更新日: 2024年2月22日 著者: 永谷 紘章
パソコンをゴミとして捨てる方法は2種類あります。
小型家電回収ボックスとは、使用済みの小型家電を投入する回収箱のことです。公共施設や家電量販店などに設置されており、不要になった小型家電を投函して回収してもらえます。
使用済み小型家電のリサイクル | 政府広報オンライン(外部リンク)
回収ボックスの投入口は30cm×15cmで、長さ30cm未満のパソコンが対象となります。
回収ボックスに入らないものは、捨てられません。
公共施設やスーパー・家電販売店、学校などに設置されています。
自治体によって設置場所は異なります。詳しくは、お住いの自治体にお問い合わせください。
回収された小型家電は、分解・破砕され、金属の種類やプラスチックごとに選別されます。金属製錬事業者が金属資源として再生します。小型家電には希少金属(レアメタル)や貴金属等の有用金属が多く使われていますが、燃やせないごみとして排出された場合有効活用されずに処理されています。
パソコンは分解すると、パソコンを構成するパーツに分かれます。
分解したパーツを金属ゴミ・燃えないゴミや粗大ゴミとして捨ててください。
パソコンのパーツ。
CPU、メモリ、ハードディスク、マザーボード、電源ユニット、ファン、パソコンケース、バッテリーなど。
ゴミの日に出す。
自治体によって分別方法は異なります。詳しくは、お住いの自治体にお問い合わせください。
ゴミとして処分されます。
パソコンの周辺機器は、自治体の小型家電回収ボックスに捨てるか、ゴミとして捨てることができます。
周辺機器とは、マウス、キーボード、ケーブル、スピーカー、充電器、プリンタのことです。
パソコンの周辺機器の廃棄方法は、以下のコンテンツで紹介しています。
マウス、キーボードの自治体別の廃棄方法は、以下のコンテンツで紹介しています。
パソコンがゴミとして捨てられない理由は、「資源有効利用促進法」です。
パソコンをゴミではなく、資源として再利用していくための法律です。
平成15年10月1日に始まり、自治体ではパソコン(デスクトップ、ノート、液晶一体型、液晶ディスプレイなど)をゴミとして収集していません。代わりにメーカーによる回収とリサイクルを義務づけています。
パソコンをゴミではなくリサイクルする方法は、以下のコンテンツで紹介しています。
廃棄したいパソコンは?