更新日: 2021年6月24日 著者: 前田 知伸
インターネットが利用できないパソコンはただの箱と言われるくらいパソコンがインターネットに接続できないことは重要な問題です。パソコンの電源はつくのにインターネットが利用できない場合の簡単にできる対処方法をご紹介します。
よくあるのがインターネットプロバイダーやルーターの設定が正しく設定されていないという原因です。引っ越しした、固定電話を利用しないのでNTT回線を解約した、別のプロバイダーに変更した場合に、設定の変更が必要になります。また、プロバイダー側でセキュリティーを強化するために接続方法が変わったりします。
ルーター側の設定は、ルーターを買い替えたら再設定が必要になります。複数台のパソコンをインターネットにつなげるときやPlayStation・スマホをWi-Fiでつないだりするときにうまくいかない時があります。
Wi-Fi接続しているスマホなど家の端末すべてでつながらなくなった場合は、ルーターやモデム・CTUなどインターネット回線につなげるための装置が壊れている可能性があります。特に雷が鳴った後につかえなくなると可能性が高いです。とあるパソコンだけつながらない場合は、パソコン側の有線LAN接続口やLANケーブル、無線カードが故障している場合があります。
ウイルスバスターなどウイルス対策ソフトをインストールするとインターネットのセキュリティー設定が高くなりすぎて接続できなくなる・特定のホームページにアクセスできないケースが多くみられます。また一方で不正なソフトをインストールすることでウイルスに感染して現象が起きる場合もあります。
スマホから(電話回線でつながる)プロバイダーやルーターメーカーのホームページにアクセスして最新の説明書を見てみましょう。プロバイダーがセキュリティー強化のため、メールの設定方法を変えているときもあります。また、無線ルーター親機に無線パソコンやゲーム機をAOSSで追加接続すると、SSID・暗号化キーが変更される場合があります。その結果、他に利用していたパソコンでインターネットができなくなります。ルーターの設定を確認しましょう。
NTTやプロバイダーから提供・レンタルしている装置は、問い合わせ窓口に連絡して交換してもらいましょう。問合せ窓口に連絡することで、装置が悪いのかパソコンが悪いのか問題を切り分けしてもらえます。ケーブルやルータの場合は、家電量販店で購入できます。
繋がらなくなった直前にインストールしたソフトウェアをアンインストールしてみましょう。ウイルスに感染している場合は、パソコンを初期化して下さい。ウイルスは簡単に削除できないようになっているので、削除したつもりでも再起動するとまたウイルスは復活します。
廃棄したいパソコンは?