パソコン廃棄.com

【2024年版】NECのパソコンのバッテリーを交換する方法と費用について解説

高性能で安定しているNECのノートPCといえばLAVIEですが、長く使っているとバッテリーの持ちが悪くなったり、充電できないなど劣化を感じるケースもあるでしょう。

NECのノートPCは基本的にバッテリーが交換できるので、性能を新品同様に戻すことができます。

バッテリーの交換はNECに依頼して交換してもらうほかにも自分で交換することも可能です。

この記事では

  • バッテリー交換が必要なタイミング
  • バッテリーの交換方法
  • バッテリーの寿命を伸ばす方法

について解説していきます。

バッテリー交換が必要なタイミング

バッテリー交換が必要となる目安は以下のものがあります。

  • バッテリーが長持ちしなくなってきた
  • 充電がすぐ終わる
  • バッテリーが膨張している

ノートPCを始め多くの製品に使われているリチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すと最大容量が徐々に減っていくという特徴があります。

これはどんなに大切に扱っても防ぐことはできず、やがては容量が減少して稼働時間が短くなります。

バッテリーがすぐ切れるようになった、以前よりも稼働時間が短くなった場合はバッテリーの交換が必要となります。

また充電を始めてもすぐに終わってしまう場合も最大容量が減っている可能性が高くなります。

さらにバッテリーが膨らんでる場合も内部が劣化しているサインなので、交換が必要です。

バッテリーの状態を確認する方法

NECのノートPCにはバッテリーの状態を確認する「PC設定ツール」という機能が搭載されており、これを使うことでより詳細にバッテリーの状態を確認することができます。

PC設定ツールでバッテリーの状態を確認するには以下の手順で行います。

  1. タスクバーにある検索欄に「PC設定ツール」と入力またはアプリから「PC設定ツール」を選択する
  2. PC設定ツール内の「電源状況」をクリックする

電源状況にはバッテリー残量やステータスを確認することができます。

NECのノートPCのバッテリー交換方法

NECのノートPCのバッテリーを交換する方法は大きく分けて以下の2つです。

  • NECに依頼して交換してもらう
  • 自分で交換する

NECに依頼して交換してもらう

バッテリーが外れないタイプのノートPCの場合はNECに依頼して交換してもらうのがもっとも確実な方法です。

NECでは対象機種限定でバッテリー交換のキャンペーンを実施しているので、まずは自分の機種が対象になっているか確認しましょう。

NECのバッテリー交換サービスキャンペーン

またキャンペーン対象外でも有償にてバッテリーを交換してもらえます。

キャンペーン対象外の場合は型番によって申し込み方法が変わります。

LAVIEシリーズ

LAVIEシリーズは以下の窓口に「電話にて」申し込む必要があります。

【121コンタクトセンター】

  • 受付時間 9:00~19:00
  • 故障診断・修理受付窓口:0120-977-121(フリーコール)
  • 携帯電話・PHS・IP(光)電話:0570-000-121(ナビダイヤル)

バッテリー交換の費用は以下の通りです。

機種型番料金(税込み)
ノートPCLAVIEシリーズ全般29,480円
タブレットLAVIE Tab W29,480円
LAVIE Tab T12、LAVIE T11、LAVIE Tab T10、LAVIE T08、LAVIE T0722,440円
LAVIE Tab E(10型ワイド、8型ワイド、7型ワイド)22,440円

ただし型番が「PC-HZ300」、「PC-HZ330」、「PC-GN11S」から始まる製品はバッテリーが2個必要なので、個数に応じて料金が変わります。

  • 1個交換:29,480円
  • 2個交換:46,860円

NECサポートホームページ

Versa Proシリーズ(型番が「PC-VK」または「PC-VJ」から始まる製品)

Versa Proシリーズの場合は以下にEメールまたはFAXにて申し込みが必要です。

サービス問い合わせセンター

料金は一律で【29,480円】です。

ただしLAVIE同様に型番が「PC-VJ23TM」、「PC-VJ24MM」、「PC-VK23TM」、「PC-VK24MM」から始まる製品はバッテリーを2個内蔵するタイプなので、個数に応じて料金が変わります。

  • 1個交換:29,480円
  • 2個交換:46,860円

NECサポートホームページ

自分でバッテリー交換する方法

バッテリーが外せるタイプのノートPCは自分でバッテリーを交換することも可能です。

手持ちの機種のバッテリー型番がわかったら以下の手順で交換します。

  1. PCの電源を切る
  2. アダプターや周辺機器は全て外す
  3. 本体裏面の蓋を外す(蓋がない機種の場合はバッテリーのロックを外す)
  4. 新しいバッテリーを取り付ける
  5. 電源を入れて動作するか確認する

バッテリー交換時の注意点

自分でバッテリーを交換するときは以下の点に注意しましょう。

  • SSDや基板などを破損させない
  • 保証がなくなる可能性を理解する

バッテリーが簡単に外れるタイプの場合は本体や基板などを破損する可能性は低くなりますが、裏側の蓋を全て外すタイプの場合はSSDやマザーボードなどがむき出しになることもあります。

バッテリーを交換する際に他の部品を傷つけてしまうと正常に動作しなくなる可能性もあるので、交換の際は慎重を期すようにしましょう。

また機種によってはユーザーによるバッテリーの交換を想定していないものもあります。

保証期間内に分解してバッテリーを交換してしまうと保証の対象外となることもあるので、バッテリー交換に不安がある場合は無理に自分で交換せず、NECに依頼することをおすすめします。

バッテリーの寿命を延ばす方法

ノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法は以下のものがあります。

  • 80%ぐらいで充電を止める
  • 過放電を避ける
  • 極端に高温、または低温の場所で使わない

80%ぐらいで充電を止める

可能な限りバッテリーを100%まで充電しないようにしましょう。

特に100%まで充電した後にアダプターを繋ぎっぱなしにしていることはバッテリーを傷めます。

PCによっては過充電を避けたり、バッテリーを保護するように充電するプログラムを備えたものがありますが、80%程度までの充電がもっとも負担が少ないとされています。

過放電を避ける

完全にバッテリーを使い切るような過放電はバッテリーの容量を減らすことがあります。

特に長期間使っていない状態で徐々に放電していくと充電不可能な状態に陥ってしまうこともあるので、保管する場合は30~50%程度充電しておくようにしましょう。

極端に高温または低温の場所で使わない

真夏の車内や寒冷地など極端に温度が高いまたは低い場所でPCを操作することは避けましょう。

バッテリーは高温や低温に弱く、そのような状況下で利用すると劣化が早まります。

人間が快適と思えるような場所で使うようにしましょう。

まとめ:NECのノートPCは自分でバッテリー交換可能なモデルもある

以上、NECのノートPCのバッテリー交換について解説してきました。

NECのノートPCはNECに依頼してバッテリーを交換してもらうほかに、バッテリーが外せるタイプのものは自分で交換することも可能です。

ただしバッテリー交換時に本体の分解が必要になるモデルは保証の対象外となってしまうこともあるので、不安が残る場合は素直にNECに依頼することをおすすめします。

またバッテリーの寿命を延ばすには満充電や過放電を避け、常温に近い状態でPCを使うようにしましょう。

関連記事

Lenovoのキーボードが反応しない?一部だけ反応しない原因と解決策も

Lenovoのキーボードが反応しない場合、様々な原因がありますが、パソコンの再起動や掃除、端子の抜き差しなど簡単な方...

【2024年版】HPのパソコンから音が出ない!原因と解決方法を解説

PCから突然音が出なくなると様々な場面で支障を来してしまいます。 HPのパソコンから音が出なくなる原因は簡単な物から...

【2024年版】HPのパソコンが充電できないときの対処法と確認ポイントを解説

ノートPCは持ち歩けることがメリットの一つですが、充電できなくなるとそのメリットも活かすことができません。 パソコン...

LenovoのThinkPadが熱い原因とファンが回り続ける時の対処法

LenovoのThinkPadが熱く、ファンが回りっぱなしになったら、故障を避けるためにも使用を中止するのがおすすめ...

Let’s noteが熱い時の対処法!パームレストが熱い場合や発熱の原因も解説

Let's noteが熱い時には故障や発火のリスクがあるため、すぐに対処する必要があります。この記事では、Let's...

廃棄したい
パソコンは?


廃棄したいパソコンは?