いつも通り使っていたパソコンが急に重くなり困った経験はありませんか。
パソコンが重くなる主な原因は4つ。
中でもパソコンのメンテナンスは、パソコンが重くならないようにするためにも大切です。
パソコンが急に重くなった場合は、メンテナンス不足を疑い、ホコリの清掃や放電、クリーンアップやデフラグなどを実施すると改善する場合があります。
この記事では、パソコンが重くなった場合にできる対処法を紹介します。定期的にできるメンテナンスの方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
パソコンが重いと感じる原因は、次のようなものがあります。
パソコンは定期的なメンテナンスが必要です。パソコンにホコリがたまると熱暴走を起こし不具合が起こる原因に。また、不要なデータやアプリを放置していると、パソコンはデータでいっぱいになり重くなります。
自分でできるパソコンのメンテナンスには次のようなものがあります。
定期的なパソコンの清掃で、パソコンを快適に使用できます。
パソコンをメンテナンスする前には、念のためパソコンのバックアップを取りましょう。
パソコンのメモリ容量とは、パソコン内部になる記憶領域のことです。パソコンを購入する際にメモリ4GB、8GB、16GBなどの数字を目にしたこともあるのではないでしょうか。
メモリ容量が多いほどハイスペックのパソコンになります。
メモリはパソコンで作業する際の作業台のようなものです。本棚(ストレージ)から本(データ)を取り出し作業台に並べて作業します。作業台は大きい方がたくさんの本を並べられるため、作業がはかどります。
作業台(メモリ)が小さいと、少しの本(データ)で作業台がいっぱいになり、何度も本棚から本を持ってくる必要があるため効率よく作業できなくなります。
必要なメモリの目安は次の通りです。
作業内容 | 必要なメモリの目安 |
---|---|
インターネットの閲覧、メールの送受信など | 4GB |
ExcelやWordなどの日常利用 | 8GB |
複数のアプリを一度に開くことが多い | 16GB |
リソースを多く必要とする作業(動画編集や画像編集など) | 32GB |
メモリ不足の場合は、パソコンの動作が遅くなるだけでなくパソコンがフリーズする原因にもなります。
使わないアプリを起動しない、常駐アプリケーションを減らすなどで、メモリ容量に余裕が生まれ、パソコンの動作が快適になります。
メモリ容量に関しては下記の記事を参考にしてください。
パソコンのメモリ容量の確認方法は?空ける方法やおすすめ容量も解説
パソコンの作業内容に対して、スペック不足の場合はパソコンが重くなります。パソコンが重いと感じるのは、読み込みの処理速度が遅いためです。
パソコンのOSやソフトはどんどん便利になり、扱うデータは大容量になっています。便利になる反面、パソコンにかかる負荷が大きくなり、パソコンの処理速度が追いつかなくなります。
Intel社のCPUなら「corei5」以上で動画編集などの作業も可能です。
パソコンのスペックは下記の記事を参考にしてください。
パソコンのスペックとは?調べ方や必要スペックの目安について解説
パソコンの平均寿命は5年程度と言われており、購入から数年が経つと不具合が起こる可能性が高くなります。
さまざまな対処法を試しても重いパソコンが改善しない場合は、経年劣化による故障、不具合が考えられます。
パソコンの初期化などでも改善しない場合は処分を検討しましょう。パソコン処分にはパソコン廃棄.comのような無料パソコン処分サービスの利用がおすすめです。
パソコンの寿命についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
パソコンの平均寿命を解説!寿命がきたときの症状と長持ちのコツ>>
今まで快適に使えていたパソコンが急に重くなった場合は、ウイルス感染が考えられます。
知らないメールのリンクをクリックしたり、ネットからファイルをダウンロードしたりしてからパソコンが重くなった場合は、ウイルス感染している可能性があります。
送信元のわからないメールや、よくわからないファイルはダウンロードしないようにしましょう。
すでにウイルス感染している場合は、最新版のセキュリティーソフトを使用し、ネットワークからの切断、セキュリティーソフトの指示通りにウイルス駆除をしなければなりません。
ネット回線が悪いとインターネットの動作が遅くなります。
無線LANだと回線状況が安定しなかったり、ダウンロードをしていると遅くなったりします。
通信速度を改善するには有線LANへの切り替え、インターネット接続機器の再起動が効果的です。
パソコンが重いと感じたらすぐに試せる方法を知っておくと、作業中に急に重くなっても焦りません。
ここでは、まず簡単にできる対処方法を5つ紹介します。
作業中に急にパソコンが重くなった場合、ブラウザのタブを閉じることで改善する場合があります。
ブラウザのタブを開きすぎていると、メモリ容量を圧迫しパソコンの動きが重くなります。タブを2〜3個程度開くならあまり問題はありませんが、10個程度開いているなら不要なタブは閉じましょう。できればサイトの閲覧が終わるたびにサイトを閉じれば、パソコンへの負荷も軽くなります。
パソコンが重いと感じたら、再起動するだけで問題が解決する場合もあります。パソコンが重くなる原因がわからない場合は、まず再起動を試してみましょう。
とくにスリープモードを毎回使っていて、シャットダウンの回数が少ない場合に効果的です。
パソコンをシャットダウンすると、パソコンの状態がそのまま保存されるため、次回起動したときにパソコンの不具合がそのまま引き継がれます。
再起動するとメモリがきれいにされ、起動中のプロセスも終了できます。不具合があるときは、シャットダウンではなく再起動しましょう。
パソコンは、自分でも気づかないうちにバックグラウンドでアプリが作動していることがあります。複数のアプリが作動しているとメモリ容量を圧迫し、パソコンが重くなります。動いているアプリを確認し、必要がないものはタスクを終了しましょう。
アプリの動作状況がわからない場合は、「設定」から確認できます。
プライバシーを選択すると、バックグラウンドアプリの項目から、バックグラウンドアプリの一覧を確認できます。
バックグラウンドアプリの一覧から、不要なアプリを選択しオフにしましょう。
すべてのバックグラウンドアプリをオフにすると、必要な機能まで停止する可能性があります。不要なアプリだけをオフにしましょう。
バックグラウンドアプリを終了すると消費電力の節約効果もあります。
パソコンが重いと感じたときにパソコンを触ると、本体が熱くなっていることがあります。ファンの音も大きくなるため、異変に気づきやすいかもしれません。
パソコン内部にホコリがたまると、パソコン内部にたまった熱の排熱処理がうまくいかず熱暴走を起こすことがあります。
熱暴走を起こすと、パソコンが重くなるだけでなく、フリーズの原因にもなります。
パソコン内部のホコリを掃除すると、ファンがうまく動作し排熱処理ができるようになります。デスクトップパソコンの場合は、カバーを外しパソコン内部のホコリも掃除しましょう。
パソコンは熱に弱い機械のため、室温も大切です。気温が高い室内や直射日光があたる窓際などにパソコンを置くのはやめましょう。
エアコンを適度に使い室温を調整し、必要に応じて換気しましょう。パソコンは周囲に密着させず間隔を空けて設置すると熱がこもりにくくなります。
パソコンが重い原因はウイルス感染の可能性もあります。
海外の怪しいサイトをクリックしたり、怪しいメールの添付ファイルを開いたり、差出人などに心当たりのないメールをチェックしたりして、ウイルスに感染する可能性もあります。
気づかない間にインストールされることもあるため、作業中に急にパソコンが重くなった場合は注意が必要です。
Windows7以降のパソコンには、無料のセキュリティソフト「Windows Defender」が搭載されています。
ウイルススキャンの方法
スキャンにかかった時間やウイルスの有無、スキャンした日時やファイル数が通知されます。
クイックスキャンのほかにも次のスキャンも実行可能です。
これらは、スキャンのオプションから選択可能で、実行したいオプションを選択し「今すぐスキャン」をクリックすれば、より多くのウイルススキャンを実行できます。
ウイルスが見つかった場合は、ウイルス対策ソフトやアプリで駆除しましょう。
パソコンが重い大きな原因の1つがメモリ不足。
メモリの空き容量を把握することで、パソコンが重くなる前に対処できます。
メモリ容量は「タスクマネージャー」を利用して確認します。
メモリ空き容量の確認方法
アプリを起動するほどメモリーの使用量が増え、使用量が100%に近づくとメモリー不足の状態になります。
100%になる前に不要なアプリやファイルの削除、メモリの増設などを行いましょう。
パソコンが重いと思ったらすぐにできる方法を試しても、軽くならない場合はここで紹介する方法を試しましょう。
パソコンの起動が遅い場合は、スタートアッププログラムの無効化が有効です。
パソコンの起動と同時に立ち上がるアプリのことをスタートアッププログラムといい、無効化することでパソコンの起動が早くなります。
例えば、Skypeなどは利用する人も多いため、パソコン購入時からスタートアッププログラムに設定されていることもあります。
スタートアッププログラムが不要な場合は無効化の設定をすれば、問題が解決します。
スタートアッププログラムは、「タスクマネージャー」で無効化できます。
スタートアッププログラムの無効化方法
これで起動と同時に勝手にソフトやアプリが立ち上がらなくなります。無効にしたソフトを再びスタートアップに設定したい場合は、無効にしたソフトを有効にすればもとに戻せます。
参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018214
不要なアプリがパソコンにたまっているとハードディスクの容量を圧迫し、パソコンが重くなる原因になります。
必要と思っていたアプリでも、時間の経過とともに不要になることもあります。長期間使用していないアプリはアンインストールしましょう。
パソコン内のアプリは「コントロールパネル」から確認できます。「コントロールパネル」でアプリを確認し、不要なアプリがあれば「プログラムのアンインストール」をクリックし削除しましょう。
Windowsを使い続けていると、ログファイルやアプリの一時ファイルなどのデータが
たまり、パソコンのディスクの空き容量を圧迫します。
不要なデータを削除するには「ディスククリーンアップ」を実行すると、不要なデータを削除しディスクの空き容量を増やせます。
ディスククリーンアップの実行方法
Windows10の場合は、新しく搭載された機能「ストレージセンサー」の活用もおすすめです。
ストレージセンサーは、一時ファイルやゴミ箱にあるファイルを定期的に自動で削除しディスクの空き容量を増やす機能。
設定しておけば自動で削除してくれるため、手間もかかりません。
参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018335
ストレージセンサーの設定方法
初期設定ではオフになっているため、必要であれば手動で設定しましょう。
「ストレージセンサー」では、設定を変更することですぐに不要なファイルの削除もできます。
「ストレージ センサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックし、「今すぐクリーンアップ」をクリックするとすぐに不要ファイルを削除しディスクの空き容量を増やせます。
パソコンのデータ消去方法についてはこちらの記事でも解説しています。
Windowsには自動メンテナンス機能があります。デフォルトでは、午前2時に設定されており、このときにソフトウエアの更新やセキュリティスキャンも実行されます。
しかし、自動メンテナンスの時間にパソコンの電源が入っていない場合や、スリープ状態の場合は、次回の起動時にメンテナンスが実行されます。メンテナンスが実行されることでパソコンが重くなってしまいます。
自動メンテナンスでパソコンが重い場合はメンテナンスを停止することもできます。
自動メンテナンスを停止する方法
自動メンテナンスの時間の設定も変更可能。手動で都合のいい時間に変更しましょう。
例えば12時など昼休みの時間にメンテナンスを設定しておくと、パソコンの電源が入っているので昼休み中にメンテナンスが終わり、仕事の妨げになりません。
Windowsには多くのアニメーションやエフェクトがあります。アイコンに影が付く、ウインドウが小さくなるなど、パソコンの見た目が良くなりますがパソコンが重くなる原因になることもあります。
視覚エフェクトを無効にする方法
以上で全ての視覚効果が停止します。個別で視覚効果を停止したい場合は、「カスタム」にチェックを入れ停止したい視覚効果を選びチェックを外します。
好みの視覚効果を残したい場合は、個別で選択しパソコンの様子を確認しましょう。
WindowsOSでは、消費電力と性能のバランスをとるために「電源プラン」を選べます。
デフォルトの設定では、「バランス」に設定されており、「バランス」ではそこそこの性能を維持しつつ消費電力を少なく抑えられます。
パソコンの消費電力を抑えたい場合は、節電を優先してもいいのですが、パソコンが重い場合は電源プランのパフォーマンスを上げるために「高パフォーマンス」を選びましょう。
電源プランの変更
「高パフォーマンス」が電源プランに表示されない場合は、電源プランの作成を選択すると電源プランの一覧が出てきます。
「高パフォーマンス」にチェックを入れ、「カスタムプラン名」を高パフォーマンスに名前を変更します。
パソコンが遅くなる原因にはメモリ不足があります。メモリ不足の場合はメモリを交換・増設すれば、問題が解決します。
メモリを増設すれば、作業台が広くなるため一度に多くの動作をなめらかにこなせるようになります。
メモリの空き容量をチェックし、100%に近い場合はメモリの増設を検討しましょう。
メモリ増設方法
メモリの増設はパソコン作業に慣れていない場合は難しいかもしれません。メモリの設置方法を間違えるとパソコンが正常に起動しなくなる恐れもあります。
またノートパソコンの場合は、メモリの空きスロットルがない、裏面が開かないなど、メモリ増設ができないモデルもあります。
ワードやエクセルなど保存したファイルの場所がわからなくなったときに検索をかけることがあります。
検索をかけたファイルがわかりやすいように登録しているのが、サーチインデックス機能。便利な機能ではありますが、この機能が有効になっているとパソコンに負荷がかかりやすくなります。
ファイル数が多い、サーチインデックス機能が必要ない場合はオフにしましょう。
サーチインデックス機能をオフにする方法
サーチインデックス機能をオフにすると、重いパソコンの動きが改善することがあります。
パソコンのハードディスクがHDDを使用している場合は、SDDに交換すると重いパソコンの動きが改善する場合もあります。
HDDとSSDのメリット・デメリットを簡単に比較すると次の通りです。
HDD | SSD | |
---|---|---|
メリット | 保存できるデータ容量が大きい・SSDよりも安価 | 読み込み速度が速い・衝撃、熱に強い |
デメリット | 衝撃に弱い・SSDよりも消費電力が大きい | 容量が少ない・HDDよりも高価 |
HDDよりもSSDの方が読み込み速度が高速のため、ハードディスクをSSDに交換するだけで重いパソコンがサクサクと高速に動作するようになります。
SSDへの変更方法
SSDの交換はパソコンの分解が必要になります。不安な場合は、修理業者などに依頼しましょう。
パソコンが重いのは、OSのバージョンが古いということもあります。
使用しているソフトやブラウザに対してOSのバージョンが古いと処理が遅くなり、パソコンが重いと感じます。
Windowsが最新の状態かを確認し、最新でない場合はWindows updateを実施しましょう。
「更新とセキュリティ」から更新できるプログラムの有無を確認すると、Windowsの状態がわかります。
自動アップデートが設定されている場合は、作業中にアップデートがはじまるとパソコンが重くなります。
アップデート時間をパソコンを使っていない時間に変更することで作業中に急にパソコンが重くなることを避けられます。
Windows8から採用されている「高速スタートアップ」という機能があります。起動が異常に遅い場合はオンにすることで起動が速くなります。
高速スタートアップの設定方法
高速スタートアップにはシャットダウンの時間が遅くなる、起動時にBIOSの設定画面を開けなくなるなどのデメリットもあります。
起動が異常に遅い場合を除いて、オフにしておくことをおすすめします。
さまざまな対処法を試してもパソコンの動作が軽くならない場合は、パソコンを初期化しOSの再インストールを実施します。
パソコンの初期化とは、パソコン内に保存されているデータをすべて削除して工場出荷状態に戻すことです。
パソコンの動作が重い、不具合がある場合に、問題を改善する効果があるため最終手段として覚えておきましょう。
初期化には時間がかかるため、時間に余裕を持って行いましょう。事前にデータのバックアップをとり、電源コードをつないだまま作業してください。
Windows10初期化の方法
パソコンが重く不具合を改善したい場合は、「個人用ファイルを保持する」や「データ消去」を選択すると効果が薄くなります。
事前にパソコンのデータのバックアップを取っておくことを前提に、「すべて削除する」「データドライブ」を選択しパソコン内をきれいにしましょう。
【Windowsパソコンの初期化方法】手順や注意点をわかりやすく解説>>
急にパソコンが重くなると作業効率が悪くなり、仕事に支障をきたします。パソコンが重くならないようにできる対策方法を4つ紹介します。
常に気を付けることで急にパソコンが重くなり、イライラすることを回避できます。
常駐アプリケーションはWindowsと同時に起動しタスクトレイに常駐して動作するアプリケーションです。
常に動作できるようにメモリ上に展開されているため、常駐アプリケーションが多いとCPUやメモリを圧迫しパソコンが重くなる原因になります。
常駐アプリケーションを無効化することでパソコンの動作が改善する場合もあります。定期的に常駐アプリケーションをチェックし不要なものは解除しましょう。
ただし、セキュリティソフトなど必要なアプリケーションは無効化しないようにしましょう。
常駐アプリケーションを無効化する方法
※「Softex OmniPass Cachedrv Service」のチェックを外すとWindowsが起動しなくなります。
※「FJAutoSignIn」のチェックを外すと自動サインイン設定が使用できなくなり、Windowsにサインインする際パスワードの入力が必要になります。
その他常駐アプリの一覧には、Windowsのシステムが使用する項目や、使っているアプリの動作に必要な項目も含まれています。
必要なアプリケーションを解除するとパソコンが正常に動作しなくなることがあるため、確認して解除しましょう。
参考:富士通 FMV サポート [Windows 10] 常駐アプリを解除する方法を教えてください。
不要なアプリケーションが増えると、ハードディスク容量を圧迫しパソコンが重くなります。定期的にチェックして不要になったアプリケーションは削除しましょう。
デフラグとは、デフラグメンテーション(defragmentation)のことでSSDやHDDなどのデータの断片化をなくすという意味です。
パソコンはSSDやHDDなどの媒体でデータの読み書きを行っています。データの読み書きをくり返すうちにデータが連続した領域に収まらなくなり、服数の領域に分断されてしまいます。
この状態を分断化(デフラグメンテーション)といい、分断化が起こるとデータを読み込むために複数領域の読み込みが必要となりパソコンの動作が重くなります。
分断したデータを連続して配置し整理し直すことで、ファイルの読み書きの速度が上がり症状が改善します。定期的にデフラグを実行することでハードディスク内が整理され、ハードディスクの空き容量も増やせます。
デフラグの実行方法
デフラグを行う前には、起動しているプログラムはすべて終了しましょう。デフラグ中はパソコンに負荷をかけないために、他の作業はしないでください。
頻繁にデフラグを行うとハードディスクに負荷がかかり寿命を縮めてしまいます。2ヶ月に1回程度の実施がおすすめです。
参考:NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018248
パソコン内にはいつのまにか不要なファイルがたまってしまいます。この記事で紹介した「ディスククリーンアップ」も定期的に行いましょう。
ディスククリーンアップは、2〜3ヶ月に1回程度行うと効果的です。
パソコンが重い場合の対処法はOSやメーカーによっても異なります。
下記の記事を参考にしてください。
パソコンが重くなる原因は、メンテナンス不足や経年劣化から起こるパソコンの不具合です。
パソコンが重い場合の対処法はさまざまあり、「ディスククリーンアップ」や「デフラグ」などで症状が改善することもよくあります。
しかし、購入から数年経つとパソコンはスペック不足になり、一時的に軽くなったように見えるパソコンでもすぐに重くなり症状をくり返すことも。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。