HPのパソコンを使っていて、急なトラブルが起きるのは珍しいことではありません。
具体的には、画面が真っ暗になったり、起動しなかったりといったことがあります。
もしも画面が真っ暗になると、パソコンが使えず困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、HPのパソコン画面が真っ暗になる原因と対処法を徹底解説します。
HPのパソコンが真っ暗で困っている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
HPのパソコン画面が真っ暗になる原因は、以下の5つです。
ここでは、それぞれの原因を詳しく紹介します。
純粋に電源が落ちている可能性が考えられます。
コンセントやケーブルがしっかりと刺さっているか、断線などしていないか確認しましょう。
HPのパソコン画面が暗くなっている原因の1つに、ハードディスク・周辺機器にトラブルが生じていることが挙げられます。
これは、ハードディスクや周辺機器が故障して正常な動作を妨げているためです。
外部モニターに接続している場合、モニターが壊れている可能性があります。
モニター自体のコンセント、HDMIをしっかりと接続されているか確認しましょう。
また、モニターが落下して壊れていないかも確認してみてください。
それでも真っ暗になっている場合は、モニターが壊れている可能性があります。
外部ディスプレイ出力のままパソコンを使用すると、画面が真っ暗のままになります。
しかし、パソコン本体には問題はないため、画面の出力先を設定し直せば改善されます。
パソコンを長時間起動していると負担がかかり、排熱が上手にできず正常に起動できないことがあります。
PC本体を床に置いていたり、あまり掃除していなかったりすると、ホコリが溜まりやすく排熱がうまくできません。
この場合はパソコンを放置すると放電・排熱がされ、起動できるようになります。
HPのパソコン画面が真っ暗になったときの対処法は、以下の13つです。
画面が真っ暗になった方は、これから紹介する内容を参考にしてください。
パソコンに問題がない場合は、電源ケーブルを差し直すことで改善される可能性があります。
まずはコンセントにしっかりと差し直して、起動してみましょう。
それでも改善されない場合は、次に紹介する対処法を行ってください。
画面が暗い場合は、パソコンを再起動してみてください。
再起動によって、正常に表示されない原因となっているファイルや障害が直る可能性があります。
デスクトップの再起動は以下の手順で可能です。
ラップトップでの再起動は以下の手順でできます。
以上の手順で改善されるか試してみてください。
パソコンの本体ランプが点灯、点滅している場合は、省電力状態になっている可能性があります。
キーボードのキーを押したり、タッチパッドを動かしたりすれば、画面が表示されます。
アプリの起動中だったり、外部機器と通信していたりすると時間がかかるものの、しばらく待っていれば画面が表示されるはずです。
ただし、パソコンの状態によっては改善されないケースがあり、その場合は電源ボタンを長押しして強制的に電源を切ってみてください。
すでに外部モニターに接続している場合、そのモニターに問題が生じている可能性があります。
この場合は、接続しているモニターを変えてみることで改善します。
また、その際はモニター出力をONにしてください。
外部ディスプレイに接続して画面が出力された場合、ノートパソコンに問題がある可能性があります。
しかし、接続しても出力されない場合は、ノートパソコンのディスプレイのバックライトが切れているかもしれません。
ディスプレイのバックライトが切れている場合は、修理が必要です。
外部ディスプレイなしでノートパソコンに接続している場合、外部ディスプレイに接続してみましょう。
外部ディスプレイに接続後は、キーボードのWindowsキーを押しながらPキーを数回押して、EnterKeyを押す動作を繰り返してください。
もしも外部ディスプレイに接続して出力されれば、ノートパソコンの液晶部分が故障している可能性があります。
ノートパソコンで作業したい場合は、液晶画面の修理が必要です。
USBや外付けハードディスクの不具合が原因で正常に起動できない場合があることから、増設機器を取り外して改善される可能性があります。
まずは周辺機器をすべて外してパソコンを再起動してみましょう。
再起動できた後に、周辺機器を接続してみてください。
もしもメモリを増設した後に異常が発生した場合は、一度メモリを取り外してから再起動をしてください。
パソコンの放電作業を起こすことで、直る可能性があります。
パソコンの放電方法は、デスクトップなのかノートパソコンで異なります。
デスクトップでの作業方法は以下のとおりです。
ノートパソコンでの作業方法は以下のとおりです。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
Explorer.exeのプロセスがクラッシュしたことによって、画面が真っ暗になっていることがあります。
以下の手順でExplorer.exeのプロセスを再起動しましょう。
これでも改善されない場合は、これから紹介する内容を参考にしてください。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
グラフィックボードのドライバが古いのが原因で、正常に起動されないことがあります。
以下の方法でドライバーを最新に更新してください。
それでも改善されないときは、次の方法を試してください。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
高速スタートアップとは、パソコンをスムーズに起動させるための方法です。
無効化にすることで無事起動できる可能性があります。
高速スタートアップを無効化にする方法は、以下の手順です。
以上で改善されるか確認してみてください。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
App Readinessとは、アプリの起動を高速化するためのシステムです。
常時稼働されているシステムですが、無効にすることで起動できる可能性あがあります。
App Readinessを無効にする方法は、以下のとおりです。
この方法で無事起動できたときは、App Readinessを再起動させてください。
App Readinessを無効にしたままにすると、アプリの起動ができなくなる恐れがあります。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
システムの復元をすることで、改善されるケースがあります。
以下の手順でシステムの復元をしてください。
以上で正常に完了するか確認してみてください。
参照:Notebook PC シリーズ – 電源を入れても画面に何も表示されない場合の対処方法 | HP®カスタマーサポート
これまでに紹介した方法を行ってもパソコンが起動しない場合、BIOSの不具合が原因かもしれません。
そのときは、BIOS緊急リカバリ機能で直る可能性があります。
以下の手順で対処してください。
これまでに紹介した方法でも直らないときは、パソコンの故障が考えられます。
それでもパソコンが直らないときは、以下の3つの対処法があります。
HPのパソコンが壊れてしまった方は、ぜひ参考にしてください。
パソコンが直らないときは、メーカーに修理の依頼をしてください。
保証期間内であれば、無料で対応してくれる可能性があります。
保証期間内にも関わらず、自分で対処したり、修理業者に依頼知りすると、保証が適用されなくなってしまうため注意が必要です。
HPのパソコンが保証期間内であるかどうかは、「公式サイト」より確認できます。
なるべく抑えられた価格、もしくはすぐに修理をしてもらいたい場合は、修理業者への依頼がおすすめです。
メーカーへの依頼だと金額が高くなってしまううえ、数週間もの期間が必要になるケースが多くあるためです。
ただし、修理業者のなかには悪質なケースもあるため、しっかりとした下調べをしてから依頼しましょう。
一般的に、パソコンの寿命は5年だといわれています。
5年も経っていると、スペック的にも限界が来るため、買い替えを検討するのがおすすめです。
ネットサーフィンをする程度のパソコンであれば、5万円台のもので十分です。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。