switchが水没してしまったとき、どうすればいいか焦ってしまいますよね。しかし、すぐに正しい方法で対処しないと故障してしまうリスクがあります。
今回は、switchが水没したときの対処法やNG行為について詳しく解説します。switchが水没して困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【この記事で分かること】
目次
まず、switchが水没してしまう場面について確認しましょう。
switchの水没は気を付けさえすれば避けられることです。この機会に使用環境を振り返ってみましょう。
switchのような電子機器に飲み物をこぼしてしまうのは、日常でよくあるアクシデントですよね。
ゲーム中、そばに飲み物を置いていてうっかり倒してしまうことで、switchが水没してしまいます。switchの近くに飲み物は置かず、できるだけ遠ざけることをおすすめします。
濡れた手でswitchに触れると、水分が内部に入り、故障につながってしまいます。
家事や手洗いなどで手が濡れてしまったときは、必ずしっかり水分を拭き取ってからswitchに触れるようにしましょう。
洗面やキッチンなどの水回りにswitchを落下させてしまうと、水没により故障してしまいます。
また、服のポケットからトイレに落ちてしまうこともあります。switchは持ち運びやすいコンパクトなゲーム機ですが、なるべく水回りには持って行かないようにしましょう。
次に、switchが水没したときのNG行為について確認しましょう。
switchが水没すると、焦って以下のNG行為をやってしまいがちです。
これらの方法によってswitchの状態がさらに悪くなる可能性があります。
電源が切れている状態のswitchを水没させた場合、電源がつくかどうか確認したくなりますよね。
しかし、すぐに電源をオンにする行為は危険です。
電源をオンにすると、switch内部に走った電流と水分が原因でショートを起こしてしまいます。ショートすると高確率で故障してしまうため、電源はオフにしたままにしましょう。
また、電源オンの状態で水没した場合、すぐに電源を切ってください。
switchを乾燥させるために温風ドライヤーを使うと、故障の原因になります。
switchのような精密機器は高温には耐えられません。ドライヤーの熱が悪影響を及ぼす可能性が高いです。
どうしてもドライヤーで乾かしたい!という場合は、必ず冷風を使いましょう。
ネット上でよく見るのが「お米の中に水没した電子機器を入れて乾かす」という対処法です。有名な方法ですが、科学的な根拠が曖昧な情報です。
お米が水分を吸収して乾燥できる、という一説もありますが科学的に実証されていないため、この方法に頼るのは危険かもしれません。
水没したswitchをすぐに充電すると危険です。
「水没したswitchの電源がつかない!」と慌てて充電してしまいがちですが、ショートにより故障するリスクがあります。充電せず、しばらく放置して様子を見ることをおすすめします。
switchが水没したときの対処法は以下の通りです。
どれも自分でできる対処法ばかりなので、緊急時でもすぐに対処できます。
switchの水分をふき取りましょう。
タオルやティッシュなどを使って、必ず優しくふき取るようにしてください。
無理に力を入れてゴシゴシふき取ってしまうと、デバイスに負荷がかかって故障につながります。switchは精密機器なので、慎重に取り扱いましょう。
水没したときは、すぐにソフトやSDカードを抜いてください。
ソフトやSDカードにまで浸水してしまうと、データ消失や故障のリスクがあります。
被害を最小限にするためにも、急いでソフトやSDカードを取り外しましょう。
電子機器を乾かす方法として有効なのは、乾燥剤を用いる方法です。
クッキーやせんべいなどのお菓子に付属している乾燥剤とジップロックなどの密閉袋を使えば、switchを安全に乾かすことができます。
具体的な方法は以下の通りです。
水没の度合にもよりますが、1日から数日ほどでswitchの電源がつくか様子を見ましょう。
ただし、この方法を試すには時間を要するため、修理が遅れるリスクがあります。
上記の対処法でどうしても解決できない場合は、メーカーや業者に修理を依頼しましょう。switchの劣化が進んでいる場合は処分を検討してもいいでしょう。
任天堂では修理案内を行っているので、修理検討中の方は下記URLを参考にしてみてください。
参考:【任天堂】修理のご案内
switchが水没したときの対処法について詳しく解説しました。
すぐに電源をオンにしたり、温風ドライヤーで乾燥させたりしてしまいがちですが、これらはNG行為になります。正しい対処法は以下の通りです。
修理不可能な場合、思い切って処分を検討しましょう。
switchを処分するときは、データ消去・送料・リサイクル料無料のゲーム機処分.comの利用をおすすめします。
安全かつお得にWiiを処分できるシステムが非常に充実しているので、ぜひチェックしてみてください。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。