Switchが壊れてしまい新しいSwitchに買い替える方の多くは、これまでのデータを引き継ぎたい方が多いのではないでしょうか?
しかしSwitchのデータ移行方法が分かる方もいれば、中には分からない方もいるでしょう。
そこでこの記事ではSwitchのデータ移行方法について紹介します。
【この記事で分かること】
目次
Switch本体を新しくする場合は、以前のデータを引き続き使えるようにするため、セーブデータの引っ越しを行う必要があります。
新しく全てを始める方であればセーブデータの引っ越しをする必要はありませんが、引き続きデータを利用したい方はセーブデータの引っ越しを行いましょう。
引っ越しには2種類あり、「ユーザーの引っ越し」と「セーブデータの引っ越し」です。
どちらもデータの引っ越しであるものの、厳密に引っ越しできるデータは異なります。
ここではユーザーの引っ越しとセーブデータの引っ越しの違いについて見てみましょう。
ユーザーの引っ越しは引っ越しできるデータと引っ越しできないデータの2つで分けられます。
引っ越しできるデータと引っ越しできないデータを詳しく見てみましょう。
なお、子どもアカウントを連携しているユーザーも引っ越しできます。
引っ越しできるデータは以下のとおりです。
引っ越しできないデータは以下のとおりです。
なお、ダウンロードソフトは引越し先の本体でニンテンドーeショップから再ダウンロードできます。
microSDカード内のデータは引っ越しできないものの、引越し先の本体で使用するmicroSDカードにコピーし直すことで、引っ越しの本体先でも使用できます。
セーブデータの引っ越しでは新しい本体に「セーブデータのみ」 引っ越しします。
セーブデータの引っ越しをすると最新のセーブデータで遊べるようになります。
しかし注意点として引っ越し元の本体からはセーブデータが消去されるため、複数台で最新のセーブデータを共有することはできません。
セーブデータはプレイした本体に保存されるため、複数台を所持している方は前回プレイした本体から毎回セーブデータの引っ越しを行う必要があります。
なお、Nintendo Switchファミリーであれば本体の種類に関係なく引っ越し可能です。
注意点として一部引っ越しできないデータが有るため、注意してください。
引っ越しする際の注意点は以下の6つです。
それぞれの注意点を詳しく見てみましょう。
本体のシステムバージョンを最新にしましょう。
Switchは快適に使用できるよう、ネットワークダウンロードによる本体機能の更新を実施しています。
これがシステムバージョンといわれるものですが、引っ越しをする際はこのシステムバージョンを最新にする必要があります。
システムバージョンはSwitchをインターネットに接続していれば、自動で本体更新データがダウンロードされます。
手動更新は以下のとおりです。
参考【本体更新情報|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
引っ越し元のSwitchのHOMEメニューにダウンロードソフトや追加コンテンツにソフトアイコンが残っていたとしても、遊べません。
そのため、新しい端末から今までのダウンロードソフトや追加コンテンツを利用するには、新しいユーザーを作成し、ニンテンドーアカウントをあらためて連携させる必要があります。
その後、購入したダウンロードソフトを再び利用できるようになります。
参考【【Switch】ユーザーの引っ越しをしたら、引っ越し元の本体でダウンロードソフトが遊べなくなってしまいました。】
ユーザーの追加方法は以下のとおりです。
ユーザーとニンテンドーアカウントの連携手順は以下のとおりです。
なお、ニンテンドーアカウントと連携が表示されていない場合はすでに連携されている可能性があります。
参考【【Switch】ユーザーとニンテンドーアカウントの連携手順を知りたい。】
ダウンロードソフト/追加コンテンツの再ダウンロードの手順は以下のとおりです。
参考【【Switch】ダウンロードソフトおよび追加コンテンツの再ダウンロード手順は?】
先ほども述べたように引っ越し元の端末にインストール済みソフトが残ったとしても遊べません。
そのため、引越し先の端末で新しくソフトをインストールしましょう。
ソフトの更新データは引っ越しされません。そのため引越し先の本体でダウンロードする必要があります。
ソフトの更新方法は以下のとおりです。
引っ越しする前提としてインターネット通信をしている必要があります。
インターネット接続をしていなければ初期化はできません。
無線インターネット接続設定の方法は以下のとおりです。
参考【無線でのインターネット接続方法|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
ユーザーの引っ越し方法は引越し先の本体で初期設定をしていない場合と引越し先の本体ですでに初期設定が終わっている2つに分かれます。
それぞれの方法を詳しく見てみましょう。
引っ越し先の本体で初回設定を行っていない場合は、引越し前の準備として以下の条件を満たす必要があります。
引越し元の条件
初期化方法は、引っ越し本体の初回設定中に「ほかのNintendo Switch」から引き継ぐを選び、画面に従い初期化を行ってください。
引っ越しはACアダプターを接続して行いましょう。
参考【ユーザーの引っ越し方法(まだ初回設定をしていない場合)|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
引っ越し先の本体がすでに初回設定が済んでいる場合は事前準備として以下の準備を行いましょう。
引越し元の条件
引越し先の条件
条件を満たしたらそれぞれの本体のHOMEメニューで「設定」→「ユーザー」→「ユーザーの引っ越し」を選び画面の案内に従いましょう。
こちらもACアダプターを接続しながら行ってください。
参考【ユーザーの引っ越し方法(すでに初回設定が終わっている場合)|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
手元に2台ある場合は、セーブデータの引っ越しを行うことで使用先の端末で新しいデータを使用できます。
なお、移動の際は、あらかじめ同じニンテンドーアカウントを両方の端末のユーザーに連携させておく必要があります。
セーブデータの引っ越し手順は以下のとおりです。
参考【【Switch】「セーブデータの引っ越し」手順】
参考【【Switch】セーブデータをほかの本体に移動できますか?】
あつまれどうぶつの森のデータ移行はSwitchのデータ移行ではできません。
データ移行には島ごと引っ越しとプレイヤーの引っ越しの2種類があります。
島ごと引っ越しとは現在遊んでいる島をそのまま別の本体に移す方法です。
プレイヤーの引っ越しは現在遊んでいる島の住人を別の本体の島に移す方法です。
それぞれの方法を見てみましょう。
あつまれ どうぶつの森 セーブデータ引越し|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo
鳥ごとの引っ越し方法は以下のとおりです。
これによりあつまれ どうぶつの森のセーブデータを全て引っ越しできます。
状況によって詳しい手順は異なるため、下記サイトより自身の状況での引っ越し方法を見てみましょう。
参考【あつまれ どうぶつの森 島ごと引越し|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
プレイヤーの引っ越し方法は以下のとおりです。
プレイヤーの引っ越しでは持っていけない所持品などがあるため、引っ越し前に確認しておくようにしましょう。
参考【あつまれ どうぶつの森 セーブデータ引越し|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo】
Fortniteのデータを移行する際にはSwitchのデータ移行をする必要はありません。
なぜなら提供している会社が任天堂ではないからです。
Fortniteに限らず、任天堂が提供していないゲームではデータの引っ越しをせずともデータを引き継げるものがあります。
Fortniteを新しい端末で使用したい場合は、新しいSwitchでFortniteをインストールしEpic Gamesアカウントでサインインするだけです。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。