更新日: 2021年6月24日 著者: 前田 知伸
パソコンを引き取りしてもらう方法は、メーカー、家電量販店、市町村、業者の4つがあります。
平成15年10月1日から資源有効利用促進法により、パソコンメーカーはパソコンを引き取りする義務があります。インターネットから引き取りを申し込んで1週間から2週間で廃棄できます。
パソコンメーカーで回収された使用済みパソコンは、回収センターに集められた使用済みパソコンは、リサイクルセンターに送られ、そこで選別、分別、分解されます。製品として再生されたものはリユースされ、また市場に出回ります。このようなパソコンをリフレッシュパソコンといいます。原料レベルまで分解された資源は再資源化業者によってリサイクルされ、再度原料として生産工場に運ばれます。
メーカーでパソコンを廃棄する方法家電量販店では、買取・下取りといった形でパソコンの引き取りを行っています。一部の店舗では、リサイクル企業と提携をして無料・有料にて店頭で引き取りしています。
一部の自治体では、2013年4月から施工された小型家電リサイクル法に基づき、家庭で不要になったパソコンやデジカメ・携帯電話などを引き取りしています。自治体が集めた小型家電を国の認定事業者が買い取り、それら素材として金属やプラスチックとして再生・販売するため自治体の引き取り費用が無料になります。
パソコン廃棄.comでは、ホームページの手順に従って、梱包を行い、ヤマト宅急便で送れば、どのメーカー・自作でも無料で廃棄できます。送料無料・データ消去無料・廃棄処分代無料です。理由としては、パソコンを廃棄するのではなく、リユース・リサイクル(再資源化)することで、処理費用をまかなっています。
不要なパソコンを「無料廃棄」出来ます | パソコン廃棄.com30cm以内の燃えないゴミは、不燃ごみとして出すことが出来ます。自治体で違いはありますが小さなプラスチック・紙類は、まず「不燃ゴミ」で問題ありません。購入して2,3年のパソコンにあるハードディスク・CPU・メモリ・ハードディスク・ビデオカードはPCパーツ買取店に買取してもらうことができます。
PCパーツの廃棄方法パソコンの中に残っているデータがそれほど気にならなければ、データ消去をしてくれる引き取り方法にお任せするのが良いでしょう。
ただし知っておくべきことは、USBメモリーに写真フォルダを移した、パソコンのゴミ箱にデータを捨てたとしても・・・データは消えないということです。見かけ上は存在しませんが、データ削除やフォーマットや初期化を行ってもハードディスクにはデータの残っていて、データ復活ツールで復活できることがあります。
データとは、個人情報(年賀状ソフトの住所録)、銀行やamazonといったweb上の会員情報(ブラウザにパスワードなどを自動登録)、クレジットカード番号、デジカメから入力した写真や動画、itunesのアプリ・アカウント、自宅で作業した仕事のエクセルなど数限りありません。
特にパソコンを譲る場合は、自分でデータ消去をしておかないとトラブルの元となります。また、物理的に破壊しようと、パソコンを分解してしまって廃棄できなくなる場合がありますので注意が必要です。
引き取りは、パソコンの受け渡しのことです。場所については、自宅や会社に引き取りに出向くことだけでなくパソコン廃棄.com(リブート株式会社)に持込をして、受け渡しした場合でも引き取るという表現をします。近い言葉で、受け取るという言葉がありますが受け取る場合は、所有権については移転しておらず引き取る場合は、所有権が移動します。また、引き取る場合は、渡す相手が「不要なもの」であることも示しています。
データ消去の方法と手順廃棄したいパソコンは?