SSDを物理的に破壊する方法
カバータイプ
メモリータイプ(M.2)
メモリータイプ(mSATA)
SSDは2種類のタイプに分けられます。
- カバータイプ :2.5インチ
- メモリータイプ:1.8インチ・mSATA・M.2(Type2242, Type2260, Type2280)
SSDは平均寿命が5年といわれており、長時間の利用や熱などによって自然に故障します。この時、SSDはパソコンからは見えなくなりますが、SSD内部に保存したデータは消えずに残っているので、データ消去が必要です。
このページでは、SSDを物理的に破壊することでデータ消去を行う方法を紹介します。
なお、ハードディスクを取り出す方法については「パソコンを分解してハードディスクを取り出す方法」
HDDの物理的に破壊については「ハードディスクを物理的に破壊する方法」をご参照ください。
目次
1. 手で分解する
カバータイプ
- カバーがネジで固定している場合はネジを外す。
- カバーの間にマイナスドライバーを挿して持ち上げる。カバーが取れる。
- カバーとSSDがネジで止まっている場合はネジを外して、SSDをカバーから外す。
- SSDを手で割って壊す。
メーカーによっては、トルクスねじが利用されています。ネジの場所や、数はそれぞれ違います。
メモリータイプ
- パソコン本体のネジまたはフックを外す。
- パソコン本体からSSDを外す。
- 手でSSDを割って壊す。
2. ハンマーでたたく
そのまま叩くとへこみます。多くのSSDは、内部の基盤やチップが破損したことが原因で動かなくなります。データが記憶されている基盤が破損しているかは不明です。
3. ドリルで穴をあける
ドリルでSSDにある基盤やチップがを破損させる方法です。どの部分にデータが記憶されている基盤が配置されているかわからないので、何点か穴をあけないと確実性がありません。
- SSDのケースは硬いので、ドリルの刃が折れて怪我をする可能性があります。
- ドリルは貫通してください。基盤が裏側にあると、壊れていない部分が存在することになります。
4. 破壊したSSDを廃棄する方法
破壊したSSDを廃棄する方法は、燃えないゴミで捨てる、パソコンリユース企業に依頼するなどあります。詳しくは「ハードディスク(HDD・SSD)の廃棄方法」を参照ください。
ハードディスク(HDD・SSD)の廃棄方法
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