更新日: 2021年6月24日 著者: 前田 知伸
パソコンの起動が遅かったり、動作が重い・カクカク動いたりすることは、パソコンを使っているときにもっとも起きやすいトラブルです。ここでは、パソコンの動作が遅い場合の簡単にできる対処方法をご紹介します。
TOSHIBAやNECなど国内メーカーのパソコンは最初からいろいろ便利なソフトがたくさん入っています。しかし、中には使わないソフトも存在します。そういった利用していないソフトがたくさんあるとパソコンの性能をそちらに使ってしまい、本当にしたい操作をパソコンが処理するのを邪魔します。PCの起動時は特にいっせいにソフトが起動するので遅さが顕著にでます。
何もしていないようでも、ふいにキーボードやマウスの設定が変わってしまうことがあります。パソコンが不得意なユーザーでも使えるようにゆっくり反応するようになるモードが標準で用意されています。またキーボードやマウス自体が物理的におかしい場合もあります。
ハードディスクは使っていけばいくほど、ゴミが多くなります。また、ゴミを避けてデータが保存されるので、データが散らかっていきます。この状態では、パソコンが何かを探そうとしたり、データを上書きしようとすると、データ保存領域を行ったり来たりして処理に時間がかかります。
不要なソフトの多くが最初からインストールされていたソフトウェアです。パソコンの健康診断ソフトや入力補助ソフト、マスコットキャラクターが常駐するソフトなど。また昔利用していたが現在は使わないソフトも整理整頓してみましょう。
いくつか原因はありますが、例えば、右の SHIFT キーを8秒以上押し続けると「フィルタ キー機能」が有効になります。フィルターキー機能が有効になると同じキーを続けて入力できません。
光学マウスであれば、設置している面の性質(ガラス・木材・プラスチック)によって、ポインターの速さが変わりますので確認しましょう。
一方でワイヤレスキーボードやマウスを使っている場合は、電池切れかもしれませんので、電池を変えてみるか、他のキーボードやマウスを使って動作か正常か確認しましょう。
ハードディスクがいっぱいの場合は不要なファイルを削除して余裕を持たせてください。多くの場合は、動画や解像度の高い写真などグラフィカルなデータが大量にあるとハードディスクの容量を圧迫します。テキストやワードファイルなど文章データはそもそもデータが小さいので消してもあまり効果が望めません。ハードディスクに余裕が出来たら、ハードディスクの最適化を行ってください。最適化することで散らかったデータをまとめることができます。まとめることでデータの読み書きがスムーズになり、パソコンが高速化します。
廃棄したいパソコンは?