「iPhoneから新しく購入したAQUOSにデータ移行したい」
「Androidスマホから新しく購入したAQUOSにデータ移行したい」
新しくAQUOSを購入したけど、データ移行方法がわからない。そのような方は多いのではないでしょうか?
現在の端末がAndroid・iPhoneかでデータ移行方法は異なるため、事前に手順を把握しておくことが重要です。
この記事では、Android・iPhoneそれぞれのデータ移行のやり方を解説します。
本記事の内容を読めば、誰でも自分でデータ移行が出来るようになります。
Androidスマホをご使用中の方の、データ移行手順を説明します。
以下はAndroidバージョン12での操作方法ですので、お使いの端末のバージョンにより画面などが異なる場合があります。
事前に、旧Androidスマホでの「電子マネーの引き継ぎ」と「データのバックアップ」が必要です。以下の手順で作業してください。
電子マネーとはコンビニなどでスマホをかざして利用するタイプのサービスで、以下のようなものがあります。
多くの場合、Androidにプリインストールされている「おさいふケータイ」アプリから確認可能です。
データ移行は上記サービス毎に手続きが必要ですので、詳細はそれぞれのサービスをご確認ください。
手続きのパターンは大きく3つに分かれます。
「Google One」「Googleフォト」を使用すると、簡単にデータのバックアップが取れます。この2つで保存できないデータは、手動でバックアップしてください。
Google Oneでのバックアップ
この手順でバックアップしたデータは、Googleサーバーに安全に保存されます。
バックアップでは大量のデータが送信されるため、事前にWi-Fiに接続しておくことをおすすめします。また、バックアップ処理は数十分かかることもあるため、適切に充電も行ってください。
Googleフォトでのバックアップ
AndroidスマホのGoogleフォトアプリを使用すると、画像や動画を簡単にバックアップできます。
この手順もGoogle Oneと同様に、Wi-Fi接続と充電を事前に確認してください。
手動でのバックアップ
上記Google One・Googleフォトでバックアップできないものは、ファイルマネージャーアプリを使用して手動でバックアップしてください。
ファイルマネージャーアプリは、ほとんどのAndroidスマホにプリインストールされていますが、Google Play経由で後からインストールも可能です。
電子マネー引き継ぎ・バックアップを終えたら、データ移行を行いましょう。ここでは3つのやり方をご紹介しますが、移行したいデータにより適宜使い分けてください。
「Google One」「Googleフォト」でバックアップした内容は、AQUOSでGoogleアカウントを登録すれば利用できるようになります。
au・ソフトバンク・ドコモの主要3キャリアのバックアップサービスを使用したデータ移行もご紹介します。
スマホのデータをドコモのサーバー上で管理するクラウドサービスです。普段のバックアップ・機種変更でのデータ移行などに使用できます。
サーバーで管理できるデータは以下の通りです。
新しいAQUOSでdアカウントを再登録すればデータ移行は完了します。なお、無料で使用できるデータ保管BOXの容量は5GBまでです。
スマホのデータをauのサーバー上で管理するクラウドサービスです。
使用できる容量や保存できるデータには上限がありますので、詳細はauのサイトでご確認ください。
あんしんバックアップ(ソフトバンク) ※2024年3月31日にサービス終了
スマホのデータをソフトバンクのサーバー上で管理するクラウドサービスです。
なお、写真・動画・オーディオデータなどはSDカードまたは旧Android端末本体への保存のみとなっていますのでご注意ください。
AQUOSに搭載されたデータコピー機能で、旧端末とAQUOSをケーブル接続してコピーを行います。コピーできる内容は以下の通りです。
詳しい手順は「AQUOS公式サイト」でご確認ください。
データ移行には、無料のバックアップ専用アプリも使用できます。ここでは、おすすめのアプリ2つをご紹介します。
かんたんデータコピー
Wi-FiとQRコードを利用して2つの端末間でデータコピーを行います。
JSバックアップ
GoogleドライブやDropBoxなどのクラウドサービス経由でデータ移行を行います。
iPhoneをご使用中の方は、本章の手順でデータ移行を行ってください。
iPhoneからのAQUOSへは、移行できないデータがあります。また事前に、iPhoneでの「LINEの引き継ぎ」と「iCloudでのデータのバックアップ」が必要です。
iPhoneからAQUOSなどのAndroidスマホには、以下のデータを移行できません。
iPhoneからAQUOSなどAndroidスマホへ引き継げるトーク履歴は、14日間までですので、注意が必要です。
基本的には、iCloudを使用してトーク履歴をバックアップします。手動と自動から好きな方を選択できます。
LINEアプリから「ホーム」→「設定」→「トークのバックアップ・復元」から手続きできます。詳しくは「LINEあんぜん引き継ぎガイド」を参照してください。
Wi-Fiに接続すれば、5GBまでのデータをiCloudにバックアップできます。
詳細は「iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法」をご確認ください。
なお、iCloudに保存したデータは、手動でAQUOSに移動・ダウンロードさせるのが一般的です。
LINE引き継ぎ・バックアップを終えたら、データ移行を行いましょう。ここでは3つのやり方をご紹介しますが、移行したいデータにより適宜使い分けてください。
iPhone上のデータをGoogleドライブやiCloudを使用してバックアップした後、AQUOSに移行することができます。
Googleドライブの場合、「GoogleドライブでiPhoneのデータをバックアップする」を参照してデータ移行してください。
iCloudの場合、「iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法」を参照してデータ移行してください。
AQUOSに搭載されたデータコピー機能で、旧端末とAQUOSをケーブル接続してコピーを行います。コピーできる内容は以下の通りです。
詳しい手順は「AQUOS公式サイト」でご確認ください。
データ移行には、無料のバックアップ専用アプリも使用できます。GoogleドライブやDropBoxなどのクラウドサービス経由でデータを移行できます。
今回は、AQUOSへのデータ移行について解説しました。
正しい準備をすれば、AQUOSへのデータ移行は比較的簡単に行えます。慌てずひとつひとつの手順を確認しましょう。
使わなくなったスマホは、各自治体のルールに応じて適切に処分する必要があります。多くの場合、家庭ゴミとしての処分は禁止されていますので注意が必要です。
また、処分前のデータ消去も自己責任で行う必要があるので気を付けなければいけません。
スマートフォンを手軽に・安全に処分したい場合は、処分専門業者の利用が得策です。
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監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。