Google Pixelは優れたスマートフォンですが、フリーズしていざというときに使えなくなると困ってしまいますよね。
またフリーズすると故障してしまったのかと不安になることもあるでしょう。
この記事では
について解説していきます。
目次
Google Pixel フリーズには、主に以下の原因が考えられます。
Google Pixel本体に問題があってフリーズしている場合は修理または交換が必要になることがあります。
本体に問題がある場合は
などの症状が現れます。
これらの症状が現れた場合は自力での修理が難しい可能性が高いので、認定修理店であるiCrackedや民間のスマートフォン修理業者に一度チェックもらうことをおすすめします。
ソフトウェアの不具合はアップデートを長い間実行していないときなどに起こりがちです。
Google PixelのOSであるAndroidは定期的に正常に動作したりバグを改善するためのアップデートを配信しています。
しばらくアップデートをしていない場合は実行することで解決することもあります。
インストールしているアプリに不具合がある場合もフリーズが起こることがあります。
特に
などをインストールしていると本体やソフトウェアに不具合がなくともフリーズすることがあります。
特定のアプリを立ち上げているときにフリーズする場合はまずは該当アプリをアンインストールしてみましょう。
Google Pixelを始め、スマートフォンの多くは使用時に本体の温度が上がりすぎるとフリーズしたり、シャットダウンしたりして内部機器を守るための機能が付いています。
ゲームや4K動画の撮影などスマートフォンに負担がかかる作業を長時間行うとCPUが過熱して、本体の温度が規定されている範囲を逸脱してしまうこともあります。
温度が上がったまま使い続けると本体故障の原因ともなることもあるので、Google Pixelは自動的に機能を停止します。
フリーズしたときに本体の温度が異常に高いと感じたときはいったん冷却してから再度、動かしてみましょう。
ストレージの空き容量が少ない場合、フリーズが発生しやすくなります。
容量いっぱい近くまでデータが保存されている場合は不要なものを消去して空きを作るようにしましょう。
Google Pixelがフリーズしたときは以下の方法で解決できることがあります。
Google Pixelがフリーズしたらまずはまずは、最も簡単な方法である再起動を試してみてください。
再起動することで、メモリが解放されてフリーズが解消されることがあります。
セーフモードでは、サードパーティ製のアプリがすべて無効になります。
そのため、アプリの不具合が原因でフリーズが発生している場合は、セーフモードで起動することでフリーズが解消されることがあります。
セーフモードで起動するには、次の手順を実行します。
セーフモードで起動したらフリーズが発生しないか確認してください。フリーズが発生しない場合は、アプリの不具合が原因と考えられます。
最近インストールしたり、起動する度にフリーズするアプリがあればアンインストールしましょう。
セキュリティと安定した動作のためにソフトウェアは常に最新にアップデートしておきましょう。
Google Pixelのソフトウェアアップデートは、以下の手順で行います。
アップデートが利用可能な場合は、画面に「ダウンロードとインストール」というオプションが表示されます。このオプションをタップすると、アップデートのダウンロードとインストールが開始されます。
アップデートが利用できない場合は、画面に「お使いのシステムは最新の状態です」というメッセージが表示されます。
また、アップデートの有無を自分で確認したい場合は、以下の手順で行います。
「アップデートをチェック」をタップすると、アップデートの有無を確認できます。
ソフトウェアアップデートには、セキュリティの強化、新機能の追加、バグの修正など、さまざまな内容が含まれます。デバイスのセキュリティとパフォーマンスを維持するために、ソフトウェアアップデートは定期的に適用することをおすすめします。
最近ダウンロードしたアプリが原因でフリーズが発生している場合は、そのアプリをアンインストールしてみてください。
アプリをアンインストールするには、次の手順を実行します。
アプリをアンインストールしたら、フリーズが発生しないか確認してください。
フリーズが発生しない場合は、そのアプリが原因と考えられます。
アプリのキャッシュをクリアすることで、フリーズが解消されることがあります。
キャッシュとは頻繁にアクセスするデータを一時的に端末に保存しておく機能のことです。
キャッシュを保存しておくことで次回以降にそのデータを読み込む際に再読み込みせずにデータを表示したり、処理を高速化したりすることができます。
ただしこのキャッシュがパンパンになってしまうとフリーズの原因となることもあります。
アプリのキャッシュをクリアするには、次の手順を実行します。
アプリのキャッシュをクリアしたら、フリーズが発生しないか確認してください。
Google Pixel本体のストレージが不足しているとフリーズが起こりやすくなります。
これはストレージの空き容量が少ないとアプリの起動や動作に必要なデータが保存できなくなることが理由です。
アプリの起動や動作にはアプリのファイルやデータ、キャッシュなどを保存する必要があります。
これらのデータがストレージに保存できなくなるとアプリが正常に起動したり、動作したりできなくなり、フリーズが発生するという自体に繋がるので、不要なデータは削除してストレージに余裕を持たせておくようにしましょう。
上記の対策を試してもフリーズが解消されない場合は、残念ですがデータを初期化するしかありません。
データの初期化を行うと、端末の設定やデータがすべて消去されるため、バックアップを取っておく必要があります。
データを初期化する方法は、以下の手順を実行します。
データの初期化を行うと、端末が工場出荷時の状態に戻ります。
以上、Google Pixelがフリーズする原因と対処法を解説してきました。
Google Pixel フリーズを解決するには、以下の対策を試してみてください。
上記の対策を試してもフリーズが解消されない場合は、Google サポートに問い合わせてみてください。
今回紹介した対処法を試しても本体に不具合があった場合は解決することはできません。
本体に不具合があった場合は買い換えまたは修理をする必要があります。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。