iPhoneの動作が重いと感じたことがある人も多いのではないでしょうか?
iPhoneが重いまま放置していると、本体が熱くなったり発火したりする可能性があります。
この記事ではiPhoneが重くなる7つの原因・6つの対処法・iPhoneの修理費用を解説します。
この記事でわかること
目次
iPhoneの動作が重い時にまず確認してほしいことを4つ紹介します。
インターネットの接続環境を確認するには、以下の6つの方法があります。
以下の6つの方法を試して、インターネットが問題なく利用できるかを確認してください。
参考:iPhone、iPad、iPod touch の iOS のパフォーマンスについて – Apple サポート (日本)
iPhoneで同時に10個、20個のアプリを起動しているとiPhoneが重くなってしまいます。
Googleアプリは268.7MB、Google Driveは223.4MB、LINEは250.2MB、Twitterは166.5MBと一つのアプリだけでも容量を使っています。
iPhoneはパソコン同様、気温0〜35度の環境で使用することを推奨します。
極端に寒い場所や暑い場所でiPhoneを使うと、バッテリーの持ちが悪くなる可能性があります。
iPhoneを車内等、気温が上がりやすいところに放置しないでください。
また機器を直射日光下で長時間使用することを避けてください。
デバイス内部が高温になると、以下のような変化が見られます。
参考:iPhone、iPad、iPod touch が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)
iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>
何かiPhoneに不具合が起きたら、再起動してみるのが基本です。
再起動の方法はiPhoneごとに異なるので、この記事では3種類紹介します。
参考:iPhone を再起動する – Apple サポート (日本)
次にiPhoneの動作が重い原因を紹介します。
これといった故障や問題がなくても、iPhoneを毎日使用していれば劣化していきます。
古い機種で最新のアプリを利用すると、iPhoneが対応できずに重くなることも。
OSを最新版にアップデートしていないと、動作に不具合が起きる可能性があります。
ホーム画面にある「設定アプリ」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」が最新になっているかを確認しましょう。
インターネット接続環境等に問題がないのであれば、iPhone本体ではなくバッテリーが劣化している可能性を考えてください。
iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>
ネット環境が悪い時は、以下4つの方法を試してみてください。
iPhoneのメモリとは、ストレージに対して一度に作業できる量を意味します。
メモリ不足解消には、iPhoneの再起動・アプリの再インストール・起動中のアプリを閉じるといった対策が有効です。
ストレージ残量は、「設定アプリ」>上から11番目の「一般」>「iPhoneストレージ」から確認できます。
不要なアプリを削除する・iPhone内の画像を削除するかOne Drive等に移す・不要な楽曲を削除する・メールのごみ箱を削除する等してみてください。
参考:iPhone、iPad、iPod touch のストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)
iPhoneは、とくにゲームアプリの容量が大きいです。
映像がたくさん流れるアプリは容量を使うので、注意しましょう。
iPhoneの動作が重い時の症状別対処法を6つ紹介します。
とくにゲームアプリは容量が大きいので、大きいものから削除してみてください。
例えば「アサシンクリードリベリオン」(897.7MB)や「Pixel Gun 3D」(2.4GB)は容量がとくに大きいので有名です。
ゲームアプリの使いすぎには注意が必要です。
こまめに同時起動中のアプリを閉じましょう。
アプリを一旦閉じるには、以下の方法を参考にしてください。
「設定アプリ」でiPhoneのストレージ容量が少なくなっている場合、未使用のアプリを削除したり画像の枚数を減らしてみたりしてください。
写真や動画は容量を占有しやすいです。
画像のストレージ容量を確保するには「iCloud」と連携を取る、One Drive・Google Drive・Google フォト等にそれらを預ける方法が考えられます。
参考:iPhone、iPad、iPod touch のストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)
キャッシュとは、アプリやシステムプログラムに一時的にダウンロードされたデータやファイルのことです。
Safari・Chrome・LINE・Twitterのキャッシュ削除の方法を以下に記載します。
キーボード入力に時間がかかる場合は、5つの方法を試してみてください。
前述の通り、気温0~35度の環境でiPhoneを利用するようにしましょう。
また充電しながら利用している・複数のアプリを同時に使用している・ストレージ容量が圧迫している・バッテリーが劣化している時も、本体が熱くなります。
本体が熱くなり発火・爆発してしまってはとても危険なので、怪我には気を付けましょう。
参考:iPhone、iPad、iPod touch が高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)
Phoneが発熱する原因は?すぐ熱くなる時の対処法を解説>>
iPhoneの動作が重い時は、最適化アプリを利用して高速化を図るのもおすすめの方法です。
App Storeでは、iPhoneを最適化するためにさまざまなアプリが開発されています。
たとえば、世界中で100万人以上のユーザーが利用している「Phone Doctor Plus」では、スマホのハードウェアを25項目に分けてチェックし、可視化できない不具合を見つけることが可能です。
Wi-Fiの接続状況などの外部要因を調べたい場合は、「iChecker」が適しています。
診断結果がグラフで表示されるため、スマホの環境が一目でわかる点が嬉しいポイントです。
手軽に最適化したい方は、「節電バッテリーマニア」というバッテリー対策アプリを使用するのもよいでしょう。
本来はバッテリーの寿命を伸ばすことを目的としたアプリですが、メモリ消去などの機能も搭載しています。
ワンタップで最適化できるため、煩わしい操作を省きたい時にもぴったりです。
動作が重いままiPhoneが直らない場合の最終手段が2つあります。
au・SoftBank・docomoはiPhoneのバッテリー交換を受け付けています。
SoftBankのiPhoneは5,940~8.140円でバッテリー交換が可能です。
docomoでオンライン修理受付サービスを利用する際は、dアカウントを作成してからにしましょう。
iPhoneがApple製品限定保証またはAplleCare+の保証対象であれば、無料でバッテリーを交換できます。
修理をしても重いのが直らなかったiPhoneは処分して、新しいiPhoneを購入しましょう。
携帯処分.comはデータ消去代・リサイクル代が一切無料で、24時間365日のご利用が可能です。
ただし画面が割れているiPhoneや分解してしまったiPhone、大破したiPhoneは受け取れません。
iPhoneを袋に入れてセブンイレブン・ファミリーマート・デイリーヤマザキ・ポプラといったコンビニエンスストアまたは自宅から送り、処分しましょう。
送料はクロネコ宅配便でのみ無料です。
iPhoneを重いまま放置しておくのが危険な理由を2つ紹介します。
iPhoneが重いまま放置しておくと、バッテリーの劣化が早まり最悪の場合本体が発火します。
動作が重いだけなら大丈夫、と思って放置していると大変なことになってしまうので気を付けてください。
重くなったままにしていると、再起動を何度も繰り返すリンゴループが発生する可能性があります。
この場合ホーム画面にも行けないので、とても不便です。
iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが用いられています。
何度も充電すると、充電が必要になるまでの時間が短くなるでしょう。
数年使用したiPhoneはバッテリー残量が少なくなると、突然シャットダウンされてしまいます。
パフォーマンスが低下したiPhoneには、以下のような変化が起こります。
参考:iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート (日本)
iPhoneバッテリーの寿命の目安は何年?確認方法や長持ちさせるコツも解説>>
iPhoneの動作が重くなった時の注意点を2つ記しておきます。
iCloudでiPhoneをバックアップする方法はこちら。
iCloudのバックアップでは、GmailやApp Storeのコンテンツは保存されません。
参考:iCloud で iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法 – Apple サポート (日本)
iPhoneの画面上で操作していなくても、そのまま放置しているとバッテリー残量は減ります。
放置を続けると過放電状態になり電池セルの劣化が進んでしまいます。
iPhoneを使用しない時は、電源をオフにしましょう。
iPhoneを長い間利用していると動作が重くなったり遅くなったりすることがありますが、しっかりと原因を確認して適切な対処を行うことが重要です。
しかし、寿命が近づいてきてどうしても直らない場合はiPhoneの処分も検討しましょう。
携帯処分.comではiPhoneの処分を無料でやってくれます。
土日祝日関係なく、クロネコ宅急便を利用すればiPhoneを破棄できますので、ぜひ利用してみてください。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。