Nintendo Switchが充電できなくなっても原因によっては自分で直せる場合もあります。
原因はACアダプターの不具合や基盤の故障などもありますが、単純に接続できていないということもあります。
この記事では
について解説していきます。
目次
Nintendo Switchが充電できない原因は主に以下が挙げられます。
本体がフリーズしていると充電はおろか、操作も受け付けない状態になるのですぐにわかります。
本体がフリーズしてしまっている場合はSwitchを再起動することで解消できることが多いので、まずは電源を切って再起動しましょう。
再起動した状態で充電ケーブルと接続、またはドックに差し込んで問題なく充電されているか確認してみてください。
意外と見落としがちなのが、ACアダプターの不完全な挿入です。
常にコンセントに挿しっぱなしの場合は特に気付きにくいので、まずはしっかりとコンセントに挿入されているか確認しましょう。
一見挿さっているように見えても、途中までしか挿さっていないということもあります。
ACアダプターで純正以外のものを使っている場合は純正品で充電できるか試してみましょう。
Nintendo Switchの充電ポートはUSBタイプCのため、他のACアダプターを使っても場合によっては充電できてしまいますが、故障に繋がることもあります。
他社製品は避け、純正品での充電を心がけましょう。
タコ足配線とは一つのコンセントから延長コードなどを複数使用し、分配して多くのコンセントに繋ぐことです。
消費電力にもよりますが、延長コードにはワット数の上限があるため、多くの電気製品を繋ぐと電力が不足してしまいます。
延長コードにACアダプターを挿している場合はコンセントから直接に挿して充電してみましょう。
充電ドックとACアダプターがしっかりと接続されていない場合も充電が上手くいきません。
ドックにはACアダプターの端子を入れて3つの端子があります。
ACアダプターは【AC ADAPTER】と記載されている端子に接続しないと充電できません。
充電が上手くいかない場合は他の端子に接続されていないか確認しましょう。
またNintendo Switch本体をドックにセットする際にもしっかりとセットされているか確認が必要です。
Nintendo Switchに限らずリチウムイオンバッテリーは充電を繰り返していくと劣化して容量が減少します。
購入してから時間が経っていて、充電しても稼働時間が短い場合はバッテリーの劣化の可能性が高くなります。
また充電しながらのプレイもバッテリーの劣化を早めますので、なるべく避けた方がよいでしょう。
ケーブルの差し込み口に負荷がかかると接点が折れてしまったり、変形してしまうこともあります。
特に充電しながらプレイしているときは思わぬ方向に引っ張られ破損に繋がるリスクがあります。
充電用の端子は本体の基盤に接続されていますが、薄く作られているので頑丈ではありません。
アダプターを差し込む際は過度な力が加わらないように注意しましょう。
Nintendo Switchが充電できないときの対処法は以下の通りです。
取扱説明書以外の充電方法の場合はまず正しい充電方法を試してみましょう。
Nintendo Switchを再起動すると正しく充電できることがあります。
電源ボタンを3秒以上長押しし、表示された電源メニューから【再起動】を選択すると再起動できます。
純正以外のACアダプターを使用している場合はいったん純正のACアダプターを使って充電してみましょう。
他社製の汎用ACアダプターは種類によってアンペア数が違います。
Nintendo Switchを充電するのに十分な能力がない場合もあるので、まずは純正品を試してみましょう。
Nintendo SwitchをACアダプターを接続したドックに正しくセットしましょう。
ケースなどを付けている場合は外さないとうまくドックにはまらないので、外しておいてください。
ちなみにドックに接続して充電できるのは型番が【HEGー001】と【HACー001】の2種類で、Nintendo Switch Liteは充電できません。
Nintendo Switchには純正の充電スタンドが用意されています。
充電スタンドのメリットは【角度の調整ができる】ことと、【ケーブルにかかる負担を軽減できる】ことです。
ACアダプターを直接挿して使う場合は角度を付けることが難しくなりますが、充電スタンドは見やすい角度に調整できます。
またケーブルは本体に直接挿入しないので、端子の負担を軽減することもできます。
Nintendo Switchを充電するときはACアダプターを直接コンセントに挿しましょう。
延長ケーブルやマルチタップにACアダプターを挿すと電力が不足することがあります。
電池の持ちが悪い、Nintendo Switchを購入してから時間が経っている場合はバッテリーを交換してみましょう。
リチウムイオンバッテリーは充放電を繰り返すと必ず劣化します。
充電をしてもすぐにバッテリー切れになる場合は劣化の可能性が高いので、交換を検討してみましょう。
ここまでに紹介した方法を試しても充電ができない場合は故障している可能性が高くなります。
Nintendo Switchを修理する方法は
などの方法があります。
Nintendo Switchが故障したときは任天堂のサポートセンターに送ることで修理を受けられます。
Nintendo Switchは1年間の保証期間があるので、購入してから1年以内に故障した場合は任天堂サポートセンターに依頼することをおすすめします。
自分で修理を試みたり、街の修理業者に依頼すると保証期間内でも無償修理の対象外となりますので、注意してください。
任天堂サポートセンターに修理を依頼した場合はおおよそ10~14日ほどかかります。
参考:修理サービス規程/保証規程|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo
参考:【修理】修理にかかる期間を知りたい。
Nintendo Switchの保証期間が切れている、または修理に時間を掛けたくないという人は街の修理業者に依頼してみましょう。
修理を受け付けている店舗であれば持ち込みでの修理も可能で、最短で即日で完了します。
ただし、任天堂サポートセンター以外で修理を受けると無償修理の対象外となりますのでその点には留意しましょう。
以上、Nintendo Switchが充電できない原因と対処法を解説してきました。
充電できない場合は正しく接続されているかチェックして、純正品のACアダプターや充電ドックを使ってみましょう。
また充電はできるのにすぐバッテリー切れになる場合はバッテリーの劣化も考えられます。
正しく接続しても充電できない、電池持ちが悪いという場合は修理に出すことをおすすめします。
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監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。