Xperia操作中にフリーズしてしまい、焦った経験はありませんか?
Xperiaがフリーズすることによって使いたい機能が使えず不便を感じ、ストレスかと思います。
この記事では
について解説していきます。
目次
フリーズをしているといっても、そのアプリだけがフリーズしているものと、アプリやその他の原因で端末自体がフリーズしている場合があります。
また、充電切れを起こしていて作動できない可能性もあります。
充電切れの場合は速やかに充電をし、電源をONにしてみましょう。
アプリだけがフリーズしている場合はホームボタンを押すとホーム画面に戻ることができて、操作が可能になります。
この場合はそのアプリに問題があるといってもよいでしょう。
何も操作ができないときはアプリだけでなく他の原因の可能性もあるといえるため、原因を詳しく探る必要があります。
Xperiaがフリーズする原因としては下記の状態が考えられます。
充電しながらXperiaを操作したり、一度に多くのアプリを起動するなどをするとXperiaのCPUへの負荷が大きくなります。
負荷が大きくなるとフリーズの原因になる可能性があります。
充電しながらXperiaを使用し続けたり、暑い時期に屋外で長時間使用したり直射日光に当て続けたりなどするとXperiaが発熱し、正常に動作しない場合があります。
本体が故障している場合もXperiaはフリーズします。
また、Xperiaを水の中に落としたり水で濡らした場合も、Xperia内部に水が溜まり正常に作動できなくなるためフリーズに繋がります。
また、水がXperiaの基盤にまで達すると、回路がショートしデータが失われるケースもあります。
Xperiaを水没させた場合は水分をしっかりふき取り、すぐに起動させず乾くまで最低1日は自然乾燥させるようにしましょう。
Xperia本体の問題といっても内部の話ではなく、画面や指紋認証センサーが汚れている場合もあります。
汚れによって操作に対する反応ができないため、動作が固まっているように見える可能性もあります。
定期的に本体表面を掃除するなど清潔な状態にしておくよう心がけましょう。
OSのバージョンが古いままで使用すると、アプリとOSのバージョンが合わずフリーズしやすくなります。
古いOSを使い続けることによって、一時的にフリーズが改善されても再びフリーズしてしまうこともあります。
データ容量が大きいゲームなどのアプリをダウンロードしたり、動画や画像を大量に保存するのもフリーズに繋がります。
Xperia内のメモリ容量に空きが無くなると、メモリ不足でデータ処理がうまくできないためです。
Xperiaがウイルスに感染した場合もフリーズに繋がる可能性が高まります。
そもそもXperiaがウイルス感染するとフリーズ以外の不具合や情報漏洩にもつながる危険性があるため、早急に対応することが必要でしょう。
特定のアプリを起動したときにフリーズが起こるときは、本体の問題ではなくアプリに原因がある可能性があります。
アプリのバージョンが古いときはアップデートすることで改善することができます。
ただし、アプリが最新の場合に問題が生じる場合はアプリ自体に問題があると考えられます。
Xperiaがフリーズしたときの対処法としては下記の方法があげられます。
Xperiaがバッテリー不足以外でフリーズした場合、まず再起動を行うことをおすすめします。
電源ボタンを長押しして再起動を選択する通常の再起動ができない場合、強制再起動を試してみましょう。
Xperia本体が発熱してフリーズしているときは、冷やしましょう。
本体を冷やす場合はケースやアクセサリーを外し、涼しいところに置いたりウチワなどを使って冷却するのがおすすめです。
ちなみに冷蔵庫に入れたり保冷材を使って冷やすことは避けましょう。
本体に急激な温度変化が起こると、内部に結露が発生してしまい故障の原因に繋がります。
画面や指紋認証センサーが反応しにくいときは、柔らかい布で画面や指紋認証センサーを拭いてきれいにしましょう。
汚れを落としても反応が悪いときは、あらためて指紋認証を再登録して試してみましょう。
指紋認証の再登録方法は下記のとおりです。
OSのバージョンが古い場合は最新バージョンにアップデートしましょう。
アップデートは手動で行う方法と自動通知から行う方法があります。
Xperia端末にOSのアップデートが行われるタイミングで通知が届きます。
通知をオフにしている場合は下記の手順でアップデートができます。
Xperia本体のメモリ容量に空きがなく、フリーズに繋がる場合はデータの整理が効果的です。
使わなくなったアプリや不要な動画や画像などを削除します。
削除したくないデータはオンラインストレージやmicroSDカードなどの外部ストレージに移動させるとよいでしょう。
ウイルスの感染が原因でフリーズしている可能性もあるので、セキュリティソフトをインストールすることもおすすめです。
定期的なスキャンをすることによってウイルス感染のリスクを防ぐことも可能です。
ウイルスに感染した時はXperiaを初期化することで対応できます。
ただし、初期化によってすべてのデータが消えてしまうため、バックアップを必ず取るようにしましょう。
バックアップが取れないときや、対処に不安を覚えるときは専門業者に相談することをおすすめします。
専門業者としては、SONYのお客様センターや契約している各キャリア、Xperiaを取り扱っている専門業者などがあります。
セーフモードとは、純正以外のアプリをすべて無効にして再起動する方法です。
一時的な初期化状態を作ることで、フリーズの原因が自分でインストールしたアプリによるものか確認することができます。
セーフモードにして問題なく操作ができるときは、アプリが原因と判断できます。
セーフモードを起動させる方法は下記のとおりです。
特定のアプリを使用した時にフリーズするときや、セーフモードでアプリに問題があると判明した場合は該当のアプリをアンインストールすることで改善される場合があります。
今回はXperiaのフリーズの原因と対処法を紹介しました。
フリーズが起こるのにもいくつかの原因があり対処法もさまざまですが、試してみて改善されないときは修理を依頼する、新しいスマホに買い替えるのも選択肢の一つです。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。