タブレットを使用していて、突然重くなった、動作がカクカクなどのトラブルに合ったことがある方も多いのではないでしょうか?
タブレットの動きがカクカクしていると、動作がスムーズに行かずストレスが溜まるでしょう。
そのため、できるだけ早く解決したいものです。
そこでこの記事では、タブレットのなかでも「fireタブレット」に注目して、重い原因や動作をスムーズにする改善方法について紹介します。
この記事で分かること
目次
fireタブレットが重い原因はさまざまですが、代表的な原因としては次の6つです。
重い原因を知ることで、最善の対処方法が分かるようになりますので、まずは重い原因から把握していきましょう。
それでは実際に、それぞれの項目を紹介していきます。
1つ目の原因はメモリー容量が圧迫されているためです。
タブレットの性能に対してそれほど容量の重いソフトをインストールしていないにもかかわらず、重くなる場合はタブレットの容量不足が考えられます。
例えば写真の保存枚数が多かったり、アプリを必要以上にインストールしていたりすると、メモリー容量が圧迫されてタブレットが重くなります。
もしも写真の枚数が多かったり、アプリの量が多かったりすればメモリー容量の不足が考えられます。
メモリー容量は次の手順で確認できます。
こうすることで内部ストレージの空き容量を確認できます。内部ストレージをタップすれば、どこに容量が使われているのかさらに詳しく分かるようになります。動作が重くなった場合は、まずはメモリーを圧迫していないか確認してみましょう。
2つ目の原因はソフトウェアのバージョンを最新にしていないためです。
ソフトウェアのアップデートは定期的に訪れるものであり、機能の追加や不具合の修正などのために行われます。
しかし、ソフトウェアをアップデートをせずにいると、不具合は修正されないため動作に悪影響が出る可能性があります。
ソフトウェアを長年アップデートしていない場合は、最新にしていないことが原因である可能性が高いです。
3つ目の原因は充電が少ないためです。
fireタブレットは充電の残量が少ないとパフォーマンスが低下します。
充電の残量が少ないときに重くなった場合は、充電の残量が大きく影響している可能性があります。
動作が重くなるのは充電が少ないときなのか、まずは確認をしてみましょう。
4つ目が複数のアプリを同時に起動しているためです。
複数のアプリを同時に起動すると、メモリを消費するため動作が重くなりやすいです。
アプリやタスクを何個も同時に開いていないかを確認してみましょう。
メモリを消費する原因となるため、こまめに消していくことをおすすめします。
5つ目が回線速度が悪いためです。
回線速度が悪いと読み込みまでに時間がかかるため、端末の動作が重いと勘違いすることがあります。
家の回線状況によっては、時間帯や容量によって速度が大きく落ちることがあります。回線状況が悪い場合はLANケーブルを差し直してみたり、速度を計測してみたりしましょう。
6つ目が経年劣化です。
タブレットやパソコンなどは進歩が凄まじく、新品を買っても早くて1年後には性能不足を感じるようになることもあります。
また、バッテリーも充電回数が決まっており、使い続けることで寿命が来ます。
タブレットを数年使い続けていると性能不足や寿命により、電池の減りの早さが目立ったり、アプリを入れるとすぐに動作が重くなったりしてしまうのです。もしも長年タブレットを使用している場合は、買い替えをおすすめします。
重くなったfireタブレットは、次の対処方法を行いましょう。
それぞれの対処方法を行い、重くなったfireタブレットが改善されるかどうか試してみましょう。
1つ目は使っていないアプリを閉じましょう。
原因でも述べたように、起動させているアプリが多ければ多いほど容量を圧迫する原因となります。
使っていないアプリは次の手順で閉じることが可能です。
ちなみに、設定からでも閉じることはできます。
以上で完了です。
2つ目は電子書籍をクラウドへ移動させましょう。
電子書籍は容量を大きく占めるものであるため、クラウドへ移動させてストレージに余裕を作りましょう。
次の手順でクラウドへの移動が可能です。
以上で完了です。
3つ目がキャッシュの削除です。
アプリを頻繁に使用する方は、キャッシュを削除するのが効果的です。
次の手順でキャッシュの削除が可能です。
以上で完了です。キャッシュは使用すると溜まるため、定期的に削除していきましょう。
4つ目が再起動を行うことです。
再起動をすることで端末自体がリセットされます。
再起動は次の手順で可能です。
以上で完了です。
5つ目が不要なアプリをアンインストールすることです。
次の方法でアンインストールが可能です。
以上で完了です。
設定からのアンインストールの場合は、次の手順で行いましょう。
容量を確認しながらアンインストールをしたい場合は、設定から行いましょう。
6つ目が初期化を行うことです。
初期化は次の方法で可能です。
以上で完了です。なお、初期化を行うと端末がAmazonアカウントから登録解除されるため、再度登録する必要があります。
7つ目がソフトウェアのアップデートです。
ソフトウェアのアップデートは次の手順で可能です。
もしもソフトウェアのアップデートが表示されない場合は、最新バージョンであるため行う必要はありません。
この記事ではfireタブレットが重い原因について紹介しました。
fireタブレットが重いのはストレージ容量が原因であることが多く、アプリをアンインストールすることで軽くなる場合が多いです。
しかしアンインストールしても重い場合は、ソフトウェアをアップデートしたり、初期化をしてみましょう。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。