「スマホがフリーズした!直し方を知りたい」
「スマホがフリーズする原因を知りたい」
「フリーズしないようにする方法を知りたい」
ある日突然スマホがフリーズ!皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?この記事では、iPhone・Androidがフリーズする原因と直し方・予防法について解説します。
フリーズする要因は複数あり、状況に応じ適切な対処をするのが得策です。この記事を読めば、自分でフリーズを解消できるようになります。
目次
フリーズするタイミングがわかっていれば、おおまかな原因を推測できます。
この場合、原因は一時的なものです。アプリをたくさん立ち上げすぎた、高負荷なアプリを使用したなどのケースが該当します。
スマホの処理が追いついていないだけですので、負荷を下げれば解消できる可能性があります。
この場合、サイト側の応答が遅延しているだけかもしれません。他のWebサイトでもフリーズするか確認してみるとよいでしょう。
この場合、おそらくアプリに問題・バグがあります。また、アプリのキャッシュがたまり過ぎて動作が遅くなる場合もあります。
この場合、アンインストールすれば解消されますが、アプリのレビュー等で同じ症状が報告されていないかチェックしましょう。
この場合、慢性的なトラブルが生じている可能性があります。後述するバージョンアップ・ストレージの空き容量確保などの対策を実施してください。
慌てて対処せずに、まずは考えられる原因を把握しましょう。多くの場合、以下8つのどれかに当てはまります。
端末の電圧が低下すると、タッチパネルの反応が鈍くなるためフリーズしたと勘違いしてしまうことがあります。
まずはきちんと充電されているか確認しましょう。
以下のような場合、スマホには大きな負荷が掛かります。
これらの場合、CPU処理能力の限界を超えてしまうことがあります。
また、CPUが使用するRAM(メモリ)の空き容量も不足するためスマホ全体の処理が遅延します。
App Store・Google Playからダウンロードできるアプリは、審査を経て公開されています。それでもソフトにバグ(欠陥)はつきもので、度々問題が報告されています。
この場合、後述のアンインストール・バージョンアップのどちらかの対策を取りましょう。
OSとアプリのバージョンアップでは、過去の不具合が修正されていることがあります。そのため、バージョンが古いままだとトラブルの原因となります。
ストレージの空き容量が不足していると一時的にRAMが代用されるため、RAM不足からスマホの処理が遅くなります。これにより、画面がカクカクしたりフリーズにつながったりします。
ウイルスに感染すると、スマホはフリーズなどの異常動作を繰り返します。後述の対策で直らない場合、感染が疑われますのでウイルス駆除・スマホ初期化などが必要です。
高負荷アプリの長時間使用・炎天下での使用などでスマホが高温になることがあります。一般的に本体温度が35℃を超えると、フリーズなどのトラブルが発生します。
高温になった場合は使用を中断し、温度が下がるのを待ちましょう。
劣化や衝撃等によるハード故障が原因の可能性もあります。また新品でも運悪く、初期不良の端末に当たってしまうことがあります。この場合、修理・交換が必要です。
まずは「①充電する」を確認しましょう。その後、以下の順番でひとつずつ確認してください。
フリーズしたまま操作できない場合
→「⑦強制再起動」の後②~⑥を確認
操作できる場合
→②~⑥を確認
基本的なことですがバッテリー残量を確認し、必要であれば充電をしましょう。
再起動することでスマホのRAMがリフレッシュされます。アプリのバグによるメモリリーク(RAMの解放もれ)なども解消されます。
モデルごとに手順が異なります。下記のAppleサポートページでご確認ください。
Appleサポートページ「iPhone を再起動する」
機種により手順が異なりますが、基本的には以下の手順で再起動できます。
起動したままのバックグラウンドアプリが、通信や高負荷の処理を実行している可能性があります。下記の手順で全てのアプリを強制終了し、フリーズが解消されるか確認しましょう。
モデルごとに手順が異なります。下記のAppleサポートページでご確認ください。
Appleサポートページ「iPhone や iPod touch で App を終了する方法」
機種により手順が異なりますが、基本的には以下の手順で再起動できます。
画面下に「<」「□」「|||」ボタンがある場合
画面下に「<」「□」「|||」ボタンがない場合
※アプリを上にスワイプすると、ひとつずつ終了できます。
怪しいアプリが特定できている場合、そのアプリをアンインストールしてフリーズが解消されるか確認しましょう。
下記Appleサポートページの手順でアンインストールできます。
下記Google Playヘルプの手順でアンインストールできます。
Google Playヘルプ「Android で使用していないアプリを削除、無効化、管理する」
OSとアプリを最新バージョンにすると、バグ修正や性能改善が反映されるためフリーズが解消されるかもしれません。
どのモデルも、下記Appleサポートページの手順でアップデートできます。
Appleサポートページ
機種により違いはありますが、基本的には下記Androidヘルプの手順でアップデートできます。
空き容量を無理に増やす必要はありません。下記手順で現在の使用済み容量を確認してから行ってください。
どのモデルも、下記Appleサポートページの手順で確認できます。
機種により異なりますが、基本的には以下の手順で確認できます。
iPhone・Android共に、データ(アプリ・画像等)を削除するか、クラウド等に移動すると空き容量を増やせます。
フリーズして操作不能の場合、下記の手順でスマホを強制再起動してください。
下記Appleサポートページから、自分のiPhoneモデルに合った手順を実行してください。
iPhoneのモデル | 強制再起動 |
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iOS16対応モデル | 手順 |
iOS15対応モデル | 手順 |
iOS14対応モデル | 手順 |
iOS13対応モデル | 手順 |
iOS12対応モデル | 手順 |
機種ごとに異なるため、ここでは代表的な機種での手順をご紹介します。
AQUOS
Galaxy
OPPO
Xperia
以下の点に注意して使用すれば、フリーズ頻度を低く抑えることができます。
以上の対処を行ってもフリーズしてしまう場合、修理・処分を検討しましょう。
修理に出す方法は大きく3種類です。
ネット検索すれば、店舗や依頼方法が確認できます。費用や期間が異なりますので、比較検討すると良いでしょう。
今回は、iPhone・Androidがフリーズする原因と対処法・予防法について解説しました。
スマホはこまめにケアをすれば、フリーズせず安定して動作します。日頃からバージョンアップなどを心がけ、長く使用できるよう心掛けましょう。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。