「Fireタブレットが充電できない」「Fireタブレットが急に充電できなくなった」
と充電に関するトラブルを経験したことがある方は多いのではないでしょうか?
充電ができないと、端末の充電が切れた途端使えなくなるため非常に困りますよね。
そのため、できるだけ早く解決したいトラブルです。
しかし、いくつかの改善方法を行うことによって、修理に出さずとも再び充電できるように可能性があります。
そこでこの記事では、Fireタブレットが充電できなくなった場合の原因と対処法について紹介したいと思います。
併せて壊れたFireのタブレットの処分方法についても見ていきましょう。
【この記事で分かること】
目次
Fireタブレットが充電できない原因は、次の8つです。
適切な対処方法を知るには、まずは原因について知る必要があります。
ここではFireタブレットが充電できない原因についてみていきましょう。
コンセント・ケーブルがしっかりと差さっていない
1つ目がコンセント・ケーブルがしっかりと差さっていないためです。
コンセントがしっかりと差し込まれていなかったり、ケーブルがしっかりと端末に差さっていなかったりすると、充電が行われません。
ケーブルや端末は正常であるにも関わらず、タブレットが充電されるときとされないときがあるのは、コンセントとケーブルがしっかりと差さっていないのが原因である可能性が高いです。
充電が不安定の場合はコンセントとケーブルがしっかりと差さっているか、再度確認してみましょう。
2つ目が端末が熱くなっているためです。
端末が熱くなっているのは、内蔵バッテリーに負荷がかかっている表れです。
内蔵バッテリーが高温になっている状態で充電すると、爆発する可能性があるためタブレットは充電されません。
3つ目は接触不良が起こっているためです。
アダプタやコードが汚れていると、接触不良を起こしやすくなります。
その結果、しっかりと充電器を差していても、充電がされないのです。
充電ケーブルやアダプターは汚れないと思うかもしれませんが、バックに入れていたり、普段つけ外しをしていたりすると、汚れやすいものです。
乾いた布で定期的に掃除をしてあげましょう。
3つ目が充電ケーブルの破損です。
アダプター部分は汚れておらず、端末にもケーブルの接続部分にも異常がない、とすれば充電ケーブルの断線が考えられます。
充電ケーブルを無理な角度で保管していたり使用していたりすると、線が切れてしまいます。
不自然な角度で充電ケーブルを使用している場合は、充電ケーブルが破損している可能性が高いです。
4つ目が急速充電により過度な負担がかかっているためです。
最近の充電器は急速充電が可能ですが、実はそれが原因で端末に負担がかかっているのです。
これは壊れているわけではありませんが、急速充電は端末に大きな負担となり充電されないことがあります。
パソコンのUSBポートを使用して充電したり、急速充電タイプ以外の充電器を使用してみましょう。
5つ目がFire OSが壊れている可能性があります。
Fire OSが壊れている場合は、充電ができない以外にも動作が不安定、フリーズなどが生じます。
これらの症状がみられる場合は、Fire OSが壊れている可能性が高いため、初期化を行いましょう。
6つ目が非純正の充電器を使用しているためです。
ネットでは充電器がたくさん販売されていますが、なかには非純正の充電器も販売されています。
非純正の充電器は端末が認証しないため充電されなかったり、相性の問題が生じたりします。
非純正の充電器を使用していないか確認をしてみましょう。
7つ目が端末が故障しているためです。
ケーブルやアダプタを適したものに変え、再起動を行ったものの充電されない場合は端末が故障している可能性が高いです。
端末の故障は自分では直せないため、修理に出す必要があります。
8つ目が高温・低温での環境での使用です。
Fireタブレットは高温・低温での環境の使用には適していません。
そのため夏場や冬場の寒い外で使用していると、充電がうまくされないことがあります。
充電時の適温は15℃~25℃といわれています。
室温が適切ではない場合は、再度環境を見直してみましょう。
Fireタブレットを充電できないときの対処方法は次の7つです。
それぞれの対処方法について確認してみましょう。
1つ目が端末を再起動することです。
Fireタブレットは電源を切った状態で、電源ボタンを40秒間長押しすることで再起動が可能です。
再起動を行うことで端末が行っているタスクなどをシャットダウンできるため、不具合などが治る可能性があります。
もしも周辺機器が原因でない場合は、端末を再起動してみましょう。
端末の再起動は簡単にできるため、ぜひ試してみてください。
2つ目が充電器を差しなおすことです。
意外と充電器がしっかりと差し直されていないことが原因で、充電されないことがあります。
充電器がしっかりと端末に差さっているか、コンセント部分も含めて確認してみてください。
3つ目が新しい充電器を使用することです。
本体の端末に異常がないにも関わらず充電できない場合、新しい充電器を使用してみてください。
また、非純正を使用している方も同様に、純正のあたらしい充電器を使用してみてください。
先にも述べたように、非純正の充電器では充電できないことがあります。
古い充電器、非純正の充電器で充電できない方は、新しい純正の充電器を使用しましょう。
4つ目がタブレットが冷めるまで待つことです。
タブレットが熱いと内蔵バッテリーの充電に影響が及ぶ可能性があります。
もしも直射日光の下で使用していたり、室温が極端に高かったり低かったりする場合は、場所を変えてタブレットが冷めるまで待ちましょう。
参照:リチウムイオン電池の安全性 – Amazonカスタマーサービス
5つ目が充電ケーブルにある汚れ・異物を取り除くことです。
原因でも述べましたが、充電コネクタが汚れていたり異物が付いていたりすると、接触不良を起こしやすいです。
純正の充電器、正常な端末を使用しているにもかかわらず充電されない場合は、充電コネクタを掃除してみましょう。
特に充電器を高い頻度で持ち歩いていたり、取り外ししていたりする人は汚しやすいため、定期的に汚れを取りましょう。
6つ目が修理を依頼(交換)することです。
Fireタブレットには「Amazonデバイス 2年間限定保証」が適用されています。
適用されるのは機種によって異なりますが、該当する機種であれば90日間〜の保証が適用されます。
なお、Kindle Fireタブレットは修理対応をしておらず、新しい端末と交換をしているようです。
故障が疑われた際は、修理を依頼してみましょう。
しかし保証期間外の場合は8,000円前後の費用が発生するようです。
詳しいことはAmazonへ問い合わせることをおすすめします。
参照:Amazonデバイス 2年間限定保証 – Amazonカスタマーサービス
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。