PS4の画面が突然映らなくなると、どうすればいいのか分からなくて焦ってしまいますよね。昨日まで問題なく起動していたのに、急に不具合が起こることはよくあります。
PS4のエラーの状態は電源ランプの色で把握できます。PS4の画面が映らなくなったときは、まずランプの色に着目してみましょう。
今回はPS4の画面が映らないときの原因と対処法について、ランプの色別に解説します。
【この記事で分かること】
目次
PS4は、電源ランプの色でエラーの状態を表します。PS4の画面が映らないときはまず電源ランプの色を確認してみましょう。
電源ランプの色は以下の3色です。
まずは電源ランプの色別でエラーの原因について詳しく解説します。
電源ランプが白色に点灯している場合、PS4本体は正常に作動しています。
ランプが白色のときはコントローラーやイヤホンなどの周辺機器に問題があり、画面が映らない不具合を引き起こしている可能性があります。
電源ランプが赤色に点灯している場合、本体に熱を溜め込みすぎてオーバーヒートを起こしています。
オーバーヒートを起こしたときは、本体の熱を逃がすために自動で電源がオフになります。そしてPS4の画面が映らなくなります。
電源ランプが青色に点灯している場合、本体が深刻な不具合を起こしている可能性が高いです。
セーフモードや再起動などで改善されない場合は修理・処分も検討する必要があります。青色のランプは、それほど深刻な状況を表しています。
PS4の画面が映らないときの対処法は、ランプの色によって異なります。
ランプの色別に対処法を解説するので、まずは自分でできる方法を試してみましょう。
ランプの色が白色に点灯している場合は周辺機器のエラーを疑ってください。対処法は以下の通りです。
ディスプレイと本体を繋ぐHDMIケーブルを確認しましょう。
ちゃんと接続されているか、ホコリがついていないか、一度外してチェックしてみてください。
HDMIケーブルが正しく接続されていても画面が映らないときは、ケーブル自体に問題がある可能性があります。新しいケーブルに交換するなどして試してみましょう。
ディスプレイにもよりますが、「HDMI1」「HDMI2」といったように、HDMIがいくつか選択できるものがあります。
この場合、ディスプレイの出力先を変えて、画面が映るか確認してみましょう。
出力先を変更するとエラーが解消された場合、PS4本体は問題なく作動しており、ディスプレイの出力に問題があっただけでしょう。
ランプが赤色のときは本体に熱がこもっているため、熱を逃がすための対処を行いましょう。具体的には以下の通りです。
PS4の長時間使用で熱がこもってしまっている場合、しばらく放置して熱を逃がしましょう。
休ませている間に冷風を当てて冷ますのも有効です。ただし、保冷剤や氷で冷やすと水分が故障を引き起こしてしまうため、使わないようにしてください。
しばらく休ませた後に起動してみて、画面が映るか確認してみましょう。
本体についたホコリが放熱を妨げている可能性があります。
通気口や排気口のホコリを綿棒や布でふき取り、通気性をアップさせましょう。
内部のホコリを掃除するには分解する必要がありますが、知識がない方が分解してしまうとあらゆるリスクが生じます。
さらなる不具合を呼ぶ可能性があるため、自分で分解することはあまりおすすめできません。
本体が熱くなりやすい環境にPS4を置いている場合、環境を変えてみましょう。
直射日光や高温な場所を避け、涼しい日陰にPS4を移動させてください。風通りのいい場所でしばらく休ませてみて、その後起動するか確認することをおすすめします。
ランプが青色のときは、PS4本体が深刻な不具合を起こしているかもしれません。
修理に出す前に、まずは以下の対処法を試してみましょう。
PS4には「セーフモード」というトラブルシューティングツールが搭載されています。画面が映らないなどのエラーは、セーフモードから起動することで解消できる可能性があります。
セーフモードの起動方法は以下の通りです。
セーフモード起動後の画面から、初期化や再起動、ソフトウェアアップデートの実行が可能です。セーフモードの実行で改善できない場合、修理を検討することをおすすめします。
HDDに不具合が生じ、画面が映らないトラブルを引き起こしている可能性があります。
PS4を分解し、内部のHDDを確認することで改善できる場合もありますが、ハードウェアに関する知識が必要です。
分解には大きなリスクがあるため、PS4に詳しくない方は修理・処分に出すことをおすすめします。
上記の対処法でどうしても解決できない場合は、メーカーや業者に修理を依頼しましょう。PS4が古い場合は、思い切って処分を検討してもいいでしょう。
すぐに修理してもらいたいという方は、街の修理業者に依頼することをおすすめします。業者にもよりますが、即日での修理を行っている修理店もあります。
PS4の画面が映らないときの原因と処分方法について解説しました。
PS4がエラーを起こした場合まず電源ランプの色を確認して、状態を把握しましょう。ランプの色別に対処法は異なるため、臨機応変にさまざまな対処を試してみてください。
自分でできる対処法を試してみても改善されなかった場合、修理・処分をおすすめします。
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監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。