Windows11のPCに不具合が生じたとき、何をやってもうまくいかないということがありませんか?
そんなときは初期化することで改善できることがあります。
この記事では
について解説します。
目次
Windows11を初期化するメリットは以下の通りです。
PCを初期化すると処理速度が上がります。
PCは使用に伴い様々なデータが溜まっていきますが、それらはスムーズな動作を妨げることもあります。
初期化することで溜まった不要なデータを消去することで動作が軽くなります。
PCの初期化はウイルス感染した場合にも有効です。
ウイルスソフトで特定できなかった場合にはウイルス除去の最後の手段となります。
PCを処分したり誰かに譲る場合は初期化することで個人情報を削除することが出来ます。
初期化をデメリットは以下の通りです。
当然ですが、初期化をするとデータは全て失われます。
バックアップを忘れてしまった場合は元に戻すことができないので注意しましょう。
通常初期化は30分程度で終わりますが、PCのスペックによっては数時間かかることもあります。
初期化後の設定等も含めて、時間に余裕があるときに初期化するようにしましょう。
Windows11のPCを初期化には以下の2種類があります。
それぞれの方法を解説していきます。
個人用ファイルを保持して初期化する場合は以下の手順で行います。
全て削除する場合は以下の手順で行います。
Windows11のPCを初期化するときの注意点は以下のものがあります。
PCの初期化はPCのスペックにもよりますが、かなり時間がかかることもあります。
急ぎPCを使う予定がある場合は初期化は避け、時間に余裕があるときにしましょう。
思わぬトラブルなどが発生することも加味して半日ぐらいは見ておいた方が無難です。
Windows11の初期化には2種類あり、
があります。
個人用のデータや設定を残したい場合は【個人用ファイルを保持する】を選びましょう。
初期化すれば当然データは消えてしまうので、大切な写真やファイルなどはUSBや外付けのストレージに保存しておきましょう。
このときにウイルスチェックを怠らないように注意が必要です。
ウイルスに感染したデータを初期化後のPCに戻せばそのままウイルスも侵入してしまいます。
Windows11のPCを初期化できないときは以下の対策が有効です。
PCに接続されているプリンターなどの周辺機器は全て外しておきましょう。
接続しているままで初期化を始めると、デバイスドライバー関連で不具合が発生することがあります。
不具合が原因で初期化ができないこともありますので、初期化に必要なキーボードやマウスなどの周辺機器以外はすべて外して初期化を始めましょう。
初期化は手順を誤ると大切なデータが消えてしまう可能性があります。
自分で初期化する自信がなかったり、PCの操作に苦手意識がある場合は無理に作業をせず、業者に依頼しましょう。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。