3DSが充電できないと、遊びたい時に電源が入らず困ってしまいますよね。
特に、久しぶりに3DSを使おうとすると、充電に関するトラブルが起こる場合があります。
この記事では、3DSが充電しようとしても電源ランプが消えてしまう原因や、その対処法について解説しています。3DSを持っている方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
目次
3DSが充電できない場合、いずれかの部品に不具合が生じている可能性があります。
充電のトラブルを解決するためには、どこに原因があるのかしっかり見極めることが大切です。
ここでは、代表的な原因を8つ紹介します。
3DSの充電ケーブルは任天堂の正規品だけでなく、家電量販店や100均一などでも販売されています。
しかし、商品によっては正常に充電が完了しない場合があります。
正規品以外の充電ケーブルで充電できない場合は、任天堂が販売している「Newニンテンドー3DS ACアダプター」を使用してみてください。
正規品の充電ケーブルを使用しているのに3DSが充電できない場合、充電ケーブルが断線している可能性があります。
充電ケーブルの抜き差しの際に強く引っ張ったり、過度に力を加えたりするとケーブルが傷ついてしまうため、取り扱いには注意が必要です。
また、充電ケーブルを正しく管理していても、経年劣化によって断線してしまうこともあります。
別の充電ケーブルが手元にあれば、それを使って3DSを充電できるか試してみるとよいでしょう。
3DSの充電ができない時は、充電台の故障も原因として考えられます。
充電台とは、台の上にセットするだけで3DSが充電できるアクセサリです。
充電ケーブルでは正常に充電できるのに、充電台に3DSをセットにしても充電ランプが点灯しない場合、充電台で何かしらの不具合が発生している可能性が高いでしょう。
もし別の充電台が手元にあれば、それを使って3DSを充電できるか試してみてください。
充電しても充電ランプがすぐに消えてしまう場合、3DSのバッテリーパックが正しく接続されていない可能性があります。
バッテリーパックが接続不良を起こしていると、充電ができないだけでなく、3DS本体の電源が入らない・プレイ中に突然電源が切れるといったトラブルにつながってしまいます。
バッテリーパックは3DSの下画面内部に設置されているため、状況を確認してみるとよいでしょう。
3DSの充電がなかなか完了しなかったり、充電の減りが異常に早かったりする場合は、バッテリーパックの劣化が考えられます。
バッテリーパックは充電・放電を繰り返すうちに劣化していき、3年以上経つと寿命を迎えることもある消耗品です。古くなったバッテリーパックをそのまま放置しておくと、バッテリーパックが熱を持ったり、膨れ上がったりすることがあります。
とても危険な状態のため、明らかに異変がある時はすぐにバッテリーパックの処分・交換を行いましょう。
3DSを長年使用していると、本体の充電口が破損したり、ホコリやゴミなどの汚れが溜まったりすることがあります。
このような状態になると、充電ケーブルを差し込んでもうまく通電せず、充電を正常に行うことができません。
ただし、つまようじなどで無理矢理汚れを取り出さないようにしてください。つまようじが折れてしまった時に取り出せなくなってしまい、かえって逆効果になります。
極端に暑い場所や寒い場所で3DSを充電していると、正しく充電できないことがあります。
3DSが正常に動作する環境は、5度〜35度です。
適温範囲外の環境では、充電に影響が出るだけでなく3DS本体が故障するリスクがあります。
3DSは適切な環境で使用するようにしてください。
充電ケーブルや充電口に問題がない場合、本体の内部パーツが故障している可能性があります。
内部パーツに不具合があると3DSの充電ができないだけでなく、電源が入らなくなってしまいます。この場合、自分で修理するのは容易ではありません。
継続して使用したい場合は、専門業者に修理を依頼するようにしてください。
ここでは、3DSが充電できない時の対処法を7つ解説します。
難しい作業はほとんど必要なく、自分ですぐにできるものばかりなため、3DSの充電トラブルでお悩みの方はぜひ実践してみてください。
充電ケーブルが断線していたり、古くなったりしている場合は、充電ケーブルを新品と交換するとよいでしょう。
家電量販店や100均でも販売されていますが、やはりおすすめは正規品です。3DS正規品の充電ケーブルは、任天堂の公式通販サイトで購入することができます。
新品の充電ケーブルを使用しても充電が完了しない場合、充電ができない原因は別のところにあると考えられるでしょう。
充電ケーブルに問題がない場合、充電台を新品と交換することで充電のトラブルが解消する可能性があります。
3DS正規品の充電台も、充電ケーブルと同じく任天堂の公式通販サイトで購入可能です。
新品の充電台を使用しても3DSを充電できない場合、アクセサリ以外のところに原因があることが判明します。
3DSを適正温度以外の環境で使用している場合は、周囲温度が5度〜35度の場所で充電できるか試してください。
充電が完了するまで時間がかかるため、しばらく放置しておくとよいでしょう。
3DSをプレイする時も、適切な環境で使用するよう心がけることが大切です。
3DSの充電ができない時は、バッテリーパックを一度外してみることで症状が改善される場合があります。
下画面の裏側にある2つのネジをドライバーを使って取り外し、内部パーツに触れないように気をつけながらバッテリーパックを外しましょう。
もしバッテリーパックの端子に汚れがついている場合は、以下の方法で取り除いてください。
【バッテリーパックの端子をクリーニングする方法】
参考:ニンテンドー3DSのバッテリーパックをクリーニングする.
3DSを充電できない原因がバッテリーパックにあると考えられる場合、新品のバッテリーパックと交換すると不具合が解消されます。
特にバッテリーパックが膨張していたり熱を持っていたりする時は、できるだけ早く取り替えるようにしてください。
3DSのバッテリーパックも、任天堂の公式通販サイトで購入できます。
充電口が汚れていると、3DSの正常な充電の妨げになってしまいます。
充電口にホコリやゴミが溜まっている場合は、エアダスターを使って取り除きましょう。
充電口の横にある端子は、乾いためんぼうを使うと汚れが取りやすくなります。もし錆びてしまっている場合は、鉄やすりなどを使って研磨するのもおすすめです。
参考:どうしよう!? ニンテンドー3DSがよごれちゃった! | 任天堂
3DSの中でも、充電口は特に壊れやすいパーツの1つです。
充電口が破損している場合は、充電口の部品を交換することで対応できます。
ただし、充電口の部品を取り替える場合は、精密ドライバーやはんだごてといった専門的な工具が必要です。
自分での作業に自信がない方は、修理業者に依頼することをおすすめします。
ここまで紹介した対処法を実践しても3DSが充電できない場合、本体の内部パーツが故障している可能性があります。
自力で直すのは非常に困難ですが、任天堂による3DSの修理は2021年に終了しています。
3DSを修理したい場合は、ゲーム機専門業者に依頼しましょう。
3DSが充電できない時は、充電用アクセサリか3DS側のどちらかに原因があることがほとんどです。
3DS側の不具合では、バッテリーパックの劣化や充電口の破損・汚れが考えられます。
それぞれの部品を確認し、状況に応じて適切な対処を行いましょう。
また、この記事で紹介した対処法を試しても改善されない場合、3DS本体が故障している可能性があります。
故障した3DSを処分する際はパソコン廃棄.comの利用がおすすめです。
今回の記事もぜひ参考にしてください。
監修者/前田 知伸
富士通を経て、リブート㈱代表取締役。パソコンリサイクル業15年目。国内外のIT資格を保有。NHKなど出演実績有り。