パソコンが壊れたとは、パソコンが正常に使用できなくなった場合に言います。故障には様々な症状があります。
- 電源が入らない
- 画面が映らない
- 動作が重い
- 止まる
- 一部の機能が使えない
- 音が出ない
- キーボードが利かない
故障の原因には、2種類あり、前の項で挙げた、故障の原因もハードウェアなのかソフトウェアなのか、どちらが原因かは症状だけでは、わかりません。故障かな?と思ったときにハードウェアの問題か、ソフトウェアの問題かを絞れるようにどんな原因があるか把握しておきましょう。
- ハードウェア(物理的)の故障
- ソフトウェア(システム)の故障
2.1. 衝撃
特にノートパソコンや液晶ディスプレイなど、移動時に落としたりぶつけたりした場合に、中のパーツや基盤、配線などに損傷を与えて故障が発生します。
2.2. 高熱
パソコンには、排気口がありますが、長時間の使用や、空気が良くない場所で使用する場合に、ホコリがたまります。ホコリが発生し続けるとCPUファンや本体のファンが回らなくなり、PC内部の温度が上昇し故障が発生します。
2.3. 水没
飲み物をこぼした場合、そのまま電源を入れた状態でしようすると故障が発生します。完全に乾かしてから、故障していないか確認しましょう。
2.4. 対処法
ハードウェアの故障は、故障したパーツを交換することで修理することが可能です。また、ホコリや水没が原因の場合は、エアーダスターでホコリを取り除く、完全に乾かすなどして改善されているか確認してみましょう。
3.1. システムのファイル消失
プログラムのインストールやアンインストールの繰り返し、アップデート中のシャットダウンなどを行うと、OSのシステムに問題が出ます。動作が不安定になり、故障が発生します。
3.2. ウイルス感染
不明なプログラムのインストールや、不明なメールの添付ファイル、最近では、動画ファイルにまでウイルスが入っています。動作が不安定になり、故障が発生します。
3.3. 対処法
OSが不安定な場合は、OSの再インストール。特定のソフトウェアの動作不良の場合、そのソフトウェアのみアンインストールして再インストールしてみましょう。
故障の原因には、ハードとソフトの2種類があり、それぞれ対処法が違います。まず、どちらが原因か絞り込みましょう。対処した上で治せない場合は、修理にだすか新しいPCに買い替えましょう。