iPadがフリーズを繰り返してしまうと使い物になりませんね。
iPadがフリーズする原因はさまざまなものがありますが、ストレージ不足やアプリの立ち上げすぎなどが原因となることもあります。
この記事では
について解説していきます。
目次
iPadが動かないパターンは大きく2つあります。
それぞれ概要を解説します。
iPadの操作中、画面がフリーズして動かなくなることがあります。
原因は6つです。ひとつの原因でフリーズすることもあれば、複数の原因がからみあってフリーズすることもあります。
まずは充電してみましょう。それでも起動しない場合、様々な原因が考えられます。以下の記事を参照してください。
「iPadの電源が入らない時はどうしたらいい?原因と対処法を詳しく解説!」
iPadがフリーズしてしまう原因は以下の6つです。
iPadのストレージには様々なものが保存されています。
iPadを使用するうちに各種データが増加するため、ストレージの空き容量が少なくなります。
アプリがデータを書き込もうとしたときに、空き容量が不足しているとフリーズの原因となります。
また、データが多いとiPadOSやアプリの動作も遅くなりフリーズしやすくなります。
あまりに多くのアプリを起動すると、処理が追いつかずフリーズします。
iPadやiPhoneは基本的に使っていないアプリを終了させる必要はありませんが、アプリによっては画面をクローズしても終了せず、バックグラウンドで動いたままになっているものもあります。
特定のアプリが頻繁にフリーズすることがあります。主な原因は3つです。
まずは当該アプリの発行元サイトで、動作推奨バージョンと不具合報告を確認してください。
処理が重いアプリを動作させる際は、バックグラウンドアプリを終了させることも有効な手段です。アプリの設定で画質を落としたり通信量を低くしたりすることも検討しましょう。
iPadOSをはじめとするソフトウェアには、不具合・欠陥がつきものです。実際、Apple公式サイトでは、以下のようなiPadOSアップデートが度々アナウンスされています。
トラブルを避けるためにも、日ごろからiPadOSのアップデートを心がけてください。アップデートは自動・手動から好きな方を選べます。方法は後述します。
ボタンなどが故障していると、操作不能になり一見フリーズしたように見えます。落下などで明らかな破損がある場合はわかりやすいのですが、自然故障の場合は原因が特定しにくいことがあります。
本体に物理的な衝撃を与えたりすれば故障の原因となることは想像に難くないでしょう。
また長年使っている場合は本体の寿命や劣化も考えられます。
iPadのバッテリーは残量が少なくなると電圧が低下し、正常動作に必要な電圧を下回ると動作やタッチしたときの反応が鈍くなり、やがてフリーズします。
またiPadにはバッテリーの過放電を防ぐために一定以下の電圧になると強制的にシャットダウンする機能があります。
その場合はまず充電して正常に動作するか確認しましょう。
iPadがフリーズした場合の対処法は以下の5つです。
アプリを強制終了することで、iPadの処理能力に余裕を持たせることができますが、あくまでも反応しないアプリのみを終了させるようにしましょう。
AppleはiPadやiPhoneでのアプリの強制終了は基本的に推奨していません。
強制終了の手順は以下の通りです。
Appスイッチャーの表示方法は、iPadのモデルにより異なります。
Apple公式サイト:iPhone や iPod touch で App を終了する方法
フリーズして一切の操作ができなくなった場合はiPad本体を強制再起動してください。
強制再起動の方法は、iPadのモデルにより異なります。
ただし強制再起動を行うと以下のようにデータを消失・破損させる可能性があります。やむを得ない場合のみ実施してください。
特に、iPadOSアップデート中の強制再起動は非常に危険です。後述の予防策をしっかり行い、できるだけフリーズしないよう心がけてください。
iPadOSを最新版にアップデートすると、バグ修正や機能強化が反映されます。
バッテリーを充分に充電してから以下の手順を実施してください。
自動・手動の2つから好きなやり方を選択できます。
アップデートしたにもかかわらずフリーズする場合、公式サイトのアナウンスを確認してください。OSのバージョン毎のアップデート内容を確認できます。
フリーズを何度も繰り返すような場合、iPadをiTunesに接続して復元してください。
ただしこの手順で復元すると、すべての情報と設定が消去されます。
フリーズしたまま操作できない場合、iPadを充電してください。
正常動作に必要な電圧が回復すれば、タッチ操作できるようになります。純正の充電アダプターであれば数時間で充電が完了します。
上記手法全てを試しても強制終了や再起動ができない場合は専門的な修復ツールを使って復元することができます。
ここではReiBootを用いた復元方法を解説します。
フリーズを回避する方法は以下の4つがあります。
不要なデータやアプリはこまめに削除してください。iCloudにデータを移動することも有効な手段です。以下のカテゴリから不要なファイルを選択・削除し、ストレージの容量を確保してください。
また、以下の手順で「ストレージを効率利用するおすすめの方法」が確認できます。
反応しないアプリがある場合は終了させましょう。
ただしアプリを毎回終了させる必要はありません。iPadやiPhoneは使っていないアプリを終了させる必要はないと公式でアナウンスしています。
あくまでも調子の悪いアプリのみ終了させるようにしましょう。
Apple公式サイト:iPhone や iPod touch で App を終了する方法
フリーズの原因となるアプリが明らかな場合は当該アプリを削除しましょう。大抵の場合、Apple Storeで類似アプリが入手可能です。
充電しながら使用すると、iPad本体が高温になります。iPadは0°C〜35°Cで最も安定して動作するよう作られています。この範囲から外れると動作が不安定になり、フリーズの原因となります。
また、充電しながらの使用はバッテリー寿命の観点からもおすすめできません。満充電で充電すると充電と放電を頻繁に繰り返すこととなり、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。
以上の対処を行ってもiPadがフリーズしたままの場合、修理・処分のいずれかを検討してください。
修理サービスを受ける方法は以下の通りです。
以下2種類のお店で修理を受け付けています。
それぞれ、ネット検索すれば店舗の所在地を確認できます。近くにお店がない場合、Apple公式サイトから配送修理・電話・チャット相談が利用できます。
iPadをはじめ、Apple製品の修理をしてくれる民間の修理店は全国に数多くあります。正規店にはない独自のサービスを提供している業者もありますので、興味のある方は相談してください。
以上、iPadがフリーズする原因と対処法について解説してきました。
フリーズする原因は一つではないので、今回紹介した対処法を試しながら原因を特定し、フリーズしないように予防しましょう。
どうしても調子がよくならない場合は処分または買い換える必要があります。
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日本全国どこからでも送料・費用すべて無料でiPadやパソコンの処分を受け付けています。
データ消去も無料で行っているので、iPadを処分するときは検討してみてください。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。