更新日: 2021年6月24日 著者: 前田 知伸
パソコンに新しいソフトをインストールしたり、アプリケーションをダウンロードしたりしてもうまく動かない時があります。起動させても落ちる、特定の動作で止まるなど・・・。ここでは、PCソフトが動かない場合の簡単にできる対処方法をご紹介します。
ソフトウェアといってもメモ帳もあれば、3D画像作成や映像処理ソフトまであります。いろんな処理をさせるソフトはパソコンに大きな負荷をかけます。パソコンの性能(CPU・メモリー・ハードディスク)が十分でないと負荷に耐えきれなくて、画面が荒くなる・処理ができないなどが起き、停止します。
新しく購入したパソコンにいままで使っていたセキュリティソフトや年賀状ソフトなどを入れようとしてうまく行かない場合があります。これはソフトウェアが古いwindows用に作られているので、windows8・10といった最新のwindowsに対応できなくなっています。逆に新しいOS用ソフトウェアを古いOSで動かすこともできない場合があります。windowsアップデートを行ったときにも同様の症状が起きます。
ソフトやアプリの中には実行する環境を事前に整えておく必要があります。特にフリーソフトに多いです。これはMicrosoftやAppleなどOSを作っているところがソフトを作る為の開発言語やツールを提供しているのですが、その環境(ランタイム)が複数あるので、使っているパソコンに環境がないと、ソフトをソフトとして認識してくれません。
パソコンの性能をアップしてソフトが十分動くようにしてみましょう。映像をよく利用するソフトがうまく動かない場合は、グラフィックボード(ビデオカード)をよりいいものに交換しましょう。マルチディスプレイ・動画編集・3Dゲームなど大きな負荷がかかるソフトに対応できるようになります。
windowsが新しくなって動かなくなった古いソフトウェアもwindows側で「互換モード」設定を変更することで動くようになります。
ソフトウェアの動作環境はそのソフトのホームページを見ると調べることができます。多くの場合は、何が動作に必要か案内がありますので、それに従ってランタイムをインストールして下さい。Javaや.NET Framework、Adobe AIR、Silverlightなどがランタイムのことです。
廃棄したいパソコンは?