スマホ画面が割れてしまっても、操作ができればそのまま使っている方も多いのではないでしょうか。
小さな画面割れであっても使用を続けると怪我や故障につながることも。
この記事では、スマホ画面が割れてしまった時の修理方法3選を紹介します。
応急処置として自分で修理する方法も解説していくので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
スマホの画面割れを放置すると、様々な危険が発生します。
すぐに修理できない場合は、自分で応急処置をしましょう。
ここでは、オススメの方法を4つ紹介します。
割れたスマホ画面の破片が飛び散らないように、セロハンテープなどで傷を覆いましょう。
わずかなスマホ画面のひび割れであればこの方法で充分に対応できます。
傷が大きかったり、テープを貫通してしまっていて割れた部分をカバーしきれない場合は、怪我をする恐れがあるため、速やかに修理依頼をしてください。
手軽で安全な方法は、画面保護フィルムで応急処置をすることです。
画面保護フィルムを貼ると、割れた画面の破片の飛散や粉々になった画面のスマホ内部へ侵入を未然に防げます。
損傷が激しい場合は、厚手の画面保護フィルムを選びましょう。
画面操作をしても指に刺さりにくいため、怪我予防にも繋がります。
UVレジン液とは、紫外線硬化樹脂のことです。
紫外線を当てると液体が硬化するので、割れたスマホ画面の傷が目立ちにくくなります。
しかし、UVレジン液で補修したスマホを修理に出すと修理補償が受けられず、修理費が高くつくことも。
修理依頼を検討している方には、あまりオススメできません。
ガラスコーティングはUVレジン液と同様に割れた画面の傷が目立ちにくくなります。
主に車のガラスの傷などを自分で修繕する時に使われるもので、スマホ画面の小さな傷程度であれば修復可能です。
ただし、傷が深いものや範囲が広いものには不向きなので注意してください。
ガラスコーティングは液体のため、スマホ内部に入り込んでしまうと故障の原因となります。
スマホの画面が割れたまま使うと、思わぬ危険や破損に繋がります。
その理由は以下の4点です。
割れたスマホ画面をそのままにしておくと、ガラスが皮膚に刺さり怪我に繋がります。
小さな傷でも放置しておくと少しずつ大きくなり、破片が周囲に飛び散ってしまうことも。
スマホの画面が強化ガラスを採用していても画面の傷は完全に防げません。
スマホの画面が割れてしまうと、防水機能が低下します。
強化ガラスを採用しているスマホであれば、多少の水であればスマホの内側まで浸水しません。
しかし、割れた部分から雨などが入り込んでしまうと、スマホの故障や不具合の原因になります。
スマホの画面が割れると、粉々になった細かな破片がスマホの内側に侵入し、基盤を傷つけてしまいます。
そうなると動作不良や故障など、スマホへダメージを与えてしまう可能性があります。
最悪の場合、スマホのデータが消えてしまいます。
目立たないひび割れから、思わぬ故障につながることを覚えておきましょう。
スマホの画面が割れをそのままにしていると、割れた隙間からゴミや水分が侵入して思わぬ故障に繋がります。
その結果、ひび割れ修理だけでなく水没復旧修理や基盤交換など、多額の修理代が発生することも。
スマホの画面が割れてしまったら、速やかに対処しましょう。
ここからは、スマホの画面が割れたときの対処法を4つ紹介します。
確実な修理方法は、キャリア公式かメーカー公式に修理依頼をすることです。
純正部品を使用して修理をするため、修理後も高品質を維持できます。
修理期間や料金はメーカーや機種・症状によって異なります。
また、保証の有無にもより修理費が変動するため、先に見積もり依頼をしましょう。
docomoの修理依頼:故障・修理 | お客様サポート | NTTドコモ
softbankの修理依頼:故障・修理 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
auの修理依頼:携帯電話機の故障・紛失時の対応 | 困ったとき・わからないときは | au
修理ショップに依頼すると、キャリア公式やメーカーよりも安く修理できる可能性があります。
即日や最短での修理にも対応しているショップもあるので「スマホをすぐ直したい」という方にオススメです。
修理ショップは純正パーツを使用していないことがほとんどなので、画面修理後にタッチの感度や解像度の質が劣る場合もあります。
スマホの画面が割れたことをきっかけに、新しい機種へ買い替えるのも手段のひとつです。
修理よりも費用はかかりますが、性能の良い機種に変更したり格安スマホへ買い替えることもできます。
スマホの買い替えに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。
スマホの買い替え時期はいつ?事前にやることやデータ移行について解説>>
小さな傷であれば、自分でスマホ修理をすることも可能です。
ネットショップで部品を購入すれば、修理にかかる費用を抑えられます。
ただ、スマホの修理にはある程度の知識や技術を要するため、慣れていない人にはオススメできません。
スマホ画面を修理するにあたって、費用が気になる方も多いでしょう。
そこで、この章ではスマホ画面の修理にかかる費用を、専門業者や正規店に依頼した場合・保証サービスに加入していた場合の3つに分けて紹介します。
専門業者にスマホ画面修理依頼した場合、修理費の相場は4,000円前後。
正規店で修理するよりも安く済むことが多く、保証サービスに加入していない方や価格を重視する方にとって、気軽に依頼しやすいのも魅力です。
ただし、業者や機種によって修理費が高額になることもあるので、事前に見積もりを取りましょう。
正規店は、iPhoneは15,000円〜40,000円、Androidは17,000円〜42,000円がスマホ画面の修理費相場です。
携帯キャリアや機種、修理内容によって費用は異なりますが、専門業者よりも出費が大きいことは覚えておきましょう。
各キャリアの保証サービスは以下の通りです。
キャリア | 保証サービス |
---|---|
apple | AppleCare+に加入していた場合、全モデルが3,700 円(税込)で画面修理が可能です |
docomo | docomoの保証サービスは、iPhoneは上限5,500円、その他Androidなどは上限3,300円です |
SoftBank | 「あんしん保証パックプラス」に加入していると、5,500円で修理ができます。 |
au | 「故障紛失サポート」保証サービス1回の利用であれば、対象外の修理であっても5,500円、2回目は最大8,800円です。 |
参考:iPhone の画面の修理・交換 – Apple サポート 公式サイト (日本)
スマホの画面割れを防ぐためにも、事前に対策をする必要があります。
ここでは3つの事前対策法を紹介するので、ひとつずつ確認していきましょう。
耐衝撃性に優れたカバーや手帳型のスマホケースをつけることで、ある程度の画面破損を防げます。
また、スマホやカバーにストラップやリングをつけると、落下防止として効果的です。
画面割れを防ぐ方法の中でも手軽でお金がかからない方法は、保護フィルムを貼ることです。
衝撃に強いものや、画面が割れても破片が飛び散らない商品も販売されています。
画面を保護するだけでなく、怪我対策として保護フィルムを選びましょう。
万が一、操作ができない・破損によってデータが消えてしまうことを想定して、こまめにバックアップしておきましょう。
スマホ画面が割れ、損傷具合によっては本体交換をする可能性もあります。
画面操作ができるうちに、データの移行をしておくと安心です。
スマホ画面が割れたとき、すぐに修理に出すべきか悩む方も多いでしょう。
ここでは、検討すべき損傷度合いを軽度・重度に分けて紹介します。
画面の端や全体が割れた場合、まずは自分で応急処置をしましょう。
修理はガラス交換のみになるケースがほとんどです。
わずかな割れであっても、徐々にヒビが広がることもあり得るので、早めに修理を検討しましょう。
画面上にシミや縦線が発生すると、ガラスと液晶交換になることがほとんどです。
ここまで重度であると、タッチ操作がほぼ不可能です。
そのため応急処置に頼らず、速やかに修理に出してください。
スマホの画面が割れてしまった場合、損傷の程度にかかわらず速やかに修理に出しましょう。
軽症であっても、内部の損傷に繋がったり、破片で怪我をしてしまったりと割れたまま使用を続けるのは危険です。
また買い替えになった場合は、スマホの処分が必要になります。
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監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。