Chromebookとは、Googleが開発したchrome OSが搭載されたパソコンです。
操作性がよく、コストパフォーマンスに優れているため、購入した方も多いでしょう
そんなChromebookですが、使っていると不具合が出ることがあるとのことです。
そこでこの記事では、
について解説してきます。
目次
そもそも、Chromebookの画面が真っ暗になるには必ず原因があります。
具体的な原因は、以下の6つです。
ここでは、それぞれの原因を詳しくみていきましょう。
Chromebookはバッテリーで動いていることもあり、バッテリーが故障するとパソコンやほかの端末のように、電源が入らなくなります。
もしもChromebookを充電しているにも関わらず、電源が入らない場合はバッテリーの故障が疑われます。
Chromebookのバッテリーである、リチウムイオン電池の寿命は2年~3年です。使用環境によっては、それよりもさらに短くなることがあります。
充電しても起動しないようであれば、バッテリーの故障を検討しましょう。
Chromebookのバッテリー状態は、以下の方法で確認できます。
バッテリーが80%であれば、交換を検討しましょう。
画面の輝度を下げすぎていると、起動してるとしても画面が見えません。
ただし、Chromebookは正常に動作しているため、キーボードの明るさ調整をするキーを押して、画面の明るさを上げることで改善されます。
当然ですが、修理に出す必要はありません。
ChromebookにUSBデバイスを接続していて、そちらが故障している場合、黒い画面が表示されることがあります。
もしもUSBデバイスを接続しているのであれば、取り外してChromebookを再起動してみてください。
購入したてにも関わらず画面がつかない場合は、製品の故障が考えられます。
Chromebookを再起動して、ランプを確認してください。
ランプの点灯が意味するのは、以下のとおりです。
マザーボードが故障しているのであれば、メーカーへの修理が必要です。
また、当然ですが、ディスプレイが物理的に損傷すると、何も表示されなくなることがあります。
Chromebookの温度が高い場合、熱暴走で起動しなくなっている可能性があります。
熱暴走の場合は、端末を15分~20分ほど起き、温度が下がった後に再起動をしてください。
夏場や直射日光が当たるところ、負荷をかけすぎると熱暴走が起こりやすくなるため、注意してください。
ここでは、Chromebookの画面が真っ暗になったときの対処法を紹介します。具体的な対処方法は、以下の6つです。
これから紹介する内容を試しても改善しない場合、メーカー修理が必要です。
Chromebookの充電切れで、画面が真っ暗になっている可能性があります。
30分ほど充電をしてみて、起動するか確認してみてください。
もしも充電をして起動したものの、すぐに充電が切れてしまう場合はバッテリーの交換が必要です。
先述した通り、バッテリーの寿命は2年~3年程度です。
普段充電しながら使用していたり、充電の回数が多かったりすると、寿命は更に縮みます。
バッテリー交換をすることで改善されますので、修理業者に相談してみてください。
一時的なトラブルによって、画面が真っ暗になっている可能性があります。
その場合は、強制終了を試してください。
強制終了の方法は、メインスイッチを長押しするだけです。
機種によっては、ボリューム大とメインスイッチの同時長押しで強制終了できる場合もあります。
上記を試しても改善しない場合は、次に紹介する方法を試してください。
画面ディスプレイが故障している場合、外部モニターにつなぐことで出力されることがあります。
特に画面ディスプレイに大きなヒビが入ったり、物理的に損傷したりしている場合は、画面が問題となっているケースがほとんどです。
まずは外部モニターに繋いでみて、改善されるか試してみましょう。
再起動をしても直らない場合は、Chromebookのハードリセットで直る可能性があります。
ハードリセットは、ハードウェアのリセットを行うもので、手順は以下のとおりです。
ハードリセットでダウンロード内のファイルが消える可能性があるため、注意してください。
ChromebookでChromeの使用中に真っ暗になることがある場合は、Google Chromeの設定を見直すことで直る可能性があります。
以下の手順で、Google Chromeの設定を変更してください。
以上で完了です。
今まで紹介した方法を試しても直らない場合は、Chromebookの初期化をしてください。
Chromebookを初期化をすると、アプリやデータなどが削除されてしまうものの、システムファイルなどの破損を修正できます。
画面が暗いときの初期化方法は、以下の手順のとおりです。
以上で完了です。
本記事では、Chromebookの画面が真っ暗になったときの原因や対処法を詳しく解説しました。
Chromebookの画面が真っ暗になる原因としては、バッテリーの劣化や本体の故障などが考えられます。
もしも本記事で紹介した対処法を実践しても直らない場合、メーカー修理が必要となります。
ただし、Chromebookを購入してから4年以上経過しているのであれば、買い替えを検討してもいいでしょう。
4年以上も経過すると、バッテリーの劣化はもちろん、最新スペックとの性能差も大きく開いており、日常の使用で不便を感じる可能性があります。
なお、もしもChromebookを買い替えて古い端末が不要になった場合は、パソコン廃棄.comの処分サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。