者に依頼した場合

専門業者にスマホ画面修理依頼した場合、修理費の相場は4,000円前後。

正規店で修理するよりも安く済むことが多く、保証サービスに加入していない方や価格を重視する方にとって、気軽に依頼しやすいのも魅力です。

ただし、業者や機種によって修理費が高額になることもあるので、事前に見積もりを取りましょう。

正規店に依頼した場合

​​正規店は、iPhoneは15,000円〜40,000円、Androidは17,000円〜42,000円がスマホ画面の修理費相場です。

携帯キャリアや機種、修理内容によって費用は異なりますが、専門業者よりも出費が大きいことは覚えておきましょう。

保証サービスに加入していた場合

各キャリアの保証サービスは以下の通りです。

キャリア保証サービス
appleAppleCare+に加入していた場合、全モデルが3,700 円(税込)で画面修理が可能です
docomodocomoの保証サービスは、iPhoneは上限5,500円、その他Androidなどは上限3,300円です
SoftBank「あんしん保証パックプラス」に加入していると、5,500円で修理ができます。
au「故障紛失サポート」保証サービス1回の利用であれば、対象外の修理であっても5,500円、2回目は最大8,800円です。

参考:iPhone の画面の修理・交換 – Apple サポート 公式サイト (日本)

スマホの画面割れへの3つの事前対策

スマホの画面割れを防ぐためにも、事前に対策をする必要があります。

ここでは3つの事前対策法を紹介するので、ひとつずつ確認していきましょう。

スマホを保護してくれるケースをつける

耐衝撃性に優れたカバーや手帳型のスマホケースをつけることで、ある程度の画面破損を防げます。

また、スマホやカバーにストラップやリングをつけると、落下防止として効果的です。

保護フィルムを貼る

画面割れを防ぐ方法の中でも手軽でお金がかからない方法は、保護フィルムを貼ることです。

衝撃に強いものや、画面が割れても破片が飛び散らない商品も販売されています。

画面を保護するだけでなく、怪我対策として保護フィルムを選びましょう。

データのバックアップをしておく

万が一、操作ができない・破損によってデータが消えてしまうことを想定して、こまめにバックアップしておきましょう。

スマホ画面が割れ、損傷具合によっては本体交換をする可能性もあります。

画面操作ができるうちに、データの移行をしておくと安心です。

スマホの画面割れを検討すべき損傷度合い

スマホ画面が割れたとき、すぐに修理に出すべきか悩む方も多いでしょう。

ここでは、検討すべき損傷度合いを軽度・重度に分けて紹介します。

軽度(画面の端または全体が割れた)

画面の端や全体が割れた場合、まずは自分で応急処置をしましょう。

修理はガラス交換のみになるケースがほとんどです。

わずかな割れであっても、徐々にヒビが広がることもあり得るので、早めに修理を検討しましょう。

重度(画面上にシミや縦線が発生している・操作不良)

画面上にシミや縦線が発生すると、ガラスと液晶交換になることがほとんどです。

ここまで重度であると、タッチ操作がほぼ不可能です。

そのため応急処置に頼らず、速やかに修理に出してください。

まとめ:スマホの画面を割れたままにするのは危険!なるべく早く修理をしてもらう

スマホの画面が割れてしまった場合、損傷の程度にかかわらず速やかに修理に出しましょう。

軽症であっても、内部の損傷に繋がったり、破片で怪我をしてしまったりと割れたまま使用を続けるのは危険です。

また買い替えになった場合は、スマホの処分が必要になります。

処分料・送料・データ消去料がかからず、事前予約なしで発送するだけで処分してくれる、携帯処分.comを検討してみてください。

スマホを無料で廃棄する>>

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

パソコンが起動しない・真っ黒な画面になって困った経験をした方も多いのではないでしょうか。

間違った対処法をすると、パソコンの故障につながります。

この記事では、パソコンが立ち上がらない時の対処法を症状別に紹介します。ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • パソコンが起動しない場合はまず電源やケーブルなどを確認する
  • パソコンが起動しない原因はモニターや電源などが考えられる
  • パソコンが起動しない場合は症状別に対処する

パソコンは起動しないときにまず確認すること

パソコンが起動しない原因はいくつかあります。

まずは、簡単にできる対処法を5つ紹介します。

パソコンの電源を切る(強制終了)

起動した際にカーソルが表示されても先に進まない場合は、強制的に電源を落としましょう。

電源ボタンを長押しすると、強制終了が行われます。

再度電源を入れると正常に起動します。

強制終了はパソコンの症状を悪化させる可能性があるので、何度も行わないでください。

接続されている外部機器を全て外す

USBなど外部機器を全て取り外し、再度電源を入れてください。

もし正常に起動する場合は、周辺機器やUSBポートの不具合が考えられます。

電源ケーブルの確認

周辺機器に問題がない場合は、電源ケーブルが緩んでいないか確認しましょう。

問題がなければ、USBコネクタの不具合が考えられます。

またOAタップの使用があれば、電力供給が不安定になっていることも。

できる限り、電源ケーブルは直接コンセントに差し込んでください。

ディスプレイケーブルの確認

ディスプレイケーブルの差し込みを確認しましょう。

改善されない場合は、予備のケーブルがあれば交換して再度電源を入れてください。

モニターの交換をしてみる

モニター本体の故障が想定されます。

ディスクトップパソコンは、モニターを交換して表示されるか確認します。

ノートパソコンであれば、HDMIケーブルを使い外部モニターに接続しましょう。

モニター交換で正常に起動するなら、パソコンの液晶部分の故障が考えられます。

パソコンが立ち上がらない原因

強制終了や外部機器を確認してもパソコンが立ち上がらない時は、以下の原因が考えられます。

対処法もあわせて解説していくので、ひとつずつ確認していきましょう。

ハードウェアの故障

ハードウェアとはマザーボードやディスプレイ、ハードディスク、メモリなどパソコンのシステムを構成する機器のことです。

特にマザーボードの故障は、起動時の不具合につながります。

部品の老朽化やほこりがハードウェアの故障になりやすいので、普段からメンテナンスや取り扱いに注意しましょう。

ハードディスク故障の原因は?症状と修復方法を解説!>>

モニター/ディスプレイの不具合

他のモニターやディスプレイに接続して、パソコンが起動するか確かめてください。

もし外部ディスプレイに映る場合は、ディスプレイの不具や接続部分の故障が考えられます。

この場合は、外部ディスプレイにつなげてパソコンを使用するか修理に出しましょう。

PCの液晶ディスプレイ(モニター)が映らなくなったら >>

BIOSが壊れている

電源が入っても画面表示がない場合は、BIOSの故障が考えられます。

BIOSとは、パソコンの各デバイスをつなぐ役割のもの。

グラフィックボードの接触不良・CPUの不具合が原因でBIOSが正常作動せず、パソコンの立ち上がりに影響が出ます。

BIOSはパソコンの要となるプログラムなので、むやみに自己修理せず専門業者に相談しましょう。

BIOSが正常に起動しない!CPUファンが動作に問題ないときの対処法>>

ドライブやメモリーの不具合

メモリやドライブの不具合が起こると、パソコンの起動や動作は正常に行われません。

内部にホコリが蓄積するとメモリの接続不良が起こるので、定期的にパソコン周辺のメンテナンスを心がけましょう。

パソコンのメモリ寿命についてはこちらでも詳しく解説しています。

メモリの寿命はどれぐらい?症状と長く使う方法を解説!>>

ケーブルの接続不良

電源やバッテリーケーブルがしっかり接続されているか確認してください。

一度ケーブルを抜いて数分後、再度接続すると電源が入ることがあります。

ノートパソコンの場合、ACアダプタの細い部分が破損すると接続不良が起こるため取り扱いに注意しましょう。

電源ユニットの故障

電源ユニットが故障すると、電源を入れてもPCがまったく反応しません。

コンセントがきちんと接続された状態でも起動しない場合は、電力が供給されていない可能性が高いです。

電源スイッチを入れた後、少しでも空冷ファンが動くなら電源ユニットの故障が想定されます。

電源ユニットの修理は専門知識が必要なため、専門業者に相談してください。

【パソコンの電源ユニットの寿命は?】故障前の症状や延命するための方法>>

パソコンに汚れが溜まっている

パソコン内部のホコリは、静電気が溜まる(帯電)原因です。

帯電すると、パソコンが起動しない・突然パソコンが落ちるなど悪影響を及ぼします。

パソコンは電子パーツが多く帯電しやすい性質なので、定期的に内部の清掃を行いましょう。

帯電の原因と放電方法はこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコンの放電方法とは?帯電する原因から対策をご紹介>>

周辺機器の不具合

プリンターなどの周辺機器やUSBポートに不具合が発生すると、パソコンが正常に起動しません。

ひとつずつ抜き差しを繰り返し、原因の機器を確認しましょう。

周辺機器が影響を及ぼしている

USBやハードディスクなどの機器を接続したままだと、パソコンの電源が入ってもOSが正常に起動しないことがあります。

パソコンから周辺機器を取り外すと、症状が回復します。

また、BIOSの設定変更すると正常な起動・シャットダウンが可能です。

Windows updateが原因でエラーが発生【Windows10】

Windows updateに失敗したパソコンは、正常に起動しません。

失敗の原因と対処法は、エラーコードでわかります。

Microsoftのサポートでエラーコード検索した結果を参考に対応してみましょう。

Windowsupdatが終わらない場合の対処法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

Windows Updateが終わらない時の対処法を解説!上級者向け手順も紹介>>

パソコンが立ち上がらないときにすべき8つの症状別対処法

パソコンが立ち上がらない原因を解説してきました。

ここからは、詳しい対処法を症状別に紹介します。

黒い画面の場合

パソコン起動後、ロゴが表示されず画面が黒いままの場合はいくつかの原因・対処法があります。

その中でも、手軽に試せる対処法を2つ紹介します。

モニターの電源を入れ直す

起動後に黒い画面が表示されたら、強制シャットダウンするしかありません。

パソコンの電源を長押しすると強制的に電源が切れます。

強制終了はデータの破損や内部へのダメージが大きいので、繰り返し行わないようにしましょう。

モニターケーブルの接続確認

パソコンに何も表示されない場合は、モニターケーブルが正しく接続されているか確認してください。

また、ホコリが溜まると接続不良が起こすことも。

接続部分の確認とあわせて、汚れを取り除くようにしましょう。

パソコンの画面が真っ暗になる原因と対処法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコンの画面が真っ暗になる原因は?カーソルが動くときなど症状別対処法>>

青い画面の場合

青い画面は「ブルースクリーン」と呼ばれ、WindowsOSに深刻なエラーが発生したときに表示されます。

焦って電源を切る必要がなく、多くの場合は約10分後に再起動します。

以下では、有効な方法3つを紹介するので確認してみてください。

外付け機器を外す

外付けのUSBメモリーをすべて取り外すとパソコンが正常に起動することがあります。

この方法で解決する場合は、最新のドライバーか確認してください。

もし、特定の機器が原因のときはドライバーが自身のパソコンに非対応か故障の可能性があります。

メモリーの交換

メモリーの取り付けや差し込みが緩むなど接触不良を起こすと、ブルースクリーンが発生する原因になります。

メモリーのカバーが簡単に外せる場合、自分で差し直しが可能ですが静電気対策をしながら行ってください。

差し込み直しても改善しなければ、メモリの故障が考えられます。

パソコン内部に触れる作業なので、不安な方は専門業者に依頼しましょう。

ウイルス対策ソフトウェアの実行

ウイルス感染が原因で、ブルースクリーンが表示されることがあります。

再起動ができたら、ウイルス対策ソフトを実行して感染の確認をしてください。

ウイルスを駆除すると、パソコンが正常に起動する可能性があります。

更新プログラムのアンインストール

WindowsUpdate後にブルースクリーンが表示された場合は、更新プログラムをアンインストールすると問題が解決します。

アンインストールする前は、念の為にデータのバックアップをしてください。

もしHDDやSSDの不具合の場合は、アンインストールするとかえって状況が悪化することもあるので慎重に行いましょう。

ブルースクリーンに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコンのブルースクリーンが頻発する原因は?エラーコードの種類と対処法>>

電源を押しても起動ランプが付かない場合

電源ケーブルに問題がなく、起動ランプがつかない場合は以下の2つを試して見てください。

放電

電源を切った状態で、ケーブルやACアダプター、周辺機器をすべて取り外します。

5分以上パソコンを放置した後に、再度機器を接続してください。

電源ボタンを押して、起動するか確認します。

放電によってパソコン内部の熱が放出されるので、正常に起動するケースが多いです。

パソコンの放電方法についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコンの放電方法とは?帯電する原因から対策をご紹介>>

パソコン内部の埃を取る

内部に埃が蓄積すると、熱暴走は起こり電源が入りません。

パソコンは冷却ファンが作動しているので、埃が溜まりやすい環境です。

電源が切れている状態で、内部の埃をとると問題が解決することがあります。

ケースを開けて蓄積した汚れを落とすのが理想ですが、難しい方は吸気口から埃を吸い取るだけでも効果が高いです。

起動ランプはつくけど画面が真っ暗な場合

電源がついても、画面が真っ暗な場合はモニターの接続不良が考えられます。

ケーブル接続に問題がなければ、外部ディスプレイ出力に設定されていないか確認しましょう。

また、モニターのバックライト切れや液晶の故障が原因であれば、修理が必要です。

参考:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法

異音が聞こえる場合

パソコンの異音は、パソコンの不具合によるものです。

原因は、HDD・ファン・パーツなどありますが、判断が難しいことがほとんど。

また、そのままにしておくとデータの破損や故障につながります。

異音の原因がわからない場合は電源を切り、周辺機器を取り外して専門業者に修理依頼をしましょう。

パソコンの異音についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコンからの異音は修理が必要?原因や対処法を詳しく解説します

勝手に再起動する場合

作業中に勝手に再起動する場合は、電気の帯電・BIOSの設定・ソフトの問題が挙げられます。

ここでは、再起動を繰り返す際に有効な対処法を2つ紹介します。

スタートアップ修復

スタートアップ修復は、起動時のトラブルを修復することです。

手順は以下の通りです。

  1. 電源を入れたらBIOSを起動する
  2. Windowsインストールメディアから起動する設定を行う
  3. セットアップ画面にて各種選択をし「次へ」をクリック
  4. オプション選択を選択
  5. トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ修復を選ぶ

これにより、問題を発見したら自動的に修復してくれます。

参考:Windows 10でWindows(OS)が起動しない状態からスタートアップ修復を行う方法

システムの復元

システムの復元は、あらかじめ作成した復元ポイントの状態に戻すことです。

パソコンの起動に問題があった時点の状態に戻すことで、症状が解決する可能性があります。

ただし復元ポイントの作成がされていないと、システム復元はできません。

完了すると自動的に再起動されるので、正常に復元できたか確認しましょう。

ロゴで止まる場合

起動後にメーカーロゴで止まる場合は、ソフトウェアに問題がある可能性があります。

下記の3つの対処法を試してみましょう。

更新プログラムのアンインストール

更新プログラムをインストールすると、Windowsが起動しない不具合が起こることがあります。

その場合、更新プログラムをアンインストールすると改善されます。

初期状態に戻す

何をしても起動しない場合は、Windowsの初期化を行ってください。

初期化するとパソコン購入時の状態に戻り、追加したデータやアプリが全て削除されます。

実行する前に、大事なデータのバックアップを作成しましょう。

システムの復元

先述で紹介したシステム復元は、起動後ロゴで止まる場合にも有効です。

システム復元は、時間がかかりますが電源を切らず待ちましょう。

もし途中で電源が切れたときは、トラブルが発生することも。

電源アダプターに接続して、システム復元を行いましょう。

Windows10のログイン画面が出ない場合

パソコン起動時のサインイン画面に切り替えても、パスワードの入力画面が表示されないことがあります。

ログイン画面がでない場合、高速スタートアップの解除・システム復元を行いましょう。

実行後、Windows10のログイン画面が表示されるか確認してください。

これらの対処法を実践してもパソコンが立ち上がらない場合

それでも起動しない場合は以下の対処法を実践しましょう。

Windowsのセーフモードを起動する

セーフモードは、内部トラブルを診断する機能です。

パソコンがうまく起動しなくても、セーフモードを起動すると立ち上がることもあります。

この方法で立ち上がる場合は、プログラムやドライバーに原因があることが多いです。

トラブルの原因になるプログラムを削除すると、通常通り起動するようになります。

復元ポイントを使う

復元ポイントを使い、正常に動いていた時の状態に戻しましょう。

復元完了まで時間がかかるので、ノートパソコンの場合はACアダプタをつなげで電源が落ちないようにしてください。

参照:Windows 10でシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法

メーカーまたは専門業者に依頼

ここまでの対処法を試しても改善しないときは、メーカーや専門業者に頼みましょう。

特にパソコン内部が原因の場合は、専門業者に修理してもらうのが最善の方法です。

新しいパソコンへの買い替え

起動時の不具合が繰り返しあるなら、買い替えも検討しましょう。

パソコンの寿命を迎えたら、修理よりも買い替えがおすすめです。

修理費用を踏まえても、性能の良い新しいパソコンの方が作業効率も上がります。

パソコンの買い替え時はいつ?おすすめの購入時期や買い替え前にやること>>

パソコンが起動しない時の注意点

パソコンが起動しないときは、以下の2点に注意してください。

今よりも状態が悪くなり、故障につながる場合があります。

電源のON/OFFや強制再起動は繰り返し行うのはNG

繰り返し強制再起動すると、パソコン内部が破損することがあります。

かなり負担がかかる行為なので、強制再起動は最終手段としてください。

もし強制再起動を行う場合は、データが消滅するかもしれません。

あらかじめバックアップをとるようにしましょう。

自分で対処するとさらに状態が悪化する可能性有

起動時の不具合は、パソコン内部の問題の可能性があります。

だからといって、知識がない人が内部の精密機器を修理するとさらに状態が悪化して取り返しがつかないことも。

自身で対処できない場合は、専門業者に依頼して修理してもらいましょう。

まとめ:パソコンが立ち上がらないときはいじるのは危険!正しい対処法を実践するのがカギ

パソコンが立ち上がらないときは、自己判断で触るのは危険です。

正しい対処法を実践しても回復しない場合は、専門業者に修理依頼をしましょう。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

パソコンが起動しない原因の一つとして考えられるのが、BIOSが起動しないことです。

このBIOSが起動することでOSが起動しパソコンが使える状態になります。

BIOSが起動しない原因はいくつかありますが、この記事ではBIOSが起動しない原因やすぐにできる対処法、症状別対処法などを紹介します。

パソコンが起動できなくて困っているという方はぜひこの記事を参考にしてください。

この記事でわかること

  • BIOSはハードウェアの制御と管理を担当する
  • BIOSが起動しない場合はUEFIの設定と周辺機器を確認する
  • CMOSバックアップ電池を交換するときはマザーボードに触れないようにする

BIOS(Basic Input Output System)とは

BIOS(バイオス)はBasic Input Output Systemの略称で、マザーボード上のROMに搭載されているプログラムです。

別名はシステムセットアップ。

BIOSはWindows等のOSが起動する前に動き出し、パソコン本体搭載のハードウェア(キーボード・マウス・メモリ・CPU・ハードディスク等)の管理と制御を担当します。

BIOSの設定を変更すると、起動時のハードの読み込みの順番を変更する・ハードウェアを使用したくないときに無効にすることが可能です。

しかしBIOSがアップデート等で破損すると、パソコンが起動できなくなるというデメリットがあります。

BIOSの機能

BIOSの機能はおもに7つあります。

  1. ドライブ起動順位の変更:BIOSの設定画面から変更可能。パソコンに問題が生じてOSを再インストールするときやハードディスク以外からOSを起動させたいとき、BIOSで起動順位を変えられる。
  2. パスワード設定の変更:業務用パソコン等でパスワードの設定が可能。管理者以外のユーザーパスワード、管理者用のマシンパスワードの2種類がある。
  3. ハードウェア診断:[電源]を押した後に[F12]キー(メーカーにより[F10]や[Esc])を連打することで起動する。ハードウェア診断では、パソコンの各パーツや機能に不具合がないかを検査できる。
  4. AHCIとRAIDの設定:ストレージデバイスの動作モードを設定する。
  5. オーバークロックの設定:初期設定の応用版。オーバークロックを行うには、CPUやメモリのクロックや電圧を定格以上に引き上げる。各種電圧の設定が可能。
  6. ファンコントロール&ハードウェアモニタリング:CPUファンとケースファンの回転数の制御ができたり、マザーボードの各部のセンサーが取得した温度や電圧を確認できる。
  7. BIOSアップデート:ASUSTeK EZ Flash 2をインストールするには、パソコン起動直後に[Alt][F2]キーを押す、またはメインメニューの[Tools]から起動する。

BIOSの使用方法

BIOSの起動方法はおもに2つあります。

  1. ファンクションキーを使用する方法:パソコンの電源を入れてメーカーロゴが表示されている間に、キーボードの[F2]キーを押す。メーカーにより[電源]や[Esc]キーを押す場合もある。
  2. Windows 10の画面から起動する方法:画面左下の[スタートメニュー]>[設定]>[更新とセキュリティ]>[回復]>[今すぐ再起動]>[オプションの選択]>[トラブルシューティング]>[詳細オプション]>[UEFIファームウェアの設定]を選択する。再起動をクリックする。

BIOSの設定方法に関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

BIOSの設定方法 >>

BIOSが起動しないときの原因

BIOSが起動しないときの原因を8個紹介します。

使用しているケーブルまたはコードの接続不良

意外に電源ケーブルがコードが抜けているときがあります。

いま一度確認しましょう。

モニターケーブルと電源ケーブルの接続は緩みやすいので、ちゃんと奥まで差し込みましょう。

電源ユニットの経年劣化

パソコンの電源がまったく入らない場合、電源ユニットの劣化を疑ってください。

電源ユニットの経年劣化のほか、電源環境に問題がある場合があります。

まずはUSBメモリやHDD等周辺機器の接続を少なくしてから、適切な環境で起動しましょう。

電源ユニットの寿命に関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

【パソコンの電源ユニットの寿命は?】故障前の症状や延命するための方法>>

メモリの不具合または接触不良

メモリにホコリが溜まると、BIOSが起動しないことがあります。

まずはメモリをパソコンから外して、差し込み部分のホコリを取ります。

差し込み部分の金属部分は、OAウェットティッシュで軽くこすれば汚れが取れるでしょう。

メモリの取り付けは、つける・外すを繰り返せば接触が改善されます。

ホコリの除去にエアダスターを使用しても良いでしょう。

静電気が溜まっている

パソコンに静電気が溜まると、BIOSが起動しなくなる可能性があります。

この場合はパソコンの電源を切り、周辺機器や電源ケーブルを外した状態で約10分放置しましょう。

静電気をパソコンに溜めないために、パソコン使用前に手洗いして少し湿ったタオルで手を拭きましょう。

木製のテーブルやドア、壁などを手で触れば電気を除去できます。

CMOSバックアップ電池の経年劣化

CMOS(シーモス)とは、BIOSに関する情報が記憶されたメモリを意味します。

パソコン購入後3~4年でCMOSバックアップ電池は寿命を迎えるでしょう。

以下の不具合が起きたら、電池切れだと考えてください。

  1. パソコンの時計が狂う。パソコンを再起動するか時間を置いて電源をつけても時計が直らない場合は、電池切れの可能性がある。
  2. OSが起動しない。OSはBIOSというファームウェアによってOSを読み込む。
  3. パソコン起動時にフリーズする。
  4. パソコンからビープ音が鳴る。時計の異常が検知されると短音が4回、Dell製のパソコンはビープ音が1回鳴る。

マザーボードのボタン型電池が切れている

マザーボードには「CR2032」という規格のボタン型電池が使用されています。

こちらの電池はスーパー・コンビニエンスストア・ホームセンターで販売され、1枚150~200円で買えるのがメリットです。

同じ外径のボタン型電池に「CR2025」があるため、間違って購入しないようにしてください。

GPUやCPU、チップセットの不具合

GPUは「Graphics Processing Unit」の略称で、3Dグラフィックス等の画像描写を行う際に必要な計算処理用の半導体チップです。

CPUも計算処理を行いますが、GPUとは違ってコンピューター全体の計算処理を担当します。

GPUが故障すると、画面にノイズが出る・3Dグラフィックが正しく描かれない・画面の色が変・ブロックノイズが出る・画面が乱れる・パソコンが勝手に再起動する、といった不具合が起きるでしょう。 

このような場合はまず、GPUを取り外してみる・デバイスマネージャーを確認する・OSを再インストールしてパソコンを初期状態に戻してみてください。

CPUの故障も同上のような不具合が見られます。

BIOSまたはマザーボードの破損

BIOSが起動しない場合、マザーボードが破損している可能性があります。

まずは周辺機器やネットワーク等を遮断した状態でパソコンを起動してみましょう。

それで起動できたら、プログラムの読み込みやCPU処理の負担が原因でパソコンに大きな負荷がかかっていたことがわかるでしょう。

またパソコン内部に入ったホコリやチリが蓄積されていることもあるので、こまめに掃除をしてください。

マザーボードの寿命に関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。

マザーボードの寿命の年数は?寿命がきたときの症状や交換方法を解説>>

BIOSが起動しないときに確認すべきこと

BIOSが起動しないときに確認するべき2点を紹介します。

パソコンの周辺機器やケーブルの接続状況を確認

単にケーブルがきちんと接続されていなかったり、パソコンの周辺機器がパソコンに負荷をかけていたりする可能性があります。

一度周辺機器をパソコンから取り外してみましょう。

UEFIの設定をクリアする

UEFIはUnified Extensible Firmware Interfaceの略称で、コンピューター内の各装置を制御するファームウェアとOSの間の通信仕様を決めた標準規格の一つです。

UEFIは最大2TBまでといった、大きなディスクと多数のパーティションをサポートしていることが魅力です。

UEFIの設定をクリアするには、パソコンの電源を入れ画面が表示される前に[Delete]キーを連打してください。

UEFIセットアップ画面が表示されるので、[F9]キーを押して「Load UEFI Defaults」を実行します。

「F10」キーを押して「Save Changes and Exit」メニューを表示したら[OK]を選択して設定を保存しましょう。 

BIOSが起動しないときにすぐできる対処法

BIOSが起動しないときにできる対処法を5つ紹介します。

[F2]キーまたは[Del]キー、[Esc]キーを押す

まずは[F2]キーか[Delete]キー、[Esc]キーを押してみましょう。

[F2]キーと[Delete]はBIOS起動時にも使えるファンクションキーなので、覚えておいてください。

[Esc]キーはBIOSを起動した後によく使うキーです。

設定画面からUEFIを起動する

設定画面からUEFIを起動させる方法は以下を参考にしてください。

  1. [スタートメニュー]>[設定]>[更新とセキュリティ]を押す。
  2. 左側のメニューから[回復]を選択し、[PCの起動をカスタマイズする]の[今すぐPCを再起動する]をクリックする。

CMOSバックアップ電池の確認

前述の通り、CMOSバックアップ電池は3~4年で寿命を迎えます。

CMOSバックアップ電池は280~680円で買えます。

パソコン内部にある汚れを掃除する

パソコン内部の掃除をするのに必要な道具はこちら。

  1. 帯電防止ブラシ
  2. 静電気防止袋
  3. 金属製でないピンセット
  4. エアダスター
  5. CPUグリス

パソコン内部を分解するときは、取扱説明書を近くに置いて作業しましょう。

帯電防止ブラシやエアダスターで、内部のホコリをやさしく取ってください。

ハードディスクやメモリを取り外して作業する場合は、静電気防止袋に入れて直接床に置かないようにしましょう。

細かい部分の掃除は、破損しないようにエアダスターでスプレーしてから仕様しましょう。

ファンを掃除する際はピンセットでホコリを除去してください。

CPUグリスは、要らない布で拭きとってから使用しましょう。 

パソコン周辺機器を外す

パソコン周辺機器とは、マウス・キーボード・HDD・USBメモリ・Webカメラ・電源タップ等を指します。

複数の周辺機器をパソコンに接続していると、パソコンに負荷がかかりBIOSが起動しない原因にもなります。

一旦全ての周辺機器を取り外し、BIOSが起動されるか確認してみましょう。

CMOSバックアップ電池を交換するときの注意点

CMOSバックアップ電池を交換するときの注意点を2つ紹介します。

マザーボードに触れない

マザーボードにはピンという無数の針が集まってできています。

マザーボードに少し手が触れただけでパソコンが壊れる事案があるので、十分注意しましょう。

そのためにも静電気が通らないよう水で手洗いしたり、身近な家具を触ってからCMOSバックアップ電池を交換したりしてください。

メーカーや専門業者にやってもらうのも良いと思います。

BIOSの設定が初期状態に戻る

ボタン型電池を外すだけでBIOSの設定は初期状態に戻ります。

十分に注意して作業を行いましょう。

BIOSが起動しないときの症状別対処法

BIOSが起動しないときの症状別対処法を3つ紹介します。

電源ファン・CPUファンが動作に問題なし

電源ファンにもCPUファンにも問題がない場合は、ハードウェアに不具合が起きている可能性を考えましょう。

パソコンから全ての周辺機器を取り外してから、マザーボードを確認してください。

電源を入れたけど画面が真っ暗

画面が真っ暗になった場合、ハードディスクのアクセスランプが点滅しているか確認しましょう。

ランプが点いていたら、パソコンが一応作動している証拠です。

そしたら[Windows]キーと[P]キーを押し、[P]キーを押した後に[Enter]を選択してください。

これを画面が表示されるまで繰り返すと、[PC画面のみ][複製][拡張][セカンドスクリーンのみ]という選択肢が画面に出ます。

この場合は「PC画面」をクリックしましょう。

パソコンの画面が真っ暗になる原因は?カーソルが動くときなど症状別対処法>>

「ビープ音」が鳴らない

ビープ音が鳴らない状態でBIOSが起動しないときは、本体のハードウェアに問題が起きている可能性があります。

この場合は以下8つの方法を試してみてください。

  1. 電源とケーブル、ディスプレイ、マザーボードのコネクタを確認する。
  2. ビープスピーカーの接続を確認する。
  3. USBメモリ等の周辺機器を取り外す。
  4. 完全放電を実施する。電源を切りケーブルを抜いてから約10分放置してみる。
  5. パソコン内部のホコリを除去する。
  6. パソコン内部のパーツ(メモリ・グラフィックボード・CPU)を確認する。
  7. ボタン型電池を交換する。
  8. マザーボードのコンデンサを交換する。

それでもBIOSが起動しないときの対処法

上記で説明したBIOSが起動しないときの対処法を10個試しても、BIOSが起動しない場合の対処法を3つ紹介します。

そのほかの原因を探す

BIOSが起動しない原因を、ケーブルまたはコードの接続不良等8個紹介しましたが、ほかの原因も考えてみてください。

BIOSの起動キーを確認する・[設定]からBIOS起動を試みる・高速スタートアップを無効化する・Fast Bootを無効化する・サポートユーティリティを利用するといった対策を講じてみましょう。

専門業者またはメーカーに修理を依頼する

メーカーに頼めば、保証期間内であれば無償で修理をしてくれます。

メーカーはマザーボードを交換するよう勧めてくる可能性が高いです。

専門業者に修理依頼を出せば、メーカーより安く済みます。

マザーボードの修理は安くて6,000円からになります。

新しい機器に買い替える

修理をしても直らない場合は買い替えも検討しましょう。

パソコンの寿命は3〜5年ほどなので、それ以上使っているという場合は寿命が来ている可能性も考えられます。

パソコンの買い替え時はいつ?おすすめの購入時期や買い替え前にやること>>

パソコン廃棄.comは24時間365日対応可能で、クロネコ宅急便で使わなくなったパソコンを送ると無料で破棄してくれます。

ただし画面割れしたパソコン・画面漏れしたパソコン・バラバラになったパソコンは受け取ることができません。

セブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ポプラか自宅からの郵送が可能ですので、ぜひご利用ください。

パソコン廃棄.comでパソコンの処分をする>> 

まとめ:BIOSが起動しないときは対処法を実践しよう

今回はBIOSが起動しないパソコンの対処法等を紹介しました。

パソコンが保証期間内である場合は、マザーボードをメーカーで交換してもらいましょう。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

スマホが充電できず困った経験がある方も多いのではないでしょうか?

充電の原因は、すぐ直るものから修理の必要なものまでさまざまです。

この記事では、スマホの充電ができない原因と対処法について解説します。

スマホの修理費用の相場や、よくあるトラブルの解決法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • スマホが充電できない原因は接触不良だけでなくバッテリーの劣化の可能性もある
  • スマホが充電できない場合の対処法は水没かどうかによって異なる
  • どうしても直らない場合は修理や買い替えを検討しよう

スマホ充電の2つのトラブル

スマホの充電トラブルには2パターンあります。

充電が「増えない」と「できない」では対処法が異なるため、現在のスマホの状態を確認しましょう。

充電が増えない

スマホの充電が増えない状態とは以下の通りです。

  • 充電ランプは点灯するが、残量が増えない
  • 必要以上に充電に時間がかかる
  • 充電中でも電池が減量する

このような状態の場合、スマホ本体に問題がある可能性が高いです。

充電ができない

スマホの充電ができない状態は以下の場合を指します。

  • 充電ランプが点灯しない
  • スマホのバッテリーアイコンが充電中マークの表示にならない

充電ができない場合は、スマホ本体だけでなく充電ケーブルなど外的要因も考えられます。

スマホ(iPhone・Androidなど)の充電ができない原因

スマホが充電できない原因は、大きく分けて5つ。

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

充電ケーブルの接触不良またはスマホに対応していない

まずは、スマホに充電ケーブルがきちんと差し込まれているか確認してみましょう。

根元まで挿したつもりでも、内部端子が接触していないために充電できないケースもあります。

また、充電ケーブルがスマホに対応していない可能性も考えられます。

充電トラブルが起こりやすい原因は、純正品以外のケーブルの使用です。

純正の充電器と交換すると、充電トラブルが解決することもあるので、試してみる価値はあります。

充電器の故障

繰り返し充電器を使っていると、接触が悪くなります。

充電器を挿す向きや角度を変更したり、他の充電器を挿したりしてみましょう。

もし、充電が正常に行われるのであれば、充電器が故障している可能性があります。

このような場合は、充電器の修理や買い替えを検討してください。

バッテリーの劣化

スマホの平均的なバッテリー寿命は、およそ2年〜3年です。

バッテリーが劣化すると、100%充電してもすぐに電池がなくなってしまいます。

各メーカーのスマホで、バッテリーの劣化状態が確認できるので、交換などの目安にしてください。

スマホ本体の温度が高くなりすぎている

スマホは本体が一定以上の温度に達すると、自動で充電やその他の機能が停止します。

温度が高くなりすぎた場合は、正常な温度になるまで充電ができません。

早く充電したいからとは言え、スマホを冷凍庫に入れたり保冷剤で冷やしたりすると故障の原因になるため、急な冷却は控えてください。

スマホが熱くなる原因についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

スマホが熱くなる原因は?正しい対処法と冷やし方を分かりやすく紹介>>

充電器の出力が弱い

充電器がスマホの充電規格に合わない・出力が足りないと充電に時間がかかります。

2A以上の数値があれば急速充電が行われますが、USBポートだと0.5A程度しかないので充電スピードが遅く感じるでしょう。

早く充電したい場合は、直接コンセントに挿す方法がオススメです。

スマホの充電ができない時の対処法

スマホの充電ができない時は、以下の方法を試してみてください。

ここからは、充電ができない時の対処法を6つ解説します。

接続部分の確認

うまく充電器が挿さっていない場合もあるので、きちんと奥まで差し込んでみましょう。

また、接続部分にホコリが溜まっていると充電できないことがあります。

スマホを持ち運ぶと、気づかないうちに接続部分にゴミやホコリが溜まり充電の妨げになることも。

細い棒などを使い、奥に押し込まれたホコリを取り除くことで、正常に充電できる可能性があります。

スマホに対応した充電ケーブルへの買い替え

充電器が原因の場合は、自分のスマホに対応した充電ケーブルに買い替えましょう。

買い替えるポイントは、純正のものを選ぶこと。

純正以外のアクセサリはトラブルの原因になりやすいものです。

ストレスを感じずスムーズに充電できる純正ケーブルで、スマホの不具合が解決できる可能性もあります。

バッテリーの交換または修理

経年劣化するバッテリーは、寿命にあわせて2年〜3年を目安に買い替えする人も多く、新しいスマホであれば充電頻度も少なくなるでしょう。

劣化したバッテリーを交換・修理すると、充電できる可能性があります。

保証やサポートプランに加入していない場合は、交換費用が高額になることも。

ですが、費用を抑える目的でやみくもにバッテリーの交換・修理を行わないようにしましょう。

失敗すると、故障やデータ消失の原因になります。

スマホを置いて温度を下げる

スマホは、本体の温度が高くなると自動的に充電ができなくなります。

スマホが高温で充電できないときは、アプリを終了させて電源をオフしてください。

自然に本体の温度が下がるのを待ってから充電しましょう。

スマホが熱くなっている場合は以下の記事で対策を詳しく解説しています。

スマホが熱くなる原因は?正しい対処法と冷やし方を分かりやすく紹介>>

スマホの再起動

スマホが操作できる状態なら、再起動してみましょう。

OSがエラーを起こしている場合、再起動するとすぐに充電できる可能性があります。

もし、再起動して充電ができるならアプリやOSの不具合かもしれません。

アプリをアップデートすると解決することもあります。

水没したスマホが充電できないときの対処法

スマホの充電できない原因が、水没だった場合の対処法を4つ紹介します。

一度電源を落とす

本体が水没したら、電源コードを抜いて電源を落としてください。

電源が入った状態で浸水すると、内部の基盤がショートします。

水没後はスマホ操作の可否に関わらず、電源を落として故障を防ぎましょう。

スマホについた水分を拭き取る

水没したらすぐにタオルで水分を拭き取りましょう。

スマホケースを外し、内側まで浸水していないか確認してください。

隙間に入り込んだ水は、綿棒を使うと細部まで拭き取りやすいです。

SIM/SDカードやバッテリーなどを全て外す

SIM/SDカード、バッテリーを全て外して浸水していないか細かく確認してください。

タオルやハンカチを用いて、濡れている部分を拭き取ります。

繊維が付着するとSIMやSDの読み込みに支障が出るため、毛羽立ちにくい布を使用しましょう。

スマホを十分乾燥させる

水分を拭き取ったら、スマホを乾燥させます。

ドライヤーを使うと基盤にダメージを与えるので、自然乾燥をさせてください。

乾燥剤があれば、スマホと一緒に密閉容器に入れて数日置いておくと内側までの乾燥効果が期待できます。

スマホの充電時このような状態になったら要注意

充電中に以下の症状が発生したら、注意が必要です。

放置すると、故障につながるので使用を中断してください。

充電時に焦げたニオイがする

焦げたニオイがしたら、充電器をコンセントから抜いて充電を中止してください。

そのまま充電を続けると、火災の原因になります。

匂いの原因は「電池の不具合」「充電ケーブルの不具合」などです。

充電の中断後、各部分の発熱を確認します。

触ってみて、高温になっていた箇所が原因と予想されます。

本体から発熱の場合は、修理依頼、ケーブルや充電器は買い替え対応しましょう。

スマホの端子部分が故障

スマホ端子が故障すると充電が正常に行われません。

故障と判断する前に、差し込み口に真っすぐ挿入されているか・ゴミが溜まっていないかを確認しましょう。

それでも充電ができない場合は、修理依頼を検討しましょう。

スマホの動きが遅いまたは固まる

スマホの動きが遅い・固まる場合は、負荷がかかるアプリの使用等が挙げられます。

また充電中にアプリを使用すると、スマホが高温になりフリーズすることも。

発熱が原因のフリーズは、本体冷却すると症状が回復する場合もあります。

直らない場合は修理も検討しよう

ここまで紹介した対処法でも改善されない場合は、修理を検討しましょう。

この章では、スマホの修理依頼先を3つ紹介します。

au・docomo・Softbankに依頼する

契約時にキャリアのサポートサービスに加入していた場合は、無償もしくは費用の一部負担で修理可能です。

各キャリアのサービス内容は以下の通りです。

キャリアdocomoSoftBankau
サービス名ケータイ補償サービスあんしん保証パック故障紛失サポート
月額料金363円〜1,100円(税込)500円〜1,309円(税込)418円〜626円(税込)
サービス内容故障・水濡れ・全損など故障・水濡れ
内蔵バッテリー交換割引
故障・紛失・盗難
代替機貸出ありありあり

キャリア独自のサポートを受けるメリットは「費用負担軽減」「純正部品の交換」です。

正規メーカーに依頼すると修理完了まで数日かかりますが、場合によっては無償修理を受けられます。 

参考:docomoケータイ補償サービス

参考:SoftBankあんしん保証パックサービス

参考:au故障紛失サポート

正規店に依頼する

Apple Storeは持ち込み修理と配送修理の2通りの方法があります。

修理日数は症状により異なりますが、オンライン上で修理状況が確認できます。

AppleCare+に加入している場合は、バッテリー交換は無償です。

保証対象外者のバッテリー交換費用は、5,940円〜8150円かかります。

参照:iPhone のバッテリーと電源の修理

専門の修理業者に依頼する

専門の修理業者は、キャリア保証や正規店より安く修理ができます。

また、即日対応の業者も多いのでスマホを早く直したい人に最適です。

一度専門業者に依頼してしまうと、のちにメーカーサポートサービスの対象外になる場合があります。

専門の修理業者は、即日修理を希望する人や保証未加入者、費用を抑えたい人にオススメです。

スマホの充電トラブルをなくすためには

充電トラブルは突然起こります。

普段の取り扱い次第では、未然に充電トラブルを予防できます。

ここでは充電トラブルのリスクを下げる方法を3つ紹介するので、使い方の見直しをしてみましょう。

スマホや充電ケーブルを大切に扱う

スマホは精密機械なので、少しの刺激でも故障につながることも。

普段から丁寧な取り扱いをすると、充電トラブルを起こしにくくします。

スマホ本体は、落下させない・耐久性の高いスマホケースの使用を心がけましょう。

充電ケーブルは、無理に引き抜かない・断線しない収納をするようにしてください。

品質保証された充電器・ケーブルを使う

できるだけ、メーカー純正の充電器・ケーブルを使用しましょう。

純正以外はスマホの劣化を早め、充電トラブルの原因となります。

非純正品は安価ですが、安全性を優先して品質保証された純正商品がオススメです。

高温または低温状態ではなるべくスマホを使用しない

スマホの電池は急激な気温変化に弱く、推奨温度を逸脱すると充電トラブルが発生します。

特に、真夏の屋外や高温車内でのスマホの長時間放置は避けましょう。

高温・低温の環境下での使用は、充電異常だけでなくスマホの故障にもつながります。

キャリア・機種別のスマホが充電できないに関する公式記事

キャリア別

キャリア記事
au充電ができない | トラブル診断(スマートフォン・タブレット)| au
ソフトバンク充電ができなくなりました。対処方法を教えてください。[スマートフォン/Pocket Wi-Fi] | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
ドコモ充電について | 安全に関するご注意 | お客様サポート | NTTドコモ

機種別

キャリア記事
Galaxyスマホが充電できない時の原因と対策 – Galaxy公式(日本)
AQUOS【AQUOS ケータイ】充電できない/充電に時間がかかる – よくあるご質問
xperia充電ができない | Sony JP
Y!モバイルモバイル充電ができない/充電が遅い
iPhoneiPhone や iPod touch が充電されない場合 – Apple サポート (日本)

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

突然Macがフリーズして、慌ててしまう人も多いのではないでしょうか?

Macに負荷がかかる、内部故障などのさまざまな原因でフリーズが発生します。

しかし、しっかりと適切な対処を行うことでフリーズを解消することができます。

この記事では、Macがフリーズする原因と改善策を紹介します。

頻繁に固まるMacへの対処法もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • Macのフリーズには「フリーズ」と「ハングアップ」の2種類がある
  • Macがフリーズして直らない場合は強制終了を行う
  • どうしてもフリーズが直らない場合は修理を検討

Macのフリーズの種類

Macのフリーズの症状は2種類あります。

突然画面が固まってもシステムが正常に作動している場合もあるため、慌てずに対応しましょう。

フリーズ

フリーズとは、Macに負荷がかかり一時的に画面が動かなくなることです。

処理速度が追いつかないなどが原因なので、しばらくそのままにしていると動くことがあります。

ハングアップ

ハングアップは、高い負荷がかかりシステムが動かず回復が見込めない状態のことです。

ハングアップすると、しばらく待っても画面が動かないため強制終了や再起動する必要があります。

Macがフリーズしてしまう原因

Macがフリーズしてしまう原因は、大きく分けて2つ。

この章では、フリーズの原因をひとつずつ解説します。

ハードディスクの不具合や故障

Macのフリーズは、内蔵のハードディスクの不具合や内部故障が原因です。

頻繁にフリーズする場合は、状況が悪化する前に原因を特定する必要があります。

高い負荷がかかる作業を行った

フリーズの一番の原因は、パソコンに高い負荷がかかる作業です。

容量の大きい写真や動画編集を行うと、処理が追いつかず画面が固まります。

負荷をかけすぎると、Mac本体の故障につながるので注意してください。

Macがフリーズした際に避けるべきNG行動

Macがフリーズしたとき、慌ててしまう方も多いでしょう。

ここでは、フリーズした際に避けるべきNG行動を紹介します。

本体やキーボードを叩く

フリーズした時に、Macを叩くと故障の原因になります。

画面が動かなくてもマウスやキーボードが反応すると、本体に刺激を与える方もいますが精密機械を叩く行為はNGです。

アクセスランプ点灯時に強制終了する

外付けHDDのアクセスランプ点灯時に強制終了をすると、データ破損の恐れがあります。

アクセスランプが点灯しているのであれば、そのまま放置をして回復を待ちましょう。

強制終了する場合は、アクセスランプの消滅後に行ってください。

Macがフリーズしたときの対処法

Macがフリーズときの対処法を4つ紹介します。

簡単に実践できるものなので、以下の対処法を試してみてください。

一旦時間を置く

フリーズする原因は、処理が終わらない・追いつかないからです。

スリープモードに切り替えて、一旦時間をおくとフリーズが改善されます。

MacBookの場合、液晶部分の蓋を閉じるとスリープモードになります。

iMacは、アップルメニュー→「スリープ」を選択してください。

ある程度の時間が経過したら、スリープを解除して回復しているか確認してください。

処理を中断できるか試す

作業中にフリーズした時は、処理を中断できるか試してみてください。

Commandキー+.(ピリオド)キーを押すと、処理が中断できます。

アプリケーションを強制終了する

画面が固まっても、キーボードやマウスが動かせる場合は強制終了ができます。

ただし、保存されていないデータが消滅することもあるので注意しましょう。

アプリの終了方法

  1. 「command」>「tab」で終了したいアプリを選ぶ
  2. 「command」>「Q」で強制終了する

アプリの強制終了方法

  1. 「option」「command」「esc」を同時に押す
  2. Apple メニュー から「強制終了」を選択します 
  3. 「強制終了」ウインドウで「強制終了」をクリック

参考:Mac で App を強制的に終了する方法 – Apple サポート (日本)

再起動

再起動は手軽で有効な方法です。

マウスが動く場合は、Appleメニューから「再起動」を選択してください。

電源ボタンがあるMacは、controlと電源ボタンを同時に押すとダイアログが表示され、再起動します。

ただし、Touch Idセンサーが搭載されている場合はこの再起動方法は使えません。

それでもだめな場合は強制終了

この章では、Macの強制終了する方法を紹介します。

ここまで解説した方法でもフリーズが回復しない時に有効な方法です。

強制終了の前にやっておくべきこと

まず、command+Sを押す、もしくはメニューバーから「ファイル→保存」を選択し、開いているファイルを保存してください。

データが消えてしまった時に備えて、作業画面をスマホで撮影するなど記録しておきましょう。

Macを強制終了すると、外付けハードディスクの取り外しが安全に行えません。

強制終了前に、Finder→取り出しボタンをクリックし、外付けドライブの取り外しを行ってください。

強制終了の方法

強制終了は、電源ボタンを10秒ほど長押しします。

MacBookの場合は、Touch Barの右横、iMacは、ディスプレイ裏側の右下に電源ボタンを押してください。

強制終了の方法は、MacBookPro・MacBookAir・iMac、共通です。

Mac本体がクールダウンしてから、再度電源ボタンを押すと再起動します。

Macが頻繁にフリーズする場合の解決策

システム不具合が生じると、頻繁にフリーズします。

頻繁にMacが固まる時は、下記の4つの方法を試してみてください。

PRAM・NVRAMをリセットする

PRAM・NVRAMは起動時に必要な情報を記憶している場所で、ここが破損しているとMacOSの起動が正常に行われません。

リセットはMacをシャットダウンしてから再起動してください。

Command+Option+P+Rを同時に押し続けると、再起動されNVRAMがリセットされ正常な状態に回復します。

参考:Mac で NVRAM または PRAM をリセットする – Apple サポート (日本)

SMCコントローラをリセット

SMCとはシステム管理コントローラのことで、高い負荷がかかると「動作が遅くなる」「本体が熱くなる」「固まりやすくなる」など不具合が生じます。

手順は以下の通りです。

SMCのリセットをして過剰な負荷を取り除くと、Macの回復が見込めます。

  1. Apple メニュー →「システム終了」を選択。
  2. キーボードのshift + control + optionキーと電源のボタンの4つ同時に8〜10 秒間長押し
  3. MacBook起動音が鳴るまでキーは押したまま
  4. 2回目の起動音でキーから指を離す

参考:Mac の SMC をリセットする方法 – Apple サポート (日本)

MacOS復元機能を使う

MacOSの復元機能は、本体に内蔵されている復元システムです。

ソフトウェアの問題を特定し、復旧することでストレージ・ディスクの不具合を解消できることがあります。

手順は以下の通りです。

  1. 本体の電源を入れてすぐにcommand+Rキー長押し→パスワード入力
  2. Time Machineを選び、バックアップファイル復元

Time Machineを使ってもフリーズが頻繁に発生する時は、MacOSの再インストールを行うと解消される場合もあります。

参考:Intel 搭載 Mac コンピュータの macOS 復旧について – Apple サポート (日本)

セーフモードで起動

セーフモードは、起動時に発生する問題を解決できます。

セーフモードの起動手順は以下の通りです。

  1. Mac起動・再起動後にshiftキーを長押し
  2. Appleのロゴが表示された後にキーから指を離す
  3. 画面にセーフモードと表示されたら起動完了

起動すると、キャッシュ削除を行いフリーズが解消されます。

Macのフリーズを予防する方法

Macのフリーズは、ある程度の事前予防が可能です。

この章では、普段から行えるフリーズ予防の方法を2つ紹介します。

適度な再起動

Macは本体に負担をかけないために、その都度シャットダウンする必要がありません。

しかし、週一回程度の再起動を行うことでMacがリフレッシュされて動作が快適になります。

不要なファイルの削除

Macに不要なファイルが蓄積されれると、処理速度が低下します。

動作改善につながるので、ファイル削除を定期的に行いましょう。

また、容量を圧迫する不要なアプリの削除もフリーズ予防になります。

Macがフリーズして使い物にならないときの対処法

ここまで、Macがフリーズした時の改善策・予防策を紹介してきました。

この章では上記の方法を試しても、フリーズが治らない場合の対処法を紹介します。

専門業者に修理を依頼

頻繁にフリーズを繰り返す場合は、専門業者に修理依頼をしてください。

強制終了を繰り返すと、状態の悪化・データが消えるなど別の問題が発生します。

動作が遅いと感じたら、下手に触るよりもすぐに専門業者へ依頼をしましょう。

Appleに修理を依頼

Apple製品限定保証やAppleCare+の保証対象である場合は、修理料金がかかりません。

未加入の場合の費用は、全モデル12,900円〜37,100円です。

費用を抑えたい・すぐに修理を終わらせたい方は、こちらも検討してみてください。

参考:mac の修理 – Apple サポート 公式サイト (日本)

まとめ:Macがフリーズして動かない時は一旦スリーブモードで時間を置こう

Macがフリーズしてしまったら、スリープモード状態にすると症状が改善されます。

しばらく経過しても回復しない場合は、強制終了や各種リセット、MacOS復旧を試してみましょう。

それでも頻繁にフリーズする場合は、修理依頼や買い替えを検討してください。

買い替えが必要になった場合は、Macの処分が必要となります。

完全無料でデータの削除を行い、全国どこからでも送料無料・事前予約なしで発送するだけで処分してくれるパソコン廃棄.comを検討してみてください。

Mac,iPhone,iPadを無料で廃棄する>>

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

パソコンのバッテリーを交換したいけどどうしたら良いのかわからない、そんなときはありませんか?

バッテリーは、充電と放電を繰り返し徐々に劣化していきます。

この記事ではバッテリーの寿命が来たときの症状や最初にすべきこと、メーカー別のバッテリー交換方法やバッテリーを長持ちさせる方法等を紹介するので参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ノートパソコンは500〜2,000回充電を繰り返すと寿命になる。交換時期は2〜3年。
  • 純正バッテリーは7,000円以上するが、メーカー公式サイト等で購入できる。
  • バッテリーはなるべく正規製品を買い、トラブルを避けるためメーカーか専門業者に交換してもらう。 

ノートパソコンのバッテリー寿命はおよそ2~3年

ノートパソコンはバッテリーがあることで、電源に繋いでなくても使用できるようになっています。

そのためデスクトップパソコンとは異なり、持ち運びができるというメリットもありますが寿命が短いというデメリットもあります。

ノートパソコンに使用されるバッテリーは、約500〜2,000回充電すると初期容量の50%まで劣化してしまいます。

使用方法などによっても異なりますが、一般的には2〜3年でバッテリーの寿命が来ると考えましょう。

バッテリーが充電できなくなるとACアダプタなしではパソコンを使用できなくなります。

バッテリーの寿命に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

パソコンのバッテリーの寿命について>>

参考:正しく使ってバッテリパックを長持ちさせる:サポート情報: ビジネスPC | NEC

バッテリーの種類

パソコンのバッテリーと言っても様々な種類があり、特徴も異なります。

ここではノートパソコンのバッテリーを4種類紹介します。

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、リチウムイオンを活用して充電と放電を行います。

小型で軽量な上、出力電力が大きいのがメリットです。

ニッカド電池とは違って、メモリ効果がないため継ぎ足し充電をしても問題はありません。

リチウムポリマー電池

動作の原理はリチウムイオン電池と同じですが、電解質がジェル状になっています。

リチウムポリマー電池は燃えにくく、安定性が高いです。

この電池はバッテリー成形が自由にでき、薄型のデザインであるタブレットPCに適しています。

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池は比較的有害性が低く容量が大きいのが特徴です。

この電池は日常生活で不可欠な時計・リモコン・懐中電灯・ワイヤレスマウス・デジタルカメラによく使われています。

現在ノートパソコンにはあまり用いられていません。

ニッカド電池

ニッカド電池は二次電池の一つで、大電流の放流が可能です。

この電池は初期の電動工具バッテリーや、安価なため現在も安い工具などに使用されています。

メモリー効果があるので、充電を使い切ってからでないと充電ができません。

バッテリーの寿命が来た時の症状

次に、バッテリーの寿命を知らせる4つの症状を紹介します。

動作がおかしくなる

ノートパソコンの寿命が来ると、電源がつかない・使用中に突然再起動する・異音がする・フリーズしやすくなる・焦げた匂いがするなどの症状があります。

中でも焦げた匂いがするときは要注意です。

そのような場合は、以下の対応を取ってください。

  1. パソコンをシャットダウンする。
  2. 電源ケーブルをコンセントから抜く。
  3. パソコンを解体して原因を探し、焦げた匂いがする部分を取り外す。
  4. パソコン内部を掃除する。

画面上にメッセージが表示される

パソコンの電源を入れて、真っ黒な画面に英語のメッセージが表示されたら寿命だと考えてみてください。

バッテリー交換を推奨するメッセージを受け取ったときは、以下の対応を取ってみましょう。

  1. パソコンとコンセント、ACアダプターとの接続が上手くいっているかを確認する。
  2. 電源を切り周辺機器を全て取り外し、放電を行う。
  3. バッテリーのリフレッシュを行う。 

強制シャットダウンにする

ノートパソコンの使用中、突然シャットダウンしてしまうことがあります。

残り20%あったのに電源が落ちてしまったときは、バッテリーの交換を検討しましょう。

強制シャットダウンが続くようであれば、パソコンの電力確保・ファン回りや通気口の掃除・ケーブルを抜いて放置・ウイルス対策等の方法を試しましょう。

バッテリーの消費が激しい

ノートパソコンの使用年数が長くなると、バッテリーの減りが早くなります。

少しでも長持ちさせるために、画面の明るさを下げる・使わない周辺機器を取り外す・不要なアプリを閉じる・バッテリー節約機能をオンにしてみてください。

バッテリー交換のメッセージが出た時にまず行うべきこと

バッテリー交換をする際、まずすべきなのは以下の3点です。

バッテリーのリフレッシュを試す

バッテリーをリフレッシュすると、一時的に低下したバッテリーの性能を回復させることができます。

リフレッシュの手順は以下を参考にしてください。

  1. パソコンにACアダプターを接続する。
  2. 「スタートメニュー」から、アプリ一覧の「バッテリー・リフレッシュ&リフレッシュ診断ツール」を選ぶ。

バッテリーのリフレッシュはNECの場合、充電・放電・充電を行うため最大約26時間かかります。 

参考:バッテリ・リフレッシュ&診断ツール – NEC LAVIE公式サイト 

放電する

パソコンを放電する際は、以下の手順でやってみてください。

  1. 起動中のアプリを閉じ、ディスク・USB・SDカードを取り出す。
  2. パソコンの電源を切る。
  3. パソコンの周辺機器やLANケーブルをすべて取り外す。
  4. パソコンの電源が切れた状態で、90秒以上放置する。
  5. 電源ケーブル・マウス・キーボードをパソコンに接続し、バッテリーを取り付ける。
  6. パソコンの電源を入れる。

参考:パソコンで放電処置を行う方法 – Lenovo Support JP 

電源やACアダプターの接続状態を確認する

ノートパソコンと電源の接続が緩んでいる状態だと、充電ができません。

電源がきちんと接続されているか、ACアダプターがパソコンやコンセントと接続されているかを確認しましょう。

パソコンのバッテリーが劣化してしまう原因

パソコンのバッテリーが劣化する主な原因を3つ紹介します。

充電回数

ノートパソコンを500回から2,000回充電するとバッテリーが劣化してしまいます。

パソコンに用いられるのは主にリチウムイオン電池なので継ぎ足し充電が可能ですが、充電しすぎもよくありません。

時間があれば「スタートメニュー」から「コマンドプロンプト」に行き、「その他」>「管理者として実行」をクリック、「powercfg /batteryreport」と入力し「Enter」を押してみましょう。

パソコンのバッテリー寿命レポートを確認することができます。 

フル充電

ノートパソコンを100%まで充電した後も電源ケーブルを差しっぱなしにしていると、バッテリー劣化につながるので避けましょう。 

充電が終わったらすぐに充電ケーブルをパソコンから抜いてください。

温度

パソコンの温度が40度以上になると正常な操作ができなくなる可能性があります。

パソコンのCPU温度を確認するには、「スタートメニュー」を右クリックし「パフォーマンスモニター」上部の「+」アイコンをクリックしましょう。

「カウンターの追加」画面で’Thermal Zone Information’にある’Temperature’を選んで「追加」をクリックすると、CPU温度がわかります。

CPU温度はケルビンで表示されるので、その値から273を引いた数がそれに該当します。

パソコンのバッテリーを交換すべきタイミング

以下の3つのようなことが起きた場合、パソコンのバッテリー交換を検討してみてください。

警告が出たとき

「ピー」「ププッ」といったビープ音は、深刻なエラー発生を知らせるものです。

短音が2回以上出る、長音が出るなど音の出方によってエラーの原因が異なります。

またメーカーによっては「バッテリーを交換してください」と警告が出るものもあります。

ACアダプターなしでは起動しないとき

ACアダプターなしでパソコンが起動しないときも、バッテリーを交換するべきタイミングと言えるでしょう。

普段からACアダプターを使用している場合は、一度ACアダプターなしでパソコンを起動してバッテリーの状態を確認してみましょう。

すぐに充電が減るまたは充電切れになってしまうとき

充電を500~2,000回行うとバッテリーが寿命になるので、充電の減りが早くなる・充電が切れるといったことが起こります。

充電の減りを遅くするには以下の方法を実践してみましょう。

  1. 過充電・過放電を避ける。
  2. 充電器を何度も抜き差ししない。
  3. 直射日光が当たる場所や車内でのパソコン使用を控える。
  4. パソコンをケースで持ち運びする際はシャットダウンする。
  5. 画面の明るさを落とす。

パソコンのバッテリーの交換方法

バッテリーを交換する2つの方法を実践してみてください。

バッテリーを購入して自分で交換する

1つ目の方法はバッテリーを購入して自分で交換する方法です。

純正バッテリーはメーカーのオフィシャルサイトで購入が可能です。

交換の手順は以下のとおりです。

  1. 取り外し
    • データを保存し電源を切る
    • 周辺機器を外す
    • バッテリーのロックを外す
  2. 取り付け
    • 電源を切る
    • 周辺機器を外す
    • 購入したバッテリーを取り付ける
    • ロックをかける

参考:バッテリパックの取り付け/取り外し

メーカーまたは専門業者に依頼する

自分でバッテリーの互換製品を接続すると不具合が発生することがあるので、メーカーや専門業者にやってもらうと良いでしょう。

バッテリー交換の手順は、以下を参照してください。

  1. パソコン本体を分解し、バッテリーを取り外す。
  2. バッテリーの型番のチェック、新しいバッテリーの用意をする。
  3. バッテリーを交換する。
  4. 充電の確認、動作テスト等を行う。

 

不要になったバッテリーの処分方法はこちらの記事でも詳しく解説しています。

パソコン用バッテリーの廃棄方法>>

【メーカー別】パソコンのバッテリーの交換方法

NECやDell等、9種類のバッテリー交換方法を紹介します。

NEC

NECでは担当に電話すると、NECあんしんサービス便でバッテリー交換をしてくれます。

LAVIEシリーズのバッテリーを取り替える場合、税込28,380円をお支払いください。

参考:バッテリ交換サービス

Dell

Dell製バッテリーは、Dellでのみ購入が可能です。

DELL Technologiesにアクセスすれば、オンラインでバッテリーを注文できます。

Dellのバッテリーは税込7,150~12,100円でお買い求めいただけます。

参考:DELL Technologies

富士通

富士通のバッテリーは富士通 WEB MARTで購入してください。

純正バッテリーは、税込11,550円から14,520円で購入できます。

参考:ACアダプタ・バッテリー – 富士通 WEB MART

Mac

Macの修理サービスは、保証対象になる場合とならない場合があります。

保証対象外の場合、修理サービス料金は税込13,800円から20,800円を想定してください。

参考:Macの修理サービス

レノボ

レノボは購入後3年以内であれば、無償で内蔵バッテリー交換サービスの利用が可能です。

購入して4年以上経過している場合は、内蔵バッテリーの交換に税込6,600円または11,000円がかかります。

参考:内蔵バッテリー交換サービス – Lenovo

東芝

東芝のDynabookは自分でバッテリーを交換できるバッテリーパック搭載モデルと、バッテリーを交換できないバッテリーパック内蔵モデルがあります。

後者の場合は、dynabookあんしんサポート修理相談窓口または保守サービスに依頼してください。

東芝のバッテリパックは税込17,600円です。

参考:バッテリーパックの交換(Windows10) – dynabook.com

ASUS

バッテリーの保証期間中に、バッテリーが端末の起動障害・予期せぬ再起動・シャットダウン・電源オフの原因になった場合はASUSの保証サービスを受けることが可能です。

参考:バッテリーの取り扱いに関して – ASUS

acer

acerのノートパソコンは、バッテリーの取り外しが自分でできるタイプと、内蔵モデルとがあります。

前者の場合はコンピューターの電源を切りケーブル類を取り外した後、バッテリーを外してください。

参考:バッテリーの取り外し方法について – acer

VAIO

SONYのバッテリーパック交換サービスは、Webフォームボタンまたは電話で申し込みが可能です。

VAIOのバッテリーは部品代・作業技術料・送料込みで税込16,500円かかります。

参考:バッテリーパック交換サービス – VAIO

パソコンのバッテリーを交換するときの注意点

パソコンのバッテリーを交換する際の注意点を3つ挙げます。

交換すべきタイミングがきたら早めに対処する

既に説明したような症状が起きたら、後回しにせずすぐにバッテリーを交換しましょう。

先延ばしにして突然電源が落ち、作業中の資料が消えてしまっては大変です。

自分で交換すると「保証対象外」になるケースがある

自分でバッテリーを交換すると保証対象外になることがあります。

事前にノートパソコンの取扱説明書や保証約款を確認しておきましょう。

ねじを外してパソコンのカバーを取ったときに、別の部分が破損した場合、保証期間内でも代金を支払っての修理になることがあります。

正規製品以外だとトラブルが起きる可能性がある

ノートパソコンのバッテリーは正規製品以外だとメーカーの保証が効きません。

低価格で済むサードパーティ製のバッテリーだと、パソコンとの相性によっては不具合が出る可能性があります。

純正品以外のバッテリーを付ける際は専門業者に依頼しましょう。

ノートパソコンのバッテリーの寿命を伸ばす方法

ノートパソコンのバッテリーの寿命を伸ばす7つの方法を紹介します。

フル充電のまま保存しない

バッテリーをフル充電のままにしておくと、リチウムイオンバッテリー内で高電圧が維持されるので避けてください。

バッテリーは50%使った段階で充電する、しばらく使用しない場合は50%程度まで放電しておくことで長く使用することができます。

充電するときは継ぎ足し充電を意識する

継ぎ足し充電とは、充電を使い切る前にこまめに充電をすることです。

継ぎ足し充電が推奨されていなかったのはメモリー効果という劣化現象があったためです。

現在主流のリチウムイオン電池にメモリー効果は起きません。

高温状態を避ける

ノートパソコンの温度が40度を超えないようにしてください。

温度が高いまま使用を続けると、熱暴走してパソコンが落ちたり故障してしまったりするためです。

モニターの明るさを調節する

モニターの輝度を高くすると、バッテリーの消費が早くなります。

目が悪くならない程度にモニターを暗くしてみましょう。

モニターの明るさは、「スタートメニュー」>「設定」>「Windowsの設定」>「システム」>「ディスプレイ」に行き、画面右側の「明るさの変更」から変えられます。 

バッテリーメンテナンスアプリを使う

Windows10のノートパソコンのバッテリー情報がわかる、Pure Battery Analyticsというアプリを使ってみてください。

このアプリは無料です。 

省電力モードを利用する

パソコンの省電力モードを利用すれば、電力の節約につながります。

省電力モードは、「スタートメニュー」>「設定」>「システム」>「電源とスリープ」>「関連設定」>「電源オプション」で、「ECO」をクリックします。

「追加プランの非表示」右横から、ECOモードを使いたい時間帯も選択可能です。 

ACアダプターにつないだまま使わない

ノートパソコンの温度を上げないために、充電が終わったらACアダプターを外してください。

ACアダプターを繋いだまま使用するということはフル充電のまま使用し続けるのと同様の状態になります。

ノートパソコンのバッテリーの交換にかかる費用

ノートパソコンのバッテリー交換は、以下の4パターンがあります。

互換製品との交換の場合

互換製品の場合の費用は約2,000〜3,000円です。

互換製品にはメーカー保証がないので、その点は注意してください。

買った商品が不良品であっても、保証されないことが多いです。

正規製品との交換の場合

正規製品のバッテリー費用は約7,000〜28,380円かかります。

新しいパソコンは家電量販店等で購入できますが、古いパソコンの場合は正規製品を入手するのは難しいです。

メーカーに修理依頼する場合

メーカーにバッテリー交換を依頼すると、保証期間内は無償ですがそれ以外はお支払いに約6,600〜28,380円が必要です。

バッテリー内蔵型パソコンは自分でバッテリーを交換するのは難しいので、プロに依頼しましょう。

専門業者に修理依頼する場合

メーカーに比べ、専門業者に依頼するとバッテリー交換は安く済みます。

専門業者はWindowsの場合10,000円、Macの場合15,000円かかります。

簡単に取り外しできるバッテリーもありますが、内蔵タイプのバッテリーは自分で外すのは困難なので専門業者に頼みましょう。 

ただし修理に出している間パソコンを使えないのはデメリットと言えます。

バッテリーの交換はこちらの記事でも解説しています。

パソコン用バッテリーの廃棄方法>>

まとめ:パソコンのバッテリーの交換目安はおよそ2~3年!交換のサインが出たら早めに対処しよう!

今回はノートパソコンのバッテリー交換について紹介しました。

購入後2~3年したらバッテリーを交換することを推奨します。

バッテリーを交換すれば、パソコンでの作業もスムーズに行えることでしょう。

監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

iPhoneの動作が重いと感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

iPhoneが重いまま放置していると、本体が熱くなったり発火したりする可能性があります。

この記事ではiPhoneが重くなる7つの原因・6つの対処法・iPhoneの修理費用を解説します。

この記事でわかること

  • iPhoneが重くなったらまず再起動してみる。
  • ストレージ容量を確保するため、iPhoneの不要なアプリ・画像・楽曲・動画を削除する。
  • Appleの保証があれば無償でバッテリーを交換できる。

iPhoneの動作が重い時にまず確認すること

iPhoneの動作が重い時にまず確認してほしいことを4つ紹介します。

インターネットの接続環境の確認

インターネットの接続環境を確認するには、以下の6つの方法があります。

  1. ネットワーク障害の状況を確認する方法:契約中のiPhoneの会社(au、SoftBank、docomo等)で「障害情報」を確認する。
  2. モバイルデータ通信の設定を確認する方法:ホーム画面>「設定アプリ」>上から5番目の「モバイル通信」で、モバイル通信がオンになっているのを確認する。一旦モバイル通信をオフにしてから、オンにし直す。
  3. 機内モードのオンとオフを切り替える方法:ホーム画面>「設定アプリ」>「機内モード」がオフになっているのを確認し、オンに切り替える。もう一度オフにしてみる。
  4. Wi-Fiをオフに設定する方法:ホーム画面>「設定アプリ」>上から3番目の「Wi-Fi」がオンになっていたら一旦オフにする。
  5. 電源を入れ直しUSIMカードを挿し直す方法:「サイドボタン」を長押しし、「スライドで電源をオフ」にする。電源がオフになったら、USIMカードを挿し直す。iPhoneを再起動させる。
  6. ネットワーク設定をリセットする方法:ホーム画面>「設定アプリ」>上から11番目の「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」を押す。再度「ネットワーク設定をリセット」を押す。

以下の6つの方法を試して、インターネットが問題なく利用できるかを確認してください。

参考:iPhone、iPad、iPod touch の iOS のパフォーマンスについて – Apple サポート (日本)

アプリを複数同時起動していないか

iPhoneで同時に10個、20個のアプリを起動しているとiPhoneが重くなってしまいます。

Googleアプリは268.7MB、Google Driveは223.4MB、LINEは250.2MB、Twitterは166.5MBと一つのアプリだけでも容量を使っています。

本体の温度が高くなっていないか

iPhoneはパソコン同様、気温0〜35度の環境で使用することを推奨します。

極端に寒い場所や暑い場所でiPhoneを使うと、バッテリーの持ちが悪くなる可能性があります。

iPhoneを車内等、気温が上がりやすいところに放置しないでください。

また機器を直射日光下で長時間使用することを避けてください。

デバイス内部が高温になると、以下のような変化が見られます。

  • ワイヤレス充電を含む充電に時間がかかる、停止する。
  • 画面が暗くなる、画面に何も表示されなくなる。
  • 携帯電話無線が低電力モードに切り替わる。
  • カメラのフラッシュ機能が一瞬無効になる。
  • グラフィックを多く使うアプリや機能、拡張現実機能のアプリ・機能でパフォーマンスが下がる。

参考:iPhone、iPad、iPod touch が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)

iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>

一旦再起動してみる

何かiPhoneに不具合が起きたら、再起動してみるのが基本です。

再起動の方法はiPhoneごとに異なるので、この記事では3種類紹介します。

  1. iPhone X・11・12・13を再起動する方法:サイドボタンか片方の音量調節ボタンを同時に長押しする。電源オフスライダが表示されたらドラッグし、電源がオフになるまで約30秒待機する。再び電源を入れるには、サイドボタンを白いAppleロゴが出るまで長押しする。
  2. iPhone(第2世代)・6・7・8を再起動する方法:右側のサイドボタンを電源オフスライダが出るまで長押しする。スライダをドラッグし、電源が切れるまで約30秒待つ。電源を入れるには、サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しする。
  3. iPhone SE(第1世代)・iPhone 5以前を再起動する方法:画面上のトップボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しする。スライダをドラッグし、電源が切れるまで約30秒待つ。電源を入れ直すには、トップボタンをAppleロゴが出るまで長押しする。

参考:iPhone を再起動する – Apple サポート (日本)

iPhoneの動作が重い主な原因

次にiPhoneの動作が重い原因を紹介します。

本体またはバッテリーの劣化

これといった故障や問題がなくても、iPhoneを毎日使用していれば劣化していきます。

古い機種で最新のアプリを利用すると、iPhoneが対応できずに重くなることも。

OSを最新版にアップデートしていないと、動作に不具合が起きる可能性があります。

ホーム画面にある「設定アプリ」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」が最新になっているかを確認しましょう。

インターネット接続環境等に問題がないのであれば、iPhone本体ではなくバッテリーが劣化している可能性を考えてください。

iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>

ネット環境が悪い

ネット環境が悪い時は、以下4つの方法を試してみてください。

  1. Wi-Fiルーターの設置場所を変える:ルーターとiPhoneを使用する場所に距離があると、インターネット接続が悪くなります。ルーターとの間に壁・家具・天井等の遮断物がある場合は、場所を変えてみましょう。ルーターの置き場所は家の中央で、壁が少ないところが良いでしょう。ルーターの位置を変えられない場合は、無線LAN中継機を置いてみても良いかもしれません。
  2. ルーターの電波周波数帯を変える:ルーターの電波がコードレス電話機・ファックス・電子レンジ・Bluetooth搭載端末等の影響でインターネット接続環境が悪化する可能性があります。そんな時は、周波数帯を少し変えるだけで改善するでしょう。
  3. ルーターを新しい機種に変更する:インターネット速度が遅いものだと100Mbps未満のものがありますが、速いものだと600Mbpsのルーターがあります。
  4. 新しい通信手段IPv6でインターネットを接続する:休日や夜間はインターネット利用者が増え、ネット回線が遅くなります。それを回避できるIPv6の利用には、通信事業者やプロバイダーでの申し込みが必要です。

メモリ不足

iPhoneのメモリとは、ストレージに対して一度に作業できる量を意味します。

メモリ不足解消には、iPhoneの再起動・アプリの再インストール・起動中のアプリを閉じるといった対策が有効です。

ストレージの容量不足

ストレージ残量は、「設定アプリ」>上から11番目の「一般」>「iPhoneストレージ」から確認できます。

不要なアプリを削除する・iPhone内の画像を削除するかOne Drive等に移す・不要な楽曲を削除する・メールのごみ箱を削除する等してみてください。

参考:iPhone、iPad、iPod touch のストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)

アプリの容量が大きい

iPhoneは、とくにゲームアプリの容量が大きいです。

映像がたくさん流れるアプリは容量を使うので、注意しましょう。

iPhoneの動作が重い時の症状別対処法

iPhoneの動作が重い時の症状別対処法を6つ紹介します。

アプリの容量が大きい場合

とくにゲームアプリは容量が大きいので、大きいものから削除してみてください。

例えば「アサシンクリードリベリオン」(897.7MB)や「Pixel Gun 3D」(2.4GB)は容量がとくに大きいので有名です。

ゲームアプリの使いすぎには注意が必要です。

複数のアプリを同時起動している場合

こまめに同時起動中のアプリを閉じましょう。

アプリを一旦閉じるには、以下の方法を参考にしてください。

  1. iPhone X等ホームボタンがない機種の場合:画面下部から上に向けてスワイプし、途中で指を止める。起動中アプリが全て表示されるので、閉じたいアプリを下から上へスワイプする。アプリを閉じ終えたら、他のスペースをタップするとホーム画面に戻る。
  2. iPhone 8等ホームボタンがある機種の場合:ホームボタンをすぐに2回押し、閉じたいアプリを下から上にスワイプする。

ストレージの容量が圧迫されている場合

「設定アプリ」でiPhoneのストレージ容量が少なくなっている場合、未使用のアプリを削除したり画像の枚数を減らしてみたりしてください。

写真や動画は容量を占有しやすいです。

画像のストレージ容量を確保するには「iCloud」と連携を取る、One Drive・Google Drive・Google フォト等にそれらを預ける方法が考えられます。

参考:iPhone、iPad、iPod touch のストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)

キャッシュが溜まっている場合

キャッシュとは、アプリやシステムプログラムに一時的にダウンロードされたデータやファイルのことです。

Safari・Chrome・LINE・Twitterのキャッシュ削除の方法を以下に記載します。

  1. Safari:「設定アプリ」>「Safari」を押し、「履歴とWebサイトデータを消去」を選択する。
  2. Chrome:Chromeを起動後、画面右下の「…」をタップし「履歴」を押す。「閲覧履歴データの削除」画面で「キャッシュされた画像とファイル」の削除を行う。
  3. LINE:ホーム画面右上にある歯車ボタン>「トーク」>「データの削除」>「キャッシュデータ」にチェックを入れて「選択したデータを削除」を選択する。
  4. Twitter:ホーム画面左上にある「三」をタップし、「設定とプライバシー」>「データ利用の設定」>「メディアストレージ」と「ウェブサイトストレージ」でデータを削除する。 

文字入力が遅い場合

キーボード入力に時間がかかる場合は、5つの方法を試してみてください。

  1. iOSをアップデートする:見出し「本体またはバッテリーの劣化」を参考にする。
  2. キーボードの設定を変える:「設定アプリ」>「一般」>「キーボード」から、英語の欄にある各項目をオフにする。
  3. キーボードの変換学習をリセットする:「設定アプリ」>「一般」>「リセット」を選択する。今までに入力したことのある単語の履歴を削除できます。
  4. iCloudの設定を変える:「設定アプリ」>「iCloud」>「iCloud Drive」に行き、「iCloud Drive」をオフにする。
  5. ユーザー辞書の数を減らす:「設定アプリ」>「一般」>「キーボード」>「ユーザー辞書」を選択し、要らない単語を削除する。

本体が熱い場合

前述の通り、気温0~35度の環境でiPhoneを利用するようにしましょう。

また充電しながら利用している・複数のアプリを同時に使用している・ストレージ容量が圧迫している・バッテリーが劣化している時も、本体が熱くなります。

本体が熱くなり発火・爆発してしまってはとても危険なので、怪我には気を付けましょう。

参考:iPhone、iPad、iPod touch が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)

Phoneが発熱する原因は?すぐ熱くなる時の対処法を解説>>

iPhoneの動作を高速化するための最適化アプリ

iPhoneの動作が重い時は、最適化アプリを利用して高速化を図るのもおすすめの方法です。

App Storeでは、iPhoneを最適化するためにさまざまなアプリが開発されています。

たとえば、世界中で100万人以上のユーザーが利用している「Phone Doctor Plus」では、スマホのハードウェアを25項目に分けてチェックし、可視化できない不具合を見つけることが可能です。

Wi-Fiの接続状況などの外部要因を調べたい場合は、「iChecker」が適しています。

診断結果がグラフで表示されるため、スマホの環境が一目でわかる点が嬉しいポイントです。

手軽に最適化したい方は、「節電バッテリーマニア」というバッテリー対策アプリを使用するのもよいでしょう。

本来はバッテリーの寿命を伸ばすことを目的としたアプリですが、メモリ消去などの機能も搭載しています。

ワンタップで最適化できるため、煩わしい操作を省きたい時にもぴったりです。

動作が重いiPhoneがどうしても直らない時の最終手段

動作が重いままiPhoneが直らない場合の最終手段が2つあります。

専門業者またはメーカーに修理を依頼する

au・SoftBank・docomoはiPhoneのバッテリー交換を受け付けています。

SoftBankのiPhoneは5,940~8.140円でバッテリー交換が可能です。

docomoでオンライン修理受付サービスを利用する際は、dアカウントを作成してからにしましょう。 

iPhoneがApple製品限定保証またはAplleCare+の保証対象であれば、無料でバッテリーを交換できます。

新しいiPhoneに買い替える

修理をしても重いのが直らなかったiPhoneは処分して、新しいiPhoneを購入しましょう。

携帯処分.comはデータ消去代・リサイクル代が一切無料で、24時間365日のご利用が可能です。

ただし画面が割れているiPhoneや分解してしまったiPhone、大破したiPhoneは受け取れません。

iPhoneを袋に入れてセブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ポプラといったコンビニエンスストアまたは自宅から送り、処分しましょう。

送料はクロネコ宅配便でのみ無料です。

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iPhoneを重いまま放置しておくのが危険な理由

iPhoneを重いまま放置しておくのが危険な理由を2つ紹介します。

本体自体の故障

iPhoneが重いまま放置しておくと、バッテリーの劣化が早まり最悪の場合本体が発火します。

動作が重いだけなら大丈夫、と思って放置していると大変なことになってしまうので気を付けてください。

重くなったままにしていると、再起動を何度も繰り返すリンゴループが発生する可能性があります。

この場合ホーム画面にも行けないので、とても不便です。

バッテリーの劣化が早まる

iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが用いられています。

何度も充電すると、充電が必要になるまでの時間が短くなるでしょう。

数年使用したiPhoneはバッテリー残量が少なくなると、突然シャットダウンされてしまいます。

パフォーマンスが低下したiPhoneには、以下のような変化が起こります。

  1. アプリの起動に時間がかかる。
  2. スクロール中のフレームレートが低くなる。
  3. バックライトが暗くなる。
  4. スピーカーの音量が小さくなる。
  5. 一部のアプリでフレームレートがだんだん下がる。
  6. カメラのフラッシュが使用できなくなる。
  7. バックグラウンドで更新される予定のアプリが起動中に再読み込みされる。

参考:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート (日本)

iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>

iPhoneの動作が重くなってしまった時の注意点

iPhoneの動作が重くなった時の注意点を2つ記しておきます。

初期化するなら事前にバックアップしておく

iCloudでiPhoneをバックアップする方法はこちら。

  1. iPhoneをWi-Fiにつなぐ。
  2. 「設定アプリ」>「ユーザ名」を選択し、「iCloud」を選択する。
  3. 「iCloudバックアップ」をタップし、「今すぐバックアップを作成」を選択する。

iCloudのバックアップでは、GmailやApp Storeのコンテンツは保存されません。

参考:iCloud で iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法 – Apple サポート (日本)

長時間そのまま放置しない

iPhoneの画面上で操作していなくても、そのまま放置しているとバッテリー残量は減ります。

放置を続けると過放電状態になり電池セルの劣化が進んでしまいます。

iPhoneを使用しない時は、電源をオフにしましょう。

まとめ:iPhoneの動作は重い時は症状に応じて適切な対処を行うことが大切

iPhoneを長い間利用していると動作が重くなったり遅くなったりすることがありますが、しっかりと原因を確認して適切な対処を行うことが重要です。

しかし、寿命が近づいてきてどうしても直らない場合はiPhoneの処分も検討しましょう。

携帯処分.comではiPhoneの処分を無料でやってくれます。

土日祝日関係なく、クロネコ宅急便を利用すればiPhoneを破棄できますので、ぜひ利用してみてください。

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監修者/前田 知伸

富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。

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