GalaxyはSamsungから発売されていて、エントリーモデルからハイスペックまで幅広い機種があります。
利用者からも評価の高いGalaxyですが、年数が経つにつれて端末がスムーズに動かないことがあります。
もしもGalaxyの動作がスムーズにいかない場合は、寿命がきている可能性があります。そこでこの記事では、Galaxyの寿命や寿命を縮める使い方などを詳しく解説します。
現在Galaxyを使っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事でわかること】
目次
Galaxyの寿命は約2年〜3年ほどです。Galaxyに限らず、スマホの寿命は約2年〜3年のケースが多くなっています。
約2年〜3年で寿命を迎える理由としては、バッテリーの劣化、スペック不足、OSのサポート切れなどが挙げられます。
バッテリーの劣化に関しては使い方次第で長持ちさせることは可能ですが、OSのサポート切れに関してはユーザー側がどうにかできるものではありません。
OSのサポートが切れた端末は利用できるアプリが制限されたり、セキュリティが弱くなったりと、さまざまな危険性があります。
上記の理由から、Galaxyを含めたスマホの寿命は約2年〜3年となります。
Galaxyの寿命が近づくと、端末に以下の症状が現れます。
ここでは、それぞれの端末の症状について詳しく解説していきます。現在Galaxyをお使いの方は、これから紹介する内容が当てはまっていないか確認してみてください。
もしも当てはまる箇所が多い場合は、買い替えが必要な可能性があります。
Galaxyの電池であるリチウムイオンは経年劣化に強いものの、それでも充電をしているうちに劣化していきます。
リチウムイオンの寿命は約500回といわれており、使用していくうちに少しずつ劣化し、最初のときよりも減りが早くなっていきます。
そのため、充電したにもかかわらず減りが早い場合は、バッテリーの寿命が近づいている可能性が高いです。
ただし、購入したての端末でバッテリーの劣化が早い場合は、起動アプリや設定が原因になっている可能性が高いです。購入して1年以内なのであれば、使用環境や設定を見直しましょう。
動作が重くなったりフリーズしたりする場合は、端末に負荷がかかっている、もしくはスマホ本体の処理能力が落ちている可能性があります。
スマホの動作が重くなる原因はさまざまですが、主に以下の理由が考えられます。
アプリをアンインストールしたり、写真を削除したりすることで改善されない場合は、スマホの寿命が来ているサインです。
Galaxyを含めたスマホでは定期的にOSのアップデートが行われ、これはスマホを安全に使うために欠かせないものです。
Androidのサポート期間は2年〜3年が目安となっており、それ以上経過した端末はOSのサポートが終了し、アップデートができません。
アップデートができなくなると利用できるアプリが制限され、プログラムに不具合が生じたりウイルスに感染したりする可能性が高くなります。
セキュリティアプリをインストールしたり、GooglePlayストア以外のアプリを使用を控えたりすれば使えるものの、OSのサポートが終了したら買い替えをおすすめします。
スマホが劣化すると処理能力が下がり、突然電源が落ちることがあります。
インストールしているアプリを減らしたり、写真を消したりすることで改善されるケースもありますが、端末を3年以上使用している場合は買い替えをおすすめします。
スマホはOSのサポートがされていれば使えますが、使い方によっては2年〜3年以内に壊れてしまうことがあります。
スマホの寿命を縮める使い方としては、以下の4つが挙げられます。
これから紹介する内容を押さえて、スマホの寿命を伸ばしましょう。
スマートフォンは外部からの衝撃に弱く、落とすのは故障の原因となります。たとえ新品のスマートフォンであったとしても、落下が原因で壊れることはよくあります。
最近販売されているスマートフォンは頑丈になっていますが、それでも落とさないに越したことはありません。
よく落としてしまう方はカバーをつけたり、ガラスのフィルムを貼ったりして、落下しても衝撃に備えられるよう対策をするのがおすすめです。
スマートフォンを充電しながら使うと、発生した熱がバッテリーを劣化させる原因となります。
特にゲームをしながら充電は発熱がすごいため、充電が溜まってから遊びましょう。
なお、近年のスマホは過充電を防止する機能があるため、過充電について心配する必要はありません。
ただし、バッテリーへの負担を抑えたいのであれば20%まで減ったら充電をして、80%になったら充電を止める方法がおすすめです。
バッテリー残量が0の状態を過放電といい、そのまま放置しているとバッテリーが傷んでしまいます。
さらにバッテリー残量が0から100まで充電するのはバッテリーへの負担も大きく、寿命を縮める原因となります。
したがって、バッテリー残量が0になる前の20%から80%を維持するのがおすすめです。
20%から80%であれば、バッテリーへの負担を抑えられます。
Galaxyの充電器はさまざまなところから販売されていますが、なかには電気供給が適切にできない粗悪なものもあります。
粗悪な充電器はバッテリーに負担をかける原因となるため、純正のものを使うのがおすすめです。
純正以外の充電器であれば、品質チェックのされている「PSE」マークのあるものを選びましょう。
Galaxyを買い替えるおすすめの時期は、3年以上経過したときです。
3年以上経過したスマホはバッテリーの寿命が短くなっているケースが多いうえ、OSのサポートが受けられないこともあります。
さらにスマートフォンは3年も経過すると、最新端末との性能差も開いてきます。
したがって、3年以上経過したのであれば、新しいスマートフォンの買い替えを検討しましょう。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。