Switchが熱いとゲームをプレイし続けていいのか悩むでしょう。
熱いままプレイしているとSwitch本体が曲がったり、画面が急にフリーズしたりしてしまいます。
そのため、できるだけ早く対処するのがベストです。
そこでこの記事では、Switchが熱くなってしまったときの対処法について紹介します。
併せてSwitchが故障した際の修理方法もみていきましょう。
Switchを持っている方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
目次
Switchが熱いのには必ず原因があります。
考えられる原因は次の5つです。
対処を行う前に原因を特定することで、対処方法が分かるようになります。
それでは実際に、それぞれの原因を詳しくみてみましょう。
気温・室温の高さは、Switchの本体温度に大きく影響している原因の1つです。
周囲の温度が高いと、本体の温度も高くなりやすいです。特に気温が高い夏場や、温度が高くなりやすい車内では要注意です。
5〜35℃の場所で使用するようにしましょう。
熱い場所でSwitchを放置していた場合は、涼しい場所に移動させてから使うようにしましょう。
Switchの上部には排気口があり、裏面の下側には吸気口があります。
排気口・吸気口が塞がれていると、本体の温度が高くなる恐れがあります。
これらの場所はホコリが付着しやすい場所でもありますので、定期的に掃除機などで掃除してあげましょう。
Switchが熱くなる原因で最も多いのがプレイ時間が長いことです。
これはSwitchに限らずスマホや他のゲーム機にも共通していえることですが、プレイ時間が長いと本体が熱を持ちます。
Switchの内部には多くの精密部品が使用されていて、ゲームのプレイ中はそれらが稼働している状態です。
短時間でのプレイでは熱くなることはないものの、プレイ時間が長いと徐々にSwitchが熱くなっていくのです。
気温・室温が高い状態や、Switchの排気口が塞がれている状態で、プレイ時間が長いとさらに熱くなるので注意してください。
充電しながらのゲームプレイも、本体の温度を高くする原因の1つです。
これはSwitchに限らずスマホでも見られる現象で、実際に経験がある方も多いのではないでしょうか?
充電中はバッテリーへ電力が供給されている状態です。
充電しながらプレイをしていると、バッテリーへの負荷が大きくなり熱い状態となります。
充電しながらのプレイは熱くなるだけではなく、バッテリー自体の寿命も減る原因となるためなるべく避けるようにしましょう。
Switchは本体内部の温度を下げるためにファンなどの冷却機能を搭載しています。
しかし、この冷却機能が劣化していたり故障していたりすると、Switchの内部温度を上手く下げられなくなります。
その結果、Switchが熱いという現象が起きてしまいます。
もしも冷却機能が低下している場合はSwitchを物理的に冷やしたり、冷却グッズを使用したりしましょう。
そうすることでSwitchの温度上昇を防ぐことが可能です。
ここではSwitchが熱いときの対処法について紹介します。
Switchが熱いときの対処法は次の5つです。
それぞれの対処方法を1つずつみてみましょう。
排気口や吸気口が塞がれている場合は、周りに隙間を作るようにしましょう。
10cm以上の隙間を開けて風通しを良くすることで、本体の温度上昇を防げます。
また、排気口や吸気口を塞いでいないのに温度が上昇することもあるでしょう。
これはホコリが付着していることが原因ですので、掃除機で取り除くようにしてあげてください。
暑い場所で使用している場合は、適切な気温・室温の場所で使用するようにしましょう。
熱くなる原因で述べたように、温度が高い場所での使用はSwitchの端末を熱くする原因となります。
適切な気温・室温の場所で使用するようにしましょう。
夏などの時期は扇風機を用意したり、エアコンを使用したりして部屋を涼しくしてください。
本体が熱くなったらプレイをするのは控えましょう。
高温のまま使っていると熱暴走によりフリーズしたり、本体が変形したりする恐れがあります。
本体の温度が高くなってしまった場合は一度電源を切って冷ましましょう。
古いSwitchを使用している場合は、新しいSwitchへ買い替えましょう。
新しいSwitchは発熱量が少ないため、本体の温度が上がるリスクを少しでも下げることができます。
さらにバッテリーの稼働時間も長くなっているため、長い時間遊ぶこともできます。
性能が高いSwitchへ買い替えましょう。
ネットではSwitchの冷却アイテムが販売されています。
例えば「冷却ファン」や「冷却ファンスタンド」などです。
これらのアイテムを活用することで、少しでも本体の温度の上昇を下げることができます。
とはいえ、冷却アイテムは任天堂から販売はされていません。
万が一それが原因で故障したとしても保証は受けられないので、自己責任で購入するようにしましょう。
ここまで熱くなる原因や対処方法を紹介したものの、熱いまま使い続けている方も多いのではないでしょうか?
熱くなったSwitchを使い続けると次のようなリスクがあります。
熱くなっても普通に使い続けられる、と思う方も多いでしょう。
しかし、熱いまま使い続けると「本体が高温になりすぎたためスリープします」というメッセージが表示されます。
これは、本体の温度を下げるための機能です。
もしもスリープされないからといってそのまま使用し続けるとフリーズしたり、ひどい場合には本体が曲がったりすることもあります。
このようなリスクがあるため、熱くなったSwitchを使い続けることはおすすめしません。
本体が熱くなるのは本体の故障ではありませんので、対処法次第で本体の温度を下げることができます。
Switchが熱いと悩んでいる方は、対策をしていきましょう。
参照:【Switch】遊んでいると「本体が高温になりすぎたためスリープします」というメッセージが表示されました。
対処法を行なっても改善されない場合は、修理を依頼しましょう。
修理方法には、次の2つがあります。
それぞれの修理方法を紹介します。
Switchが故障した場合、まずは任天堂の公式サポートへ修理依頼をしましょう。
Switchは購入から1年間は保証期間が設定されており、その期間内であれば無償で修理をしてくれる可能性が高いです。
しかし、保証書がなかったりユーザーの過失が原因だったりする場合は、有償での修理となります。
もし保証期間内に普通に使っていて壊れた場合は、まずは公式へ修理依頼することをおすすめします。
任天堂では、万が一の故障に備えて「ワイドケア for Nintendo Switch」を提供しています。
ワイドケア for Nintendo Switchへ加入すると、年間10万円分の修理に関わる費用を保証してくれます。
さらには、自然故障に加え水濡れや破損も保証対象です。
メーカー保証期間であれば月額200円、保証期間以外であれば年2,000円で加入できます。
万が一のために加入することをおすすめします。
参照:ワイドケア for Nintendo Switch | 任天堂販売株式会社ホームページ
街の業者へ修理依頼をすることも可能です。
任天堂での修理は10日から2週間ほどの時間がかかるため、すぐに修理をしてほしい方はこちらがおすすめです。
しかし注意点として、公式以外で修理をした場合は任天堂の保証は使用できなくなります。
そのため、今後任天堂からの修理を受ける可能性がある場合は避けたほうが良いでしょう。
街の業者は公式よりも安くすぐに修理をしてくれるものの、このような注意点があることも頭に入れて依頼するようにしてください。
この記事では熱くなったSwitchの原因と対処方法などを紹介しました。
熱くなったSwitchをそのまま使い続けるのは、フリーズしたり変形したりする可能性があるためおすすめしません。
Switchが熱くなるのは故障ではないため、対処法次第で改善されます。
ですので、Switchが熱くなったらできるだけ早く対処をしましょう。
それでも不具合が見られる場合は、性能が高くなった新しいSwitchへの買い替えをおすすめします。
なお、不要になったSwitchはパソコン廃棄.comでの処分をおすすめします。
パソコン廃棄.comならば無料でスムーズに廃棄できます。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。